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夕闇140字小説まとめ①

【No.007 夕陽】
夕陽で滲む街を歩いていると、一年前の事を否が応でも思い出してしまう。あの日、彼は交通事故にあって死んでしまった。陽の光で視界を奪われた運転手の車が、歩いている彼の姿を捉えられず衝突した。光が人を救う事があるのと等しく、光が人を殺してしまう事だって、充分にあるのだ

【No.013 夜行観覧車】
夜に浮かぶ観覧車が綺麗で、私は思わず足を止めた。網目状に広がる鉄格子がまるで蜘蛛の巣のように思え、私はこの美しい光景に絡め取られた蝶にも似ていた。そういえば彼の好きだった曲に、観覧車をイメージしたものがある。今にして思えば、あれは失恋の曲だったのかもしれない

【No.028 誘蛾灯にさよならを】
誘蛾灯を仰いで眺める。チカチカと明滅を繰り返す感覚に合わせて、羽虫達がブブブと音を立てて飛び回る。やがて、光が消えるのと同時に、一匹の我が足下に落ちた。私はそれを掬って、口の中身に含む。ゆっくりと噛むと、わずかな粘り気と苦みが広がった。また違う誘蛾灯を探さないと

【No.035 れきしてき愛】
今日で彼氏とお別れになる。遠い場所へいこうと決意した彼氏を見送りに、駅のホームまで付き添う。 警報が鳴る。遮断機が沈む。赤色灯が夜を淡く浮かび上がらせた。電車と共にお別れが近付く。「じゃあね」「うん」「さよなら」。不安そうな彼氏の背中を、私の左手でそっと押した

【No.048 夜明けの逃避】
夜明けの商店街を歩く。ふと、友人の「理想ばかりでは生きていけないわよ」という言葉を思い出し、心の中で「現実だらけだと死んでしまうわよ」と呟いた。店のシャッターが開いてく。なぜか店内を見てはいけない気がして、それはあの時、現実から逃げ出した私の後ろめたさと似ていた

【No.054 月ウサギ】
昔々、一羽のウサギが月まで跳ぼうと、長い耳をパタパタ揺らしていました。さみしいウサギ、月まで跳んで、誰かに見ていて欲しいから。ある満月の夜、ウサギはついに月まで跳びました。力尽きたウサギは命を失いましたが、さみしくはありません。今もほら、みんなが君を見ているから

【No.055 レイニーソング】
寝苦しい夜、窓を開けると心地良い風が流れ込んできた。遠くで鳴る踏切の音も、木々の擦れる音も、隣の家の女の子が歌う「る、る、る」というメロディーのない歌声も、いつか消えてしまうのだろうか。空を眺めると月が朧げに揺れている。秋はもうじき、終わりを向かえようとしていた

【No.078 少女疾走】
月の明かりを頼りに、暗がりを歩く。あなたの少し後ろ側。伸ばした手が彷徨っては、ポケットの中の携帯を握り締める。たまに振り返っては、私がいることに安心する表情が嫌いだった。子どもじゃないのよ。もう、子どもじゃないのよ。なんて思いながら、私は夜道で泣きじゃくっていた

【No.084 春の風】
二年前のことだ。小雨が降る中、僕と彼女は傘を差しながら夜桜を眺めていた。なんとなく別れの予感はあったのかもしれない。言葉は交わさず、ただ散りゆく桜の軌道を追いかける。あの日と同じく小雨が降る今日、適当に傘を取り出して頭上へ広げる。桜の花びらが数枚、地面へと落ちた

【No.097 少女海月】
白くて大きな満月だった。海に潜りそうなほどの近さで。「海に月が沈んだら、クラゲになってふよふよ泳ぐんだよ」と、彼女がけらけら笑っていた。透き通るような肌の白さは、どこか月の光にも似ていて。「私も海に沈んで、クラゲになって、行方不明になりたいなぁ」と。笑っていた

【No.105 私の影】
深夜の道を歩いているとすごく不安になる。誰かに付き纏われている感じがして後ろを振り向く。すると、自分の影だった。馬鹿だなと落胆すると、電柱の添えられている花束が目に入った。そこで思い出す。あぁ、私、車に轢かれて死んじゃったんだ。そっか。幽霊にも足や影ってあるんだ

【No.107 すれ違い話】
「明日は中秋の名月なんだって。でも満月の日と重なるのは五年後なんだ」「その話、前にも聞いたよ」「そうだっけ?」「そうだよ。色んな女に話してるから忘れちゃったんじゃないの」「そんなこと」「あれ。この話、あなたから聞いたっけ?」「君こそ、違う男から聞いたんじゃない」

【No.118 テールランプ】
バイクで旅をして、写真を撮るのが趣味だ。真夜中、目的もなく道を走るのが時々とても不安になる。しかしそのたびに、前を走る友人のテールランプが光になって導いてくれた。自分もいつか、誰かを照らすあのテールランプになることができたら。そう思い、今は目の前の光を追いかけた

【No.125 万華鏡】
彼女と専門店で万華鏡を作った。「見て。この一瞬がとても綺麗なの」と、彼女は万華鏡を回さずに一つの光景ばかり見ていた。目の前では夕日が夜に沈んでいき、橙から群青へ景色が変わっていく。すぐそばに綺麗な光があるのに。彼女は見せかけの美しさを、ただ、ただ、覗き込んでいた

【No.126 違う光で見てた】
彼から「月が綺麗だよ」とメッセージが届いて、部屋の窓から月を眺める。世間ではよく「違う場所で同じ月を見ている」と言うけれど、私にはどうしてもそう思えないのだ。私が見ている月は、もしかしたら、人とは違う光で見えているのかもしれない。なんて言ったら、彼は笑うだろうか

【No.139 夕闇が丘①】
閑静な商店街の路地裏に、古ぼけた文字で「じどうはんばいき」と書かれた機械がありました。ディスプレイには商品が置かれていなく、代わりに「うで」や「あし」とだけ書かれています。一番値段の高い商品は「からだ」です。今日も夜の帳に、ガタンという鈍い音だけが響き渡りました

【No.142 妖の街】
今日はハロウィンだ。妖怪や怪物の仮装をして、夜な夜な街に繰り出す。無駄に騒ぎ立て、ゴミを散らかして、交通の邪魔になる。関係のない人には迷惑な行事だろう。でも、私にとっては大切な日だ。今日だけは仮装する人に紛れて、私は人間に化けることなく、堂々と街を歩けるのだから

【No.145 星借り屋さん】
「また一つ、空から星が消滅しました。依然、原因究明には至らずーー」星借り屋さんに頼んで、星の光を貸してもらう。そうして私の部屋は、借り物の光で満たされている。空から奪った光だ。偽物の光だ。この左手で届く程度の星に触れる。それでも私は、希望にも似た光をそこに見た

【No.153 朝のない国(百景 3番)】
月が地球に大接近してから、日に日に夜が長くなりました。今では朝が訪れることはありません。彼が眠りから覚めなくなってから、どれほどが経ったでしょう。月の影響なのか、人々は次々に眠りへと沈んでいきました。夜が晴れることのない世界で今日も、私はひとりで眠るのでしょうか

【No.161 流れる(百景 11番)】
あなたと再会するために、罪を償うために、私は辺境の島で明けない夜を過ごしています。渡り鳥が私を見つけてくれることを祈っています。海に浮かぶ漁り火よ。願わくば彼に伝えてください。私はここにいます。私はここにいます。おばあさんになるころには、あなたに会えるでしょうか

【No.167 夕陽の街(百景 17番)】
世界から夕陽が消えて何十年が経つだろう。太陽と月の周期。オゾン層の破壊。理由はいくつもあった。特異環境の影響なのか、人々が亡くなる割合はどんどん増えていった。亡くなった人の命を弔うために、この時期には精霊流しが行われる。淡く揺らめいた光が、消えた夕陽にも似ていた

【No.180 別れの月(百景 30番)】
「私はね、月のお姫様なの」と言っていた、幼稚園時代に友達だった女の子を思い出す。母親に聞いてもアルバムを探しても、どこにも女の子の姿は見当たらなかった。夜中に目を覚ます度に月を眺める。あの子はもしかしたら、友達がいなかった僕が生み出した、幻だったのかもしれない

【No.186 月の裏側(百景 36番)】
大学の夏休みを利用して、僕達は二泊三日の演劇合宿をすることになった。かぐや姫役の女の子に告白する機会を伺う。夜になったら。夜になったら。なんて言い訳している間に朝が明けてしまう。神秘的な雰囲気を纏わせる彼女は、劇が終わると朗らかな表情に戻る。夜が消える。月がどこに隠れた

【No.199 夜の国(百景 49番)】
かがり火の側にいる旅人の隣に座る。旅人は星を眺めながら「私は夜が明けたらこの国を去ろうと思います」と告げた。あんなにも朝が恋しかったのに、こんなにも夜が明けてほしくないと思ったのは初めてだ。朝のない国で生まれて生きることができたのなら、別れの夜明けなんて知らなかったのに

【No.207 月の帳(百景 57番)】
数年ぶりに故郷へ訪れると、遠くに女性の姿を捉える。髪はボサボサで目にはクマ。手は震えていて全体的に痩せ細っていた。「あ」と声を出すと、私に気づいた女性が驚いた顔で逃げ去っていく。小学生のとき、クラスで一番明るかった子だ。人違いだったのかなと、雲に隠れた月が辺りを暗くした

【No.209 月の帳(百景 59番)】
今夜は流蝶群のようだ。月からそっと光の残滓がこぼれて、やがて一匹の蝶へと変容する。いくつもの蝶が流れ星のように、群れを成す光景はとても鮮やかだった。ベランダで流蝶群を待っていると、彼から「行けたら行く」とメールが届く。その言葉を信じて、私は沈んでいく月を一人で眺めていた

【No.215 橙から群青(百景 65番)】
絵羽模様の和服を纏った彼女が砂浜で横たわっていた。「私はもう汚れてしまったの」と目を伏せる。波が彼女の茶色い髪を濡らすと、髪の至る部分の色が抜けて変色していた。夕陽が海に融けていって空が橙から群青に移りゆく。彼女も、空の色も、心さえも。病葉のように本来の色を失っていった

【No.231 卯月(百景 81番)】
小学生の時、命の授業としてウサギのラビ太を飼っていた。喉元を撫でると「プゥ、プゥ」と鳴き声を漏らす。いつだったか、ラビ太は近所の中学生に殺されてしまった。大人になった今、夜道を歩く。どこからか鳴き声が聞こえた気がして振り向くと、空にはウサギの模様が映った月が浮かんでいた

【No.235 夜を患う(百景 85番)】
目の見えない私は、不思議なことに彼女と手を繋ぐ間だけ視力を取り戻すことができる。ある日、友人と遊んでくると言ったまま連絡のない彼女を待って、私は明けない夜をひとりで過ごした。繋ぐ手の先が見つからないまま、空中で左手がさまよう。見せかけの光に、目が眩んでは冷たい夜を患った

【No.236 月の破片(百景 86番)】
「当たって砕けろ」の精神で挑んだ結果、私は見事に振られてしまった。橋の手すりに体を預けていると、波に映った月が揺れて光の残滓が広がる。その様子がまるで破片に見えた。私と同じように月も誰かに当たって砕けたのだろうか。ふいに涙が落ちては波紋が広がる。瞳に欠けた月が映り込んだ

【No.247 海に溶ける(百景 97番)】
夕陽が溶け出して雨のように海へと流れていく。橙色に染まる海に足を入れると、つま先から足首にかけて皮膚の色も橙色に染まる。海の中を泳ぐと感傷的な気持ちが体を浸食していく。薄情なあなたの元へと駆けていかないように、声を出して泣かないように、このまま人魚になって沈みたかった

【No.330 色の洪水】
入院している同級生のお見舞いに行く。窓際には千羽鶴が飾られていた。彼女が「これ見て」と一羽の鶴を糸から外す。紙を開くとそこには悪口が書かれていた。一羽一羽、たぶん全てに。彼女が千羽鶴の糸を引き抜く。夕陽と混ざって色の洪水を起こした。綺麗なその様を、ただ、ただ、眺めていた

【No.340 収束する光】
その夜、国の至る場所で花火が上がる。夜空には光と音が広がるばかりで姿は見えなかった。誰もが色のない花火を探して空を眺める。頼りのない透明な合図だ。下ばかり向いて歩いてきた日々が、意味が。今、多くの人が上を向いて、標として浮かぶ月をただ、ただ言葉を飲み込んでは見つめていた

【No.360 夜を釣る】
日課の夜釣りへと赴く。これをやらないと1日が始まらない。今日はいつもより暗闇が深くて手元がおぼつかなかった。空に向かって釣竿を振ると、針が月に刺さって引力に体を持っていかれそうになる。負けじと水平線の彼方に沈めて夜を釣り上げる。暗闇が晴れていき、空には太陽が浮かび上がった

【No.485 マネーランドリー】
深夜のコインランドリーに訪れる。バッグから大量の札束を取り出して、すぐさま洗濯機に入れて回す。麻薬取引や賭博で得た不正資金を、このコインランドリーで回すと清らかなお金になる。マネーロンダリングだ。危ない小遣い稼ぎだとはわかっているけれど、足までは洗うことができなかった

【No.501 逢魔が刻】
排水溝に流れる花弁を美しいと思った日から、僕にだけ夕陽がやってこなくなった。かくれんぼの時間は長くなったし、本を読む時間は短くなった。大人になった今、子どもの頃に感じた橙の余韻もなくなって、あるのは明確な朝と夜だけになる。今更、夕陽が、見えなくなっただけなのだと気付いた

【No.542 騒がしい彗星】
彗星ペンで夜空に文字を書く。誰かの愚痴も、明後日の献立も、彼への恥ずかしい告白も、言葉が彗星となっては輝き出した。いくつもの気持ちが街中に降り注ぐ。いつかは消えるから書ける願いだ。どうでもいいこと、なんでもないこと。それでも大事な思いが、尾を引いていた彗星を雨で溶かした

【No.544 おやすみなさい】
「空気も行間も、昨日の新聞も読まなくていいよ」同棲して三ヶ月目の彼女が珍しく、夜更けまで起きている。「そうだね」カーテンを閉め忘れていたことに気付いた。空気も行間も、昨日の新聞も読まなくていい朝が来る。だから考えなくてもいいことにする。「おやすみなさい」「おやすみなさい」

【No.570 夕融】
夕日が溶け出して、橙色の雨が降り注ぐ。街に、花に、人に、夢に、雨が侵食していくと、やがて感傷的な気持ちに取り込まれてしまう。機能を失って、希望を失って、今日を失って。鮮やかだったはずの思い出も色褪せてしまう。夕日が欠けていく。三日月に変わる。ずっと、ずっと、夜が生まれた

【No.585 潜む】
最近、僕達の住む寂れた村にも『そいつら』が出るようになった。夜になるとどこからともなく現れて、家の中を勝手に徘徊する。奇声や謎の光を発する『そいつら』に僕達は怯えながら、ひたすら夜が明けるのを待った。呪詛が聞こえる。「さぁ、今日は幽霊が出ると噂の廃村にやってきました!」

【No. 590 なくしもの】
最終電車の運転も終わって帰路につこうとすると、線路付近で女性がふらふら歩いていた。赤いワンピースを着た女性は「この辺りで失くしたんです」と何かを必死に探している。女性が不恰好に歩く。「他のは見つけたんですけどね、あと一部だけ見当たらないんです。あなたが失くしたんですよ」

【No.593 熱を泳ぐ】
熱帯魚が部屋の中を泳ぐ。いつのまにか外から紛れ込んでしまったみたいだ。最近は熱帯魚の数が増えて暑苦しい日々が続く。私の体を横切るたびに熱帯魚から熱い風が生まれる。後悔のこと、きみのこと、将来のこと、眠れない夜が積み重なった。息ができないのを、全部。熱、熱、熱のせいにして

【No.626 パジャマパーティー】
今の家に引っ越してきてから初めてのパジャマパーティーに誘われる。先輩や同年代の子達と仲良くなれるか不安だったけど、今度こそ長く住まわせてもらえるようにおしゃれをしてみる。家の主が寝静まったころ、クローゼットの中から何着ものパジャマが飛び出した。私達の騒がしい夜が始まった

【No.666 花火の種】
花火の種を植える。大事に育てているとある日、地面から導火線が顔を覗かせる。あともう少しだ。ジョウロでガソリンを撒きながら、夜空に大きく花を咲かすことを願う。途中で雨に流されてしまう花火が多い中、今日も誰かの育てた花火が夜の帳を彩る。僕の花火も、誰かの光になることを祈った

【No.668 ケンケンパ】
夜道にケンケンパのマークを見つける。懐かしくなりケン、ケン、パ。片足、片足、両足と前に進んで楽しくなってしまう。ケン、ケン、パ。ケン、ケン……あ。マークの間隔が少しずつ広くなっていることに気付いたときには遅く、徐々に股が割かれていく痛みが支配する。妖怪ケンケンパの仕業だ

【No.673 ナイトココア】
眠れなくなってしまったのでナイトココアを作る。牛乳と切なさと、ほんのちょっとの期待をマグカップに注ぐ。電子レンジで温めると湯気から星が揺らめいた。思い出の色をしたココアを一口含めば、私の心に真夜中が広がる。未だ見ぬ朝のことを想う。おやすみなさい。おやすみなさい、また明日

【No.685 月の魔法】
満月を見ると子どものころを思い出す。母親が満月に手をかざして軽く降ると、手のひらには月見団子が乗っかっていた。「取り過ぎると三日月になっちゃうから、今日はこれだけで我慢してね」と微笑む。今にして思えばあれはマジックの類なのだけれど、当時の僕は母親が魔法使いのように思えた

【No. 689 サンプルケース】
真夜中に食堂がぽつんと現れた。誘われるように入ってみると、ケースの中には人間が詰まっていた。老若男女問わずに並んだ人間はマネキンらしい。物陰に隠れていると豚、牛、鳥などの動物達が訪れる。店員である謎の生物が「今日は粋のいい人間が入荷しましたよ」と、包丁を片手に笑っていた

【No.-025 ムーンソング】
最終電車に揺られながら、窓には曇った自分の顔が映った。街明かりの、ひとつひとつに、生きている人がいて。月明かりの、一粒一粒に、還る人がいるのだろう。確かだった「今」が過去最高速で思い出になっていく。荒波も、夢も、死ぬことも、生きることも。その全てが静かに夜を灯していった

【No.-028 終末にて】
外を眺めると夕陽が街を飲み込んでいた。数年に一度、世界では【終末】と呼ばれる大災害が襲う。人種、性別、言語。何かの『理』が失われていく。ラジオからは「海」という聞き慣れない言葉が聞こえた。私達の生きる世界とは違う、別の世界線があるのだろうか。カーテンを閉める。終末だった

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652