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自薦140字小説まとめ③

【No.604 言切屋】
「ごんばんば。おびざじぶりでず」と異変に気付いたのは、前職でお世話になった先輩に会ったときだった。「ぎょゔにがぎっで」どうやら言葉に濁音が溜まってきたらしい。「言切屋に行った方がいいぞ」「ぞうでずね」せっかくの再会に申し訳なく思いつつ、言葉の濁りを切ってもらうことにした

【No.605 白紙】
『一生に一度しか読めない本』を購入する。読む人によって内容が全く変わって、写真や動画に収めてもいつのまにかデータは失われていて、文字を読んでいくとページから消えていく。ふと白紙になった本を眺める。言葉のひとつひとつを大切にするように。そういった願いが込められた本だそうだ

【No.609 平等条約】
平等条約が結ばれてから数年が経つ。感情も、夢も、お金も、優しさも。月に一度、混ざり合っては平等に与えられ直す。どんなに前向きでもどうせ不幸が増えるのなら。こんなに惨めでもどうせ幸せが増えるのなら。いつしか人類は悲しむことも喜ぶことも諦めてしまった。それすらも平等になった

【No.613 言霊】
僕の書く小説が「言葉に命が宿っている」と評されることなんて当たり前だった。頭に詰まったインクを血管中に流し込み、右手の指先を切って紙に文字をしたためる。左手の指は丸っこくなってしまったので、鉛筆削りで指先を鋭く尖らせる。文字通り、僕は全身全霊で言葉を生み出しているからだ

【No.614 チョココロネコ】
今年もチョココロネコのひっこしの時期が始まりました。コロネの中から「ぶにゃあ!」とチョコまみれのネコが飛び出すと、新しい住まいを探しに二足歩行でパン屋へ向かいます。よりおいしく、よりやわらかく、よりクルクルとしたチョココロネを求めて、チョココロネコは今日も旅を続けました

【No.-036 フリートーク】
日常にフリートーク機能が実装された。機能を使っての会話は、二十四時間で記憶から抜け落ちてしまう。些細な話、恥ずかしい話、内緒の話、伝えたいけど覚えていてほしくない話。一日経てば綺麗さっぱりと消去することができる。誰かに言われたはずの声援も、今は忘れてしまったけど、きっと

【No.-039 アポトーシス】
好きな漫画の最終回を見届けることも、お気に入りのゲームの続編が出ることも、友人と楽しく話すことも、嬉しいけれど、彼女にとって生きる上では未練にならないらしい。だから、ふとしたきっかけで失ってしまう。「私の未練になってください」という言葉に、どこかで、聞こえないふりをした

【No.622 感傷症候群】
まだまだ先のことだと思って感傷剤の接種を怠ってしまう。夏から秋の気配に変わったのは一瞬で、彼女はあっという間に感傷症候群に罹ってしまった。思考はゆるやかに停止して、過去の切ない記憶にだけ想いを馳せる。世界中で蔓延している病気だ。夏が終わる。季節は、秋を迎えようとしていた

【No.625 深夜輸送】
老齢のタクシー運転手がこわい話をする。「この辺に交通事故で亡くなった老人が出るんですよ。亡くなったことを理解できずに今も彷徨っているようです」運転手は道なき道を進み、カーナビにはでたらめな住所が入力されている。「あの、大丈夫ですか?」「すいません。僕、無免許なんですよ」

【No.626 パジャマパーティー】
今の家に引っ越してきてから初めてのパジャマパーティーに誘われる。先輩や同年代の子達と仲良くなれるか不安だったけど、今度こそ長く住まわせてもらえるようにおしゃれをしてみる。家の主が寝静まったころ、クローゼットの中から何着ものパジャマが飛び出した。私達の騒がしい夜が始まった

【No.628 ヤマタノヤマタノオロチ】
村民を苦しめるヤマタノオロチを退治することになった。お酒を飲ませて酔っ払ったのを見計らうと、右手に持った十拳剣で切り刻む。終わったと思った瞬間、八つ裂きとなった八本の首があっという間に再生していく。一本の首が八つに分かれて、ロクジュウヨンマタノオロチとなって立ち塞がった

【No.629 命の授業】
小学校で命の授業が始まった。クラスメイト三十一人それぞれに役割が与えられて、飼育係がお世話を。清掃係が排泄物の処理を。保健係が体調管理や怪我の処置を。そして命の重さを知るために、給食係がそれを調理してみんなに配った。クラスメイト三十人で両手と声を合わせる。「いただきます」

【No.631 流ペン群】
今日は年に一度の流ペン群が見れる日だ。宇宙を泳ぐペンギン達が次々に地球へと降り注ぐ。元々、ペンギン達は宇宙に住んでいたそうだ。大気圏を抜けて無事に地球へと降り立ったペンギン達は、初めて泳ぐ海の心地良さを知って地球で暮らす者、プライドを守って宇宙で生きる者と二分化された

【No.632 夢枕】
不思議な枕を買った。この枕を使って眠ると好きな夢を見ることができるのだ。大金持ちになる夢。好きな子と付き合う夢。嫌いな奴を殺す夢。現実でどんなに辛いことがあっても、いざ眠ってしまえば夢の中では無敵だった。そこで目が覚める。好きな夢が見れるだなんて、まさに夢物語だったのだ

【No.633 猫缶】
娘にねだられて猫缶を買った。わくわくしながら缶を開けると、毛並みのいい黒猫がポンっと飛び出して大きくなる。今では猫は安価に、簡単に手に入る分、命の尊さは小さくなったのかもしれない。気に入らない猫だったら捨てればいい。また新しい缶を買えばいい。保存の効く命になってしまった

【No.636 学級閉鎖】
今日も都内の小学校で学級閉鎖が起こった。これで何十件目だろう。修学旅行を前に笑顔の子ども達を教室に集めて、笑顔のままどこにも存在しない別次元に閉じ込める。せめて、最後には良い記憶という汚い大人の思いやりだ。少子化対策によって、逆に増え過ぎてしまった時代の多子化対策だった

【No.637 完全の代償】
神様から「お前の望むものを完全な状態にしてやろう」と進化させてもらった。半信半疑だった占いも確信に変わったし、冗談半分で言ったことが全て本当のことに変わっていく。半人前だった僕もこれで一人前になれた。だけどこれから一生、大好きな半熟卵が食べるときには固めになってしまった

【No.638 暗号文】
母からの置き手紙に「【暗号】お買い物に行ってきます。今日の夕ご飯は『たたたたたたたたたたたたたたたたたたカレーライスたたたたたたたたた』です」文章と共に十本足で目が四つもある紫色の化け物が描かれていた。そんなわけ絶対にないだろうけど、たぶんタヌキの絵なのかもしれない

【No.639 黒歴史鍋】
気心の知れた友人達と黒歴史鍋を食べる。フタを開けると黒歴史が広がっていた。湯気の中から好きな子に送ったオリジナルラブソングがくぐもった音で流れてくる。鍋の底からは先生をお母さんと呼んでしまった思い出が見つかる。ぐつぐつと煮え立ったスープからイキッたツイートが浮き上がった

【No.641 夢羊飼育員】
夢羊飼育員になってから一年が経つ。ある日、子どもが寝ぼけて「羊が二万匹」と数え間違えたときはすごく焦った。僕の働く牧場だけでは足りなく、他の夢羊宅配業者と連携して、なんとか夢羊を二万匹集めたのも今となっては良い思い出である。大変だけど、みんなの安眠を守る大切な仕事だった

【No.642 三高】
憧れの女の子が「男はやっぱり三高だよねー」と話す。高学歴、高身長、高収入とモテる男の必須条件だ。あの子と付き合うともなれば、それなりのスペックが必要なのだろう。しかし続きを聞いてみれば「今は高年齢、高血圧、高遺産でしょ。そっちの方が楽だし手っ取り早いし」と高笑いしていた

【No.643 本体はそっち】
友達が「あれ、人間どこいった?」といつものように探していた。「お前よく人間なくすよな」と呆れていたら、布団の中で横たわっていたのを発見する。「おい、いたぞ」「なんだ、こんなところにいたのか」と友達である眼鏡に人間が装着されると、生気のなかった人間がやがて元気に動き出した

【No.644 おいしい身のために】
「バナメイエビは常に動き続けるため、その身はしっかりと引き締まってぷりっぷりの食感が楽しめます」とジムトレーナーが説明する。ルームランナーの上で走り続ける僕に向けて「だからあなたも、私達においしく食べてもらえるように運動しましょう」と、人型エビが巨大ハサミで脅迫してきた

【No.645 森のレストラン】
森の小さな小さなレストランに訪れる。木の根っこに設置された扉をくぐって席に座った。ドングリバーを頼んでコップの中に世界各国のドングリを詰める。そのまま口に含んでカリカリするのもいいし、砕いてジュースにするのも好みだ。人気の店なのか、新たなリスのお客さんが続々とやってきた

【No.646 悪魔の契約】
村の繁栄の代わりに、村民達の血を定期的に捧げることを条件に悪魔と契約を交わす。「貴様らの血を捧げる時が来た。代償を払ってもらおう」「はーい。血液採取の場所はこちらでーす!」村民達が少しずつ血を分けることによって誰も犠牲になることはなく、悪魔も村民達もWIN-WINの関係になった

【No.647 ころにゃういるす】
世界中で『ころにゃういるす』が蔓延して、一人の人間に対して数十匹の猫がごろにゃーごとまとわりつく。このままでは交通機関の麻痺、餌代など様々なトラブルに見舞われてしまう。『ころにゃういるす』のワクチンを接種するために病院で待っていると、外から大量の猫の鳴き声が聞こえてきた

【No.648 一生のお願い】
「一生のお願いだから、課題を手伝ってくれ。俺ら友達だろ」と赤の他人が頼んでくる。しぶしぶ許可すると目の前でその人が倒れ込む。『一生』を使ったからだ。やがて起き上がったその人は性格も、見た目も、年齢も、性別も変わってまた別の人生を歩む。僕らは友達だった。そういう設定だった

【No.649 お人見】
春になってお人見の季節がやってきた。僕に見られるために人は、お酒やお菓子といったお供え物を用意して僕の周りに集まってくる。僕はここから動けないから、多くの人の笑顔や笑い声で盛り上がる今が愛しい。つまらなさそうにしている子どものために、ふと、桜の花びらを頭に降らせてあげた

【No.651 概念消しゴム】
例えば、その消しゴムで『虫』の文字を消すと世界中から虫がいなくなる。これは概念を消す文具なのだ。不眠不休で嫌いなものを消していく。消す。消す。消した。次の日、ぼーっとしていたのか、テスト用紙の間違った場所に名前を書いてしまう。終了時間まであと少しだ。消しゴムで名前を――

【No.652 良いニュースと悪いニュース】
「良いニュースと悪いニュースがある」「ほう」「良いのと悪いの、どちらのニュースから聞きたい?」「じゃあ悪いニュースから」「悪いニュースは良いニュースがないということだ」「じゃあ良いニュースは?」「良いニュースは悪いニュースがそれだけだということだ」「なに言ってんだこいつ」

【No.653 猿の惑星】
「猿でもわかる◯◯シリーズ」が数多く刊行された影響で、今となっては人間よりも本を読んだ猿の方が、圧倒的な知能と文明力を有することになった。プログラミング、サバイバル能力、作法や礼儀。どれをとっても猿に負けている。今、書店では「人間でもわかる◯◯シリーズ」が大流行していた

【No.654 秋しとど】
雨の日にしか会えない女の子がいた。ふいに目の前に現れては悲しい顔をする。僕の声は届かないし彼女の声も聞こえなかった。歩道橋の下で彼女の姿を見かける。花束と手紙を添えて涙を流していた。ふと、手紙の文章が目に入ってしまう。『あなたが亡くなったのは、どしゃ降りの雨の日でしたね』

【No.655 出張カメラマン】
出張カメラマンを家に呼ぶ。わざわざ遠出の準備をしなくてもいいなんて、便利な世の中になったもんだ。キャリーケースだけ持ってカメラの前に立つ。「じゃあ、行ってくるよ」妻と子どもにしばしの別れを告げて、カメラのシャッター音と共に光の中へ包まれる。目が覚めると出張先の旅館にいた

【No.656 不健康グッズ】
深夜のネットショッピングで不健康グッズなるものが紹介されていた。その商品は使えば使うほど不健康になっていく。誰か買うんだと思いながらも、どうやら評判は大人気らしい。風邪を引けば、心を病めば、人から優しくされる。言い訳ができる。みんな、幸せに生きるために不健康を求めていた

【No.657 ペーパードライバー】
「僕、ペーパードライバーなんです」と言うと多くの人が喜んでくれる。僕の操縦を楽しみにしてくれる人や、一緒に乗ってみたいと目を輝かせてくれる人もいた。みんなの期待を裏切るわけにはいかない。風向きを読み、左右の翼のバランスを調整して、紙飛行機に乗り込む。さぁ、フライト開始だ

【No.658 フォロワー泥棒】
今日もネットの中でフォロワー泥棒が現れる。数増やしで不当に増やしたフォロワーを盗んでは、才能があるのに埋もれているクリエイター達に還元していき、捨て垢、なりすまし垢、詐欺垢を盗んではアカウントを削除して成敗していく。SNSが蔓延った現代に潜む神出鬼没のデジタル義賊だった

【No.659 傘の恩返し】
傘が盗まれた。まだ羽も骨も生え揃っていない子どもの頃から育てていたのに、目を離した隙に奪われてしまった。犯人と揉み合った末に隠し持ったナイフが僕を襲う。そのとき、傘が身を呈して守ってくれた。ボロボロになった傘の上に涙がこぼれる。ありがとう。今まで雨や危険から守ってくれて

【No.661 無色透明】
マスクが自動販売機で買える時代になった。と、言ったら若い子達に「当たり前じゃん」と笑われそうだ。それもそうなのだろう。今では愛も、夢も、友達も、希望も、才能も、幸せだって、自動販売機で買える。硬貨を入れて『未来』のボタンを押す。とても冷えきった、無味無臭の『未来』だった

【No.662 マナーの起源】
目上の人に対してお辞儀するように、ハンコを傾けて押す。というマナーを最初に生み出した人に話を伺うことができた。「適当に押したら斜めになっちゃったんだよね。怒られたくないから言い訳を考えてたら、なんかお辞儀みたいだぞって思って。それが起源。マナーなんて大抵そういうもんだよ」

【No.663 本命チョコ】
大好きな男の子に手作りの友チョコを送る。私には本命チョコなんて早い。初対面の私達はまずお友達から。訝しむ彼の口にチョコをねじ込むと、痙攣を起こして、白目を剥き、口から泡を吐いてその場に倒れ込む。「私、友達だよね?」彼が頷く。なんだ、さっさと本命チョコの方を渡せばよかった

【No.664 濡れる】
駅のホームに辿り着いていることにも気付かず、傘を差したままのサラリーマンが歩いていた。うっかりだなと思いつつ彼の表情を覗くと、俯いて、虚ろんだ目で、うわごとを繰り返す。雨だ。彼の心には、まだ、ずっと、雨が、雨が、雨が降り続いている。空が晴れ始めても、ずっと、雨が、雨が、

【No.667 伝播塔】
今では一人に一基、頭の上に伝播塔が建っている。悪意も、陰口も、暴論も、簡単に発信できてしまう。受け取った側もまた、負の気持ちが伝播して色んな人を攻撃していく。誰が、誰に、誰へ向けたメッセージなのかもわからずに。「もうやめようよ」小さな声が、今日も伝播に掻き消されていった

【No.670 ワードプロセッサー】
ワードプロセッサーの中に言葉を詰め込む。夢、希望、愛。前向きな言葉を砕き、文章にして飲むと読後感がすっきりとしている。逆に嘘、不安といった言葉を飲むとニガニガした後味になってしまう。言葉の好みは人それぞれだ。だからこそ、誰かの嫌いを否定せずに、自分の好きな言葉を勧めたい

【No.-041 消えた祝日】
カレンダーから祝日が逃げたそうだ。急な平日に戸惑う人、怒り狂う人、ズル休みする人、元から関係ない人と様々である。そんな中、失われた休みを取り戻すために、消えた祝日を探す人々が現れた。紆余曲折の末、祝日が捕まって予定通り今日は休みになったと、深夜のニュース番組が告げていた

【No.-043 膨らむ】
悩みや嫌いなものを風船に書いて、不安ごと空に飛ばす風習が村にあった。色とりどりな風船の中には、一体どれだけの不幸が詰まっているのだろう。あの日、彼女は自分自身の名前を書いてそれを見送った。だから自殺してしまったのかもしれない。風船が夜の帳の深く深くに消えていく

【No.-044 古代図書館】
地下遺跡から『本』と呼ばれるものが発掘された。専門家の解析によるとそれは『書物』で、歪んだ絵は『文字』だそうだ。約一万年前、人類は『文章』という交流手段を使っていた。テレパシーと記憶共有で他人の全てはわかるのに。なんて馬鹿にしながら、涙が溢れた理由は見つからなかった

【No.-045 0ページ目】
人生を一冊の本にしてくれるサービスがあった。面白そうだなと思い、僕と彼女の華やかな生活を書籍化してもらうために注文する。だけど、届いた本は最初から最後まで白紙のページだった。騙されたと憤っていたら、彼女が本の表紙を優しく撫でながら「これでいいんだよ」と、小さく泣いていた

【No.671 幽霊動物園】
いつのまにか『幽霊動物園』に迷い込んでしまう。サボテンを主食とするピンタゾウガメ。仲間を助ける優しい習性を持つステラーカイギュウなど、僕の知らない生物ばかりだ。どうやら絶滅してしまった生命らしい。ふと、僕によく似た二足歩行の動物を見つける。看板には【人間】と書かれていた

【No.672 色泥棒】
色泥棒が捕まった。高校生達の青春、俳優への黄色い声援、部活の紅一点。多くの色が持ち主の元へと戻っていった。捕まった色泥棒は、色を失った被害者の気持ちを知るために、罰として白黒の塗り絵を塗らされることになる。パンダ、シマウマ、アリクイ。面白味のない塗り絵に泥棒は涙を流した

【No.673 ナイトココア】
眠れなくなってしまったのでナイトココアを作る。牛乳と切なさと、ほんのちょっとの期待をマグカップに注ぐ。電子レンジで温めると湯気から星が揺らめいた。思い出の色をしたココアを一口含めば、私の心に真夜中が広がる。未だ見ぬ朝のことを想う。おやすみなさい。おやすみなさい、また明日

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652