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140字小説 No.≠101‐150

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【No.≠101 私製造機】
私と似ている人を見かけて、後を追うと工場に行き着く。そこには大勢の私が保管されていた。「私製造機を見てしまったのですね」背後から私と似た人に声をかけられる。意識がぐにゃりとした。私が私をカプセルから取り出す。「私824号は失敗しました。私825号。生活の準備をしなさい」

【No.≠102 君利き】
『本日は左利きの日です。全ての道具は左利き用になります』ハサミ。改札口。定規。蛍光ペン。慣れない感覚に多くの人が戸惑った。「反対になると大変だね」右利きの彼が、おたまでスープを掬いながら笑う。少しは左利きの苦労もわかったか。いつもより温かいスープを飲みながら私も笑った。

【No.≠103 オンガエシガメ】
罠にかかった亀を助けた晩、道に迷った女性が泊めてほしいと家を訪ねてくる。「お礼をしたいので、絶対に襖を開けないでください」部屋の奥からガタガタと鳴る音が気になって、思わず襖を開けてしまう。すると、大きな甲羅を背負った女性が裏返しになっていた。「……あの、助けてください」

【No.≠104 夏のあの子】
夏休みになる度に従妹のちーちゃんを思い出す。縁側の柱で背くらべをしたり、扇風機に横並びしたり、底の深い川で遊ぶのが恒例だった。柱に刻まれた低い傷を眺める。ごめんね、ちーちゃん。あの日、大きい方のスイカを渡せばよかったね。そしたら、喧嘩して家を飛び出すこともなかったのに。

【No.≠105 影を纏う】
誰かに尾行されている気がして、夜道を歩くのが不安になる。何かが視界に入って振り向くと自分の影だった。横断歩道に添えられている花束が目に映る。そっか。私、車に轢かれて死んじゃったんだ。亡くなった悲しみより、幽霊も足や影があることに笑ってしまう。笑って、小さくうずくまった。

【No.≠106 命細工】
飴細工で作られた金魚が、どんどろりんと溶けていきます。ぽたりぽたぽたと流れる赤や橙が混ざり合って、金魚の命が崩れていきます。私は飴を掬って口の中に含みます。金魚が肺で泳いでいるかのように、心臓はずくずくずくと高鳴ります。涙が溢れてきます。飴は少しだけ、苦い味がしました。

【No.≠107 忘月忘日】
「今日は中秋の名月なんだって」「でも、必ず満月になるとは限らないんでしょ」「なんで知ってるの?」「前にも聞いたから」「そうだっけ?」「色んな女と遊んでるから忘れたんじゃないの」「君こそ、違う男から聞いたんだろ」「そんなことないよ」縁側に座って、別れの夜明けを待っていた。

【No.≠108 波のゆくさき】
ストレスで会社を無断欠勤した。飲食店で窓際の席に座って外を眺めると、通勤で行き交う人の光景が波を打つ。引いて、寄せて、色褪せて。電話が鳴るのを無視しながら、波のゆくさきを見守った。どうか、あの人達の心の中だけは、凪いだ海のように穏やかでありますように。いってらっしゃい。

【No.≠109 燻る】
彼の口から吐かれるタバコの煙を吸うのが好きだ。苦くて臭い。けれど、同じ空気を吸っているという事実だけが、私達を生かしているのだと錯覚できる。浅く、深く、害のある副流煙を吸いながらベランダに佇む。静かに、緩やかに、やがて私達は病葉のように、色褪せては輝きを失っていくのだ。

【No.≠110 息を抜く】
彼女が僕に「だす!」と言ってきた。意味を聞いても「息抜き」とだけ答える。それだけで息抜きになるのかなと思いつつ、彼女が笑っているならそれでもいいかと一緒に笑う。「だす!」「だす!」ふと、その意味に気付いて顔が真っ赤になる。彼女が小さく「だす」と呟く。なるほど、息抜きだ。

【No.≠111 たいふうさん】
おかあさんが「たいふうには『め』があるのよ」ってゆってました。すながかぜでとんで、たいふうさんの『め』にはいって、いたいよー、いたいよー。ってなみだがでて、それがあめになってそらからふるんだーってわかりました。だから、わたしはたいふうさんにやさしくしようとおもいました。

【No.≠112 父からチチへ】
保育園に息子を迎えに行った帰り道、妻のお母さんからメールが届く。『娘が母からハハになりました』何かの打ち間違いかなと思い、しばらく考え込む。ふと、その意味に気付いて歓声を上げる。「お前もお兄ちゃんになるんだぞ」僕は息子をおんぶして、急いで妻の入院している病院へ向かった。

【No.≠113 音信不通】
「もしもし。こっちは思ったよりも良い場所だよ。懐かしい人達にも会えたし、美しい景色ばかりだしさ。だから、あなたは何十年後かにおいで」『お掛けになった電話番号は使われていないか、電波の届かない場所にあります。お掛けになった――』あぁ、そっか。天国って電波が届かないんだね。

【No.≠114 別れの逃避】
彼に対する愛想も尽きていた。あの人から避けるように朝帰りしたとき、商店街のシャッターが少しずつ開いていった。お店から淡い光が漏れ出す。どうしてか、中を見てはいけない気がして慌てて視線を逸らした。それは彼から、あるいは自身から逃げた私の、後悔や罪悪感だったのかもしれない。

【No.≠115 逃命】
朝、目が覚めたら透明になりたいと願う。みんなから見えず、みんなから気付かれず、みんなから取り残されて。死んでしまうのは悲しいから、せめて、誰もが私のことなんて忘れてしまえばいいのに。夜、目を閉じると私の輪郭が浮き彫りになっていく。その度に、心が透明に濁り出すのを感じた。

【No.≠116 混成大夥】
僕の体には動物が生まれる力があった。ペンを握り過ぎると指がタコの足に変わるし、夜遅くまで文章を書いていると目にクマがぶら下がる。この秘密を小説にしてしまおう。これで大賞は間違いないゲロ。ゲロゲーロ。鏡を見ると体がカエルに変化している。どうやら、井の中の蛙だったみたいだ。

【No.≠117 群青散花】
数年前、彼女が花の髪留めを羨ましそうに眺めていた。黒くて、とても長い髪が揺れていたのを思い出す。こっそりと買っては、そのまま渡す機会はなかった。彼女のお見舞いに訪れる度に、使う必要のない花の髪留めがバッグの底で息を潜める。薬の副作用で抜けてしまった、彼女の髪を見つめた。

【No.≠118 尾灯】
バイクで旅をするのが好きだ。けれど、将来や目的地も見えずに、暗闇の中を走り続けることに不安を覚えたりもする。その度に前を走る友人達のテールランプが光となって導いてくれた。自分もいつか、誰かを照らすテールランプになることができれば。そう思いながら、目の前の光を追いかけた。

【No.≠119 底推し沼】
女性が底なし沼にはまっていた。「大丈夫ですか?今、助けますから」「いえ、このままで大丈夫です」「え?」もう顔しか出ていない状態なのに。「推し活や二次創作をしていたらいつのまにか沼にいたんですけど、なかなか気持ちよくて」そう言って女性は、幸せそうにズブズブと沈んでいった。

【No.≠120 変装ごっこ】
姉のイタズラで女装をさせられた。最初は嫌だったけど、鏡の前に立って姿を確認したらすごく似合っていた。女顔も理由の一つかもしれない。ふと、かっこいい小学生の妹なら男装が似合うかもと思い、僕の服を着させてみる。そこで初めて気付く。妹もまた、ずっと姉にイタズラされていたのだ。

【No.≠121 酩酊と低迷】
劇団員の仲間と飲みに行く。「渋い俳優ばかり追いかけてないで、彼氏でも作ったらどうだ」飲み慣れないウイスキーを嗜んで、男はだいぶ酔っ払っていた。相手がいるから幸せなわけでも、一人だから不幸なわけでもないはずなのに。アルコールが強いだけの酒と、世間に対する愚痴を飲み込んだ。

【No.≠122 色織りの彼女】
魔女に色を奪われた地で、彼女は機織り機を使って色を紡いでいます。ある日、彼女から手紙が届きました。『ほんの少しの橙と、肌色があるので私は大丈夫です。だから心配しないでください』彼女は今でも色を紡ぎます。いつか全ての色を取り戻したら、みんな、夕日の美しさを思い出せるはず。

【No.≠123 僕の手料理】
彼女が僕の手料理を食べている姿が好きだ。君の体の一部になれた気がして満足する。料理は苦手だけど、彼女からお願いされる度に僕は手を焼き、包丁で指を切る。幸せそうな顔を見てると、どんなにストレスを感じていても僕の体は軽くなる。あと何回、君に手料理を作ってあげられるだろうか。

【No.≠124 三分間の幸福】
カップ焼きそばにお湯を注いでからの三分間を、彼と話をしながら待つ。「あ、かやくじゃなくてソース入れちゃった」なんて笑って。昔から湯切りが苦手な私の代わりに、いつも彼がお湯を捨ててくれる。一つのカップ焼きそばを二人で分け合う。具も味もないのに、なんだかとてもおいしかった。

【No.≠125 夕華鏡】
手作りの万華鏡を覗き込む。「見て。この角度がすごく綺麗なの」彼女は万華鏡を回さずに、一つの光景ばかりを楽しむ。目の前では夕日が街を覆い隠そうとしている。すぐ近くに綺麗な光があるのに、絶え間ない永遠の一瞬しか見えていない。彼女は作り物の美しさを、ただ、筒に閉じ込めていた。

【No.≠126 月虹】
「月が綺麗だよ」と彼からメールが届いて、カーテンを少しだけ開く。『違う場所で同じ月を見ている』と言うけれど、私にはそう思えないのだ。私が見ている月は偽物かもしれない。なんて言ったら、彼は笑うだろうか。本物じゃなくてもよかった。偽物でも、彼と同じ光を見ていられたのならば。

【No.≠127 虹月】
『宇宙船の窓から地球が綺麗に見えました。あなたは今でも私を好きでいてくれるでしょうか。それだけが不安です』地球にメッセージを送り出す。ランダムに選ばれた人達が月の移住計画の実験台にされる。結果がどうなろうが、私はもう戻ることはできない。赤く染まった地球を横目で見ていた。

【No.≠128 粘子細工】
自分が作った粘土細工には命が吹き込まれる。葛藤しながらも、子宝に恵まれなかった僕は粘土細工で息子を作った。ある日、突然の雨で体が塗れてしまう。どこからか油の臭いがして、自分の体がどんどろりんと溶けていく。僕に母親がいない理由を思う。自分も父に作られた粘土細工だったのか。

【No.≠129 クレジット】
音ゲーの順番を待つ間、友人から「実際に楽器を弾いてみたらどうだ。費やした金と時間で上達できるだろ」と揶揄されたのを思い出す。ゲームが得意でも楽器が上手くなるとは限らないのに。プレイしている人の動きを「真似したい」と感じる。それでも、あの人みたいにはなりたくないと思った。

【No.≠130 秋縁】
知り合いを六人介せば、世界中のどんな人にでも行き着くそうだ。幼稚園のときに好きだった男の子。本当は嫌いだった高校の同級生。夢の中でだけ会える先生。何人の『誰か』を経由すれば、大切な人達に辿り着けるのだろう。そんなことを秋の夜長に考えてみては、名前も知らない人達を思った。

【No.≠131 退廃都市①】
別れた彼女と同棲していた街に訪れる。電車から降りると、秋も半ばだというのに夏のような熱気が僕に纏った。昔は自然の多い場所だと思っていたけど、今では高層建築物がそびえ立つ。変わったのは景色なのか、大人になってしまった僕の思い出なのか。いないはずの彼女の声を聞いた気がした。

【No.≠132 退廃都市②】
公園のベンチに座っていると、見慣れぬ機械を動かしている老人がいた。「これで地質調査ができるんです。街の発展のためですよ」老人はくたびれた笑みを浮かべる。空高くそびえ立つ電波塔を眺めた。視線を下げると街の発展と引き換えに、名前も知らない草花達が車輪に轢かれては散っていく。

【No.≠133 退廃都市③】
流れない噴水を眺めていると、彼女が怒っていたことを思い出す。「さみしいね」なんておどけて笑って。落ち葉が噴水の底で静かに佇んでいる。僕も、未来も、思い出もさえも、流れないまま沈んでいく。いつか心が満たされるときを待って。空っぽの噴水の底を、風に揺られてはさまよっていた。

【No.≠134 退廃都市④】
遠い昔、僕達は住んでいた街をあてどなく歩き回った。錆びた猫の銅像。多くの研究機関。空っぽの噴水。ロケットを模した巨大なオブジェがある宇宙施設。僕達の興味はいつまでも尽きなかった。「私達の未来は、もしかしたらここにあるのかもね」彼女がはにかむ。少し俯いたあと、僕も笑った。

【No.≠135 退廃都市⑤】
ロケット発射場に訪れる。人類の願いや希望が、灰色の煙を吐き散らしながら上昇していく。この世界に彼女がいなくても、大気圏の外には存在するのだろうか。『グッドバイ グッドバイ バイバイ――』彼女と聴いた歌を思い出す。色彩を失うように僕達の思い出も、空高く打ち上げてほしかった。

【No.≠136 退廃都市⑥】
電車に揺られながら、彼女のいない街へと帰る。窓の外では橙色の空をひこうき雲が割いていた。開いた窓から秋の気配が漂う。今、二基目のロケットが飛び立つのを見送る。宇宙の果てで、再び彼女と巡り会えることを願う。未来が揺れた。原因不明の涙が、轟音のうねりと共に過去へと流れ出す。

【No.≠137 夏の残り音】
裏通りにある風鈴屋を二人で覗く。夏の残り音を背に、店主から「彼女かい?」と訊ねられる。照れながら肯定すると、なぜか彼女が不機嫌になった。「なんで『はい』なんて言ったの?」大きなお腹を優しくさする。あぁ、そうか。「もう彼女じゃないでしょ」意味に気付いて、小さく笑った。

【No.≠138 心倣し】
嫌な記憶がこびりつく実家を飛び出した。カメラ、財布、ギター。持ってきたのはそれだけ。制服のまま知らない海岸へと行き着く。父さんが好きだった海のようになれたのならば、母は私を愛してくれたのだろうか。ザザン、ザザン。と寄せては引いていく波のまにまに、私の心は深く凪いでいた。

【No.≠139 じどうはんばいき】
閑散とした商店街の片隅に『じどうはんばいき』と書かれた機械がありました。ディスプレイには【うで】や【あし】と表示されています。値段が高いのは【からだ】です。その下には【かた〜い】と【やわらか〜い】の種類がありました。今日も静かな夜に、ガタンという鈍い音が響き渡りました。

【No.≠140 夕闇通り探検隊】
わたしのあとをくろいひとが、びしゃ、びしゃとついてきます。おとーさんはないています。しらないひとがわたしにさわってきます。そのとき、とらっくがわたしにむかってきました。いつのまにかくろいひとはいません。おとーさんはわらっていました。おかーさんはまだ、みつからないのです。

【No.≠141 祈り子】
若い夫婦がベビーカーを押していた。すれ違い様に目を向けると赤ちゃんが人形だと気付く。子宝に恵まれない人や子どもを亡くした人が、人形を代わりにする話を聞いたことがある。それはきっと呪いではなく、確かな光なんだろう。歳を取らない分、あの家族に思い出が積み重なることを願った。

【No.≠142 化物の街】
今日はハロウィンだ。仮装をしながら無駄に騒いで、ゴミを散らかして、警察官の指示も守ろうとしない。興味のない人には迷惑な行事だろう。これではどっちが化物かわからない。でも、私にとっては大切な日だ。今日だけは人間に化けることなく、仮装する人に紛れて堂々と街を歩けるのだから。

【No.≠143 優良音階】
その不良は指を鳴らすと音階を生み出します。今日は気分が良いのかパキ、ポキと高音が響きます。調子が良いとカエルの合唱を奏でました。けろ、けろ、けろけろけろ。敵の不良も間の抜けた曲を聞くと戦意喪失します。みんなもにこやかな顔になります。街は今日も、不良のおかげで平和でした。

【No.≠144 望遠のマーチ】
新しい私を探すために部屋の扉を開ける。海の底に沈んだ街。ヒヨコが降る国。季節を失った村。扉の先では世界が変わった。何度目かの扉を開けると私の部屋に辿り着く。いくつもの光景が目の前に広がったけれど、私の居場所はここだけで、生まれ変わっても私は私でしかないのだ。「ただいま」

【No.≠145 星借り屋】
『また一つ、宇宙から星が消滅しました。依然、原因究明には至らず――』星借り屋さんに頼んで星を貸してもらう。カーテンで遮られた部屋が紛い物で満たされていく。奪った光は私の目には眩し過ぎた。欲しがるだけ欲しがって、何も返せずにいるのに。それでも、希望とも似た光に縋っていた。

【No.≠146 あまのじゃく】
長い髪が好きと言うから、髪の毛を切った。青色が好きと言うから、緑の服を着た。アクション作品が好きと言うから、ホラー映画を観た。甘いものが好きと言うから、辛い料理を食べた。恋愛漫画が好きと言うから、推理小説を読んだ。あまのじゃくなのに私が好きと言うから、私も好きと答えた。

【No.≠147 誰かの物語】
たった140字の文章を綴ってください。それが小説になります。どうぞお好きなように。どうかお好きなように。これは私の物語です。短いけれど、すごく愛おしい世界です。では次に、あなたの物語を。どうかお好きなように。どうぞお好きなように。小さな言葉でも、積み重なったら、いつか――

【No.≠148 超上級問題】
『超上級問違い探し』「めめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめめ」

【No.≠149 渡り鳥達】
冬が訪れる度に、彼女との思い出が蘇ってくる。流れない噴水の絵ばかり描いていた左手には、多くの吐きダコができていた。白紙を塗り潰していく彼女の横顔が、なぜだかとても悲しそうに見えた。今ごろ、君は、あの公園で泣いていて。今ごろ、渡り鳥も、あの公園で鳴いているのかもしれない。

【No.≠150 フラワーズ】
その花は水の代わりに言葉を肥料にします。与えた話によって花の色、形、香りを変えていきました。150個目の言葉で透明な花が咲き、やがて枯れたあとに種を落とします。再び種を蒔いて、今、151個目の言葉を注ごうとしています。まだ見ぬ花が芽吹く瞬間を、誰もが待ち望んでいました。

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652