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【短歌】流転に向かって飛ぶ

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きっと言葉はどこにでも転がっているはず
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短歌まとめ

短歌まとめ

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大増量短歌

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短歌 056-060

灰色の朝を吸い込む冬の街エンドロールの夜と連れ立つ

スポイドに涙を溜めて退屈に一滴差したら騒がしき日々

覚めてれば明日以外に繋がると夢を見ていた昨日の私

振袖の裾から落ちる思い出にさよならをして未だ見ぬ私

街灯が「ほら生きろよ」と捲し立て目を塞いでも光は透けた

短歌 046-050

酸性の雨が染み込む鉄の街/想いは溶けて融けて流れた
今はまだ橙の中/やがて来る夜の帳を願って逃げる
不確かな心に潜むズレだけを愛せたのなら許せたのなら
目を閉じて出来損ないの夜を生む/月のフォントを崩して見てた
「永遠」の真似事をする子供らの影を疎んだ砂上の私

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