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コーチングメソッド③子供が見えなくなる時〜自己決定のススメ〜

何を言っても、我が子が動かない、言うことを聞かないー。そんな経験、親なら誰しもしたことがあるのではないか。

それは、だいたい、早い子で幼稚園保育園の年中ぐらいから、遅い子でも小学校4年生位までには現れてきます。

親の言うことを聞かない、なぜか?答えは簡単。親とは違う、自分の人格ができてくるからー。

それまでは、親の言うことが全て。その言うことにちゃんと従えることが、自分の価値であった。

それが、自分の人格が顔を出し始めてから、「おや?」と思うようになってくる。今まで聞いてきた親の言うこと、合ってるのかな。

親と子供の自分、見ている地点や視点も、状況も、それぞれの気持ちも全部違うから、感じ取り方は違って当然。

だから、「違うよ」、「自分はこう思っているよ」と反応してみる。これは子供側の自然な反応。自然な発達。問題になってくるのは、親のほうの構え。

今まで自分の言うこと、ちゃんと聞けたのに。なぜ「反抗」するようになったの?

嫌いになった?違う。反抗期?違う。子供のわがまま?違う。私にイジワルしているの?違う。そもそも子供は、本当に親のことを嫌いになったり、反抗したくて反抗する子はいない。必ず原因があるのだ。なぜ「反抗」するようになったのか。

この時、多くの場合、「反抗期」という便利な言葉にすがるケースが多い。でも内実は違うと私は考えている。

この後、以下に、その答えと、解決法を示していくが、親としての構えを、だいぶえぐっていくので、それに耐えられる人のみ、この後に進んでほしい。

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