甲状腺バセドウ病と診断。

自覚症状が出たのは診断される３年ほど前でした。

今から13年ほど前、甲状腺、という病気を知らなかった為、色々な病院を所謂、たらい回しにされました。

何処も異常無し。

ストレスかな？精神病に紹介状を書こうか。

某大学病院にも２度、紹介状を書かれましたが異常なし、と言うことで精神科を受診。

ちょっとした問診の後、
「鬱っぽいね。」

とだけ言われ、薬を処方されたがイマイチ自覚症状は治らなかった。

たらい回しにされて１年ちょっと経った頃、朝起きて仕事に行くために洗面台に向かう途中で倒れた。

運が良かったのだと思う。

ルームシェアをしていたので同居人に２度、異常なし、と言われた某大学病院へ搬送。

甲状腺バセドウ病

そう診断された。

甲状腺機能亢進症は、
甲状腺が甲状腺ホルモンを過剰に
産生している状態です。
 
甲状腺ホルモンは、
新陳代謝を司るホルモンです。
 
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、
体の代謝が亢進し、頻脈、血圧上昇、不整脈、
過剰な発汗、神経質や不安、睡眠障害、
体重減少などの自覚症状を認めます。
 
甲状腺機能亢進症をきたす原因としては、
バセドウ病が最もよく認められます。

「昨日まで普通の生活を送っていたのがありえない程の数値だ。」

１枚の血液検査の結果を見せられた。

「甲状腺は普通の血液検査では分からないから。」

甲状腺の数値は

通常の人の10倍以上だった。

４泊５日入院した。

「甲状腺を切る方法がある」と力説されたが
この数値だと全摘は免れなかった。

喉に傷が残るのは一応、20代前半の
女として
嫌で仕方なかった。

甲状腺はホルモンを作る作用の為、
全摘した場合、一生、ホルモン剤を
飲まなければならないのも嫌だった。

今では

アイソトープ

という治療があるらしいが
その時は無かったのか、説明されなかった。

兎に角、手術は嫌で薬にて処方を開始した。
通常の人の10倍以上の数値だったので
メルカゾールをはじめから
６錠飲まされたおかけで10倍以上の数値は
５日目（厳密には血液検査をしたのは４日目）の
退院時には８倍程度に下がっていた。

その後、専門医を紹介され、通った。

目の突起が凄かったのも職場で

「ギョロっとしてて気持ち悪い」

とよく言われていたが病気が
判明してから言われなくなった。

世の中ってそんなものなんだな、と。

専門医では某大学病院と
同じ血液検査と首のエコーを月１で行った。

専門医では全ての血液検査ではなく、
甲状腺の数値を見る血液検査のみ行うため、
結果は即日出た。

月１で通った数ヶ月間は10倍の数値でも
普通の生活を送れていたので
相変わらず普通の生活を送っていたが上司から

「甲状腺が悪いみたいだね。」
「僕の大学の先生もそうだったよ。」

その一言で週５正社員からバイトにおろされた。

入院はしたが、仕事に影響を出した覚えはなかった。

素直にショックだった。

でもここで辞めたら・・・という思いから
受け止め、身体を休ませるためだと思い、
バイト生活を送った。

甲状腺を悪くする理由は
ストレスだと言われていた。

確かに仕事先の上司は厳しかった。
当欠も許されなかった。

なので、数値が10倍あろうとも

「休む」

という選択は無かったのだろう。

何より異常なし、と言われていたので。

しかし、無理は禁物だった。

自覚症状のはじめは目眩、立ちくらみ。

たまたまインフルエンザの予防接種の際、
その立ちくらみ、貧血かも？
と言う張り紙を見て検査した。

勿論、異常なし。

それからは異常な汗、食べても食べても
太らないのに食欲はかなりあった。
頻脈、不整脈、体重減少・・・等の
自覚症状が増えていった。

気分のムラがあった為、通常の血液検査では
甲状腺の数値も確認できなかった為、
精神科を勧められたのだろう。 

その時、Ｖ系バンドマンの追っかけを 
いていたのも良くなかっただろう。

バセドウ病は睡眠中も全力疾走してる、
と言われている。

その後、朝起きてからすぐに行動するのが
無理になった。

その為、出勤時間の数時間前に
起きるようになった。

所謂、１時間近くゆっくりする時間、
朝活する時間を確保した。

休みの日はほぼ寝ずに午前中に
やる事を済ませてお昼すぎには寝ている。

特技は寝ることなので(笑)

バセドウ病は更年期障害と似ている事、
男性も数％かかるが（最近だとサッカーの
本田圭佑さんが噂されてましたね）
女性の方がかかりやすい事。

・異常な汗が出る（汗かき）
・食べても食べても痩せる（太る人も居る）
・動悸、息切れ
・体がだるい
・脈が早い、飛ぶ
・手足のしびれ、震え
・下痢、便秘
・気分のムラ 
・月経不順

これかの症状が出たら今ではほぼすぐに
内科、もしくは甲状腺専門医に行ってください。

特に首の腫れが確認された場合は要注意です。

わたしは自覚症状が出る数週間前に

リンパの腫れ

がありました。

バセドウ病は20代～30代の女性に多いと
言われています。

ヨウ素の摂りすぎも危険です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨