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一周まわって文章術について考えてみた 後編|文章術と「+α」

前編で、あらためて文章術について考えてみた。

しかし、それを補うさらなる重要点が!?


もう1冊読んでいた

前編で「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた。」
という文書術の本を紹介したが、
実はもう1冊、noteの記事で知った本を読んでいた。

それについても紹介したい。

「 感 想 」

その内容は、
 
第1章       
「書く」前に知っておくべきソーシャルメディアの7大原則
 
第2章      
「共感ライティング」で読者の感情をゆさぶる
 
第3章      
「交流ライティング」で圧倒的にコミュニケーションを深める
 
第4章      
「伝わるライティング」で読者にわかりやすく届ける
 
第5章      
永久にネタ切れしないネタ収集術
 
第6章      
「スピード・ライティング」で忙しくてもガンガン書ける
 
第7章      
ソーシャルメディアのマナー~やってはいけない10のこと

 
という項目にわたり、まさにSNSの超プロである著者のノウハウを
わかりやすく解説したもの。
 
本書を読む前に「『文書術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた。」を読んで、今後の文章術の大切さを学んだ。
 
しかし本書は対照的で、文章術とタイトルにあるが、
文章の上手い下手は重視していない。

もっと実用的な、
ソーシャルメディアでの執筆における作法を凝縮した内容だった。

  
投稿で記事を書くことに必要な知識が、
ピンポイントで書かれていた。

とても参考になった。
 
出版されたのが2011年とデータが古い。

しかし、現在でも十分通用する情報や常識が多い。

ぜひ今後のnote投稿に活かしたい。
 
読んでみて、求めていた一番欲しい情報を得た気がする。


読み終えて

この本から、特に心に響いた箇所を引用しておく。

ある特殊な一群に向けて書くよりも万人に向けて書くほうが、
たくさんの人に受け入れられる、と考える人がいますが、
一般的には、むしろ逆だと思います。
 
多くに人が興味や関心を持っているということは大切ですが、
「一般大衆」「普通のビジネスマン」「普通の学生」など
対象を漠然とらえてしまうと、たいていの場合、
エッジのない、つまらない文章ができ上がります。

エッジがないと引っ掛からない。

心に刺さらないのです。

第2章 「共感ライティング」で読者の感情をゆさぶる より


という文章が、まさに私の心をゆさぶったた。

最近もいろいろな悪あがきをしているが、
確かに自分の文章は、
エッジの効きが甘いといえる。


文章術と「+α」

これまで途中で休載していた時期もあるが、
一応2年ほどnoteに投稿している。

フォロワー数やスキが伸びず、
一時期挫折するも、再開。

その後急にフォロワー数が伸び、
これまで以上に自分の生活でnoteの比重が重くなった。

やっと本気になったというか、
今になり文章術の本を読みだしたのはその影響が強い。

しかし、現在も一桁単位での評価を気にしてしまう状態だ。

今回、前編で学んだ「文章術」を補う、さらなる重要なものを、後編でも気づかされたように思う。

前々回の投稿で、文章術より大事なのは第一印象と書いた。

この投稿で登場したnoteの「アクセス状況」とは、
この本にあった、ソーシャルメディアでの「反応率」のことだったのだ!

▶読者の共感は「反応率」で測定することができる

「反応率」
=その記事を読んだことによって、何らかの行動を起こした人の割合


▶反応率をフィードバックしてより反応を高める

毎回記事ごとに調べていくことで、自分の書いた記事のなかで、どのような記事が読者に面白がられているのか、どのような記事が歓迎されているのか、その「傾向」が見えてきます。

第2章 「共感ライティング」で読者の感情をゆさぶる より

つまり、

▶「エッジ」
=読んで面白く、心に刺さる文章を書く。

▶「反応率」
=参考にして、より歓迎される記事を書く。

一周まわって文章術について考えてみたが、
やはり、こういった「+α」のテクニックも必要であることを再確認した。

今後は、文章力を向上しつつ、
このような技術も、より研究して活用したい。



まとめ

前編より 
「汎用性の高い多様な文章術」

後編より
「ソーシャルメディアでの常識とノウハウ」

今回のテーマで得たことの要点

今回、前編・後編にわたりお送りしたが、
このようなことを得ることができた。

そんな知識を得て、
より魅力的な文章を目指すゆえに、
まだしばらくは迷走しそうだ。

これからが本領発揮する機会なのかもしれない。

しかし、ここで忘れてはならないことがある。

上の「スルメオーグ見参~!!」でも書ているが、

やはり楽しむこと。

「自分のためのSNS」という要素も忘れてはならない。


もっとも、楽しみ過ぎて評価が低いという現状もあるが (^_^;)




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