【短編小説】転校生は未来人
小学3年生の二学期の途中、1人の女の子が転校して来た
親が転勤族なのだと先生が言う
彼女は自分が未来から来た”未来人”だと言い、あまりクラスには馴染めない様子だった
もちろん僕もそんなことは信じられなかった
そんな彼女と僕は家が近いという理由で下校を伴にする機会が多かった
大好きな絵の話をしたり、それを見せたりすると彼女はとても喜んだ
だから僕も彼女の話をきちんと聞こうと思った
それから彼女の言葉をよく聞いて、きちんと調べてみると、
実はいくつか彼女の”予言”が当たって