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『小さな兵隊』監督:ジャン=リュック・ゴダール

ヒューマントラストシネマ渋谷のジャン=リュック・ゴダール監督追悼映画祭の初日に行きました。

ずっと観たかった作品。

主人公はフランス諜報局OASに属するカメラマン。ある危険人物の暗殺指令が下ったとき、OASを離れ、恋人と逃亡の旅に出る。だが、その恋人は敵対組織のスパイだった……。

1960年に製作、1963年に公開された、『勝手にしやがれ』につづく長編第2作。

1958年の、アルジェリアがフランスの植民地支配からの独立を目指して戦った、アルジェリア戦争真っ只中のお話。

OASとアルジェリア民族解放戦線FLNを実名で登場させ、両組織による拷問を描いたことで上映禁止となり、停戦後の1963年に公開された。 

ゴダール映画にアンナ・カリーナが初出演した作品。

頭を振るしぐさ、櫛を梳く、ふわふわスカートの彼女が可愛すぎる。

拷問のシーンが怖いけどタイトルの意味がこれなのかなと思った。部屋での二人の対話が好き。

ラストまでみごとなヒロイン振りでした。



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