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映画『にわのすなば 』

キノコヤ映画第一弾。

冒頭のシーンが印象的。柵を飛び越えるシーンも。先日観賞した『いもの国風土記』の川口市の不二工業が舞台の一つとなり、コロナ禍で撮影当時は工場の中まで入れなかったお話を思い出しました。

劇中ではリヴェットやゴダールを思い起こさせました。
十函(とばこ、架空の町)では昔、一家に一台スケボーがあった、人間の数よりスケボーが多かったという話にサカグチ役のカワシママリノさんの「どういうことだ」がとてもよかった。

すごく好きな作品でした。

あとわたしも下高井戸商店街の肉と惣菜の堀田さんのコロッケ食べ歩きしました。美味しかったです。

同時上映『Unnamed road』も好きでした。
非現実なようで現実的に終わる、じわっと何かが身体にひろがっていく。ラストも解決、という感じなような、安心していいのかな、というような絶妙さがすごいなと思いました。

現在下高井戸シネマにて「DIGにわのすなば」特集が開催中で、『Unnamed road』、『にわのすなば』明日26日にも上映されます。ぜひ!

個人的な話ですが、去年歌会でお会いした歌人さんにこの日偶然映画館でお会いし、上映前たくさんお話もできて、『にわのすなば』を一緒に観れて、帰宅後も嬉しさを噛み締めてました。


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