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マンション自治会の消防訓練に参加してみて気が付くこと

こんにちは、じゅくしんです。

私は今年度、住んでいるマンションの理事会役員にくじ引きで選ばれてしまいまして、マンション役員の仕事をせっせとこなしています。

そんな中で、引っ越してきて初めて、マンションの自治会主催の消防訓練に参加しました(役員は強制参加)。

私はいまのマンションに越してきてもう5年くらい経ちますが、消防訓練は初めての参加です。

正直、役員をやるまではマンションで消防訓練をやっていたことすら知らなかったし、知っていたとしても面倒臭くて参加なんてしなかったでしょう。

そういう意味では、役員にでもならないとこういう行事は参加しませんから、これはこれで良い経験になったなと感じます。

消防訓練当日まで、役員なので、色々と準備したり、当日の流れを確認したりなどしたのですが、いざ当日になってみて、参加者を確認すると、参加者はなんと役員を含めないと6名ほど。150戸くらいある大規模マンションなのに参加者が6名ですよ。少ない。役員を合わせても20人いきません。

当日は、消防隊の方に来ていただいて、煙体験とか、AEDとか、消火器とか、色々と訓練していただいたのですが、こちら側の参加者が少なくて、なんだか申し訳ない気持ちになりました。

自治会の会長の方や、管理人の方に色々とお話を伺ってみると、こういった自治会の行事に参加する人は年々少なくなっているそう。そして、行事に積極的に参加する人たちは、昔から住んでいる方が多く、大体高齢の方が多いので、若手はほとんどいません。なので、参加者は減ることはあれど、増えることは無いという状況。

しかし、災害時にどこに避難して、どのような対応をして、どんな設備があるのか、というのは、マンションというのは住民が共有で一つの建物に住んでいるわけですから、知っておく必要があります。なので、一度でもいいから自分の住んでいる地区の防災訓練とか、参加しておいた方がいいですし、一度でも参加しておくだけで、あー、こういう感じなのねとイメージがつくかと思います。なので、参加者はもうちょっとほしいところ。

今回の消防訓練に限りませんが、正直、こういう自治会の行事ごとって、人見知りでコミュ障の私からすると本当に参加するのは面倒だし、とにかく気が重かったです。

ただ、実際に同じマンションに住んでいる人達と自治会の活動を通じて交流を行ってみると、横のつながりが少しづつできていって、顔見知りが増えていって、一つのコミュニティに参加している感覚が生まれてくるのですね。

そうすると、自分の住んでいる部屋だけでなく、マンション全体に対しても意識が向いて、より所属している感覚や、助け合い精神みたいなものがでてくるような、地域に対して視野が広くなる感覚がありました。

ここまで書いていて、じゃあ来年もマンションの役員に立候補するのか?と言われてしまうと、正直うーん…という感じなので申し訳ないのですが、普段やっていないことをやってみると、色々なことに気が付くものですよね。

ぜひみなさんも、町内会とか、自治会とか、地域の消防訓練とかがあったら、一度くらい参加してもいいかもしれません!


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