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【読書記録】「成熟スイッチ」を読みました!

こんにちは、じゅくしんです。

年始に読んでいた本の一つがこちら。

林真理子さんの成熟スイッチです。

林真理子さん、今まで一度も読んだことがなくて、日大理事長就任のニュースとかで話題になったりして、名前だけは知っている作家の一人だったのですが、今回たまたまお勧めされたこともあり、初めて読んでみました。

正直、書かれている内容としては、あまり共感できる部分とかは少ないんですが、そりゃ年代が違うんだから当たり前ですよね。若い世代の朝井リョウとかへのちょっとした批判とかもあるので、同じ年代の私としては、

「えー、それはちょっと違うんじゃんないの?」

なんてツッコミを入れたりしながら(笑)楽しく読めました。

よく考えてみたら、成熟世代である林真理子さんは68歳ということなので、そりゃ自分との価値観や考え方が違って当たり前だからこそ、「人間関係の心得」や「人生の楽しみ方」などは、そういう考え方もあるんだなぁ~と納得しながら読むことができました。

林真理子さん、私は大御所作家のイメージしかなかったので、王道の作家人生だったのかなーと思ってましたが、エッセイでデビューして、当初はキワモノ扱いされていたことを初めて知りました。名前だけ知っているけど、何を書いているかよく知らない作家だったので、林真理子さんってこういう人だったのかーと知れたのが良かったです。

本書のあとがきで書かれていた部分が特に素晴らしいなと感じたので、引用させていただきます。

自分がこれからどこに行くのか、どこまでできるか試してみたい。面白そうなことは何でもやってみたいのです。成熟とは、「昨日のままの自分だと、少しつまらないよ」ということでもあると思います。少しずつでいいから、変わっていくということ。
ちょっとしたことでいいから何か新しいことをして、昨日とは少し違った自分になってみる。成熟には切りがありません。毎日新しいスイッチを入れながら、自分の変化を楽しむことができたら、なんて素敵な人生でしょう。

成熟スイッチ
林真理子著より

私が成熟世代になるのはもうしばらく先になりますが、68歳で未経験の日大理事長に挑戦してしまうくらいのチャレンジャーなところは本当に見習いたいですし、

「毎日新しいスイッチを入れてみる」

という、変化することを楽しむ人生を私も心掛けたいです。

今年はどれだけ沢山の新しいスイッチが押せるか楽しみです。

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