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木曽義仲(佐藤浩市)が好きすぎる

武蔵坊弁慶(1986年)21話目まで見終わりました。全32話。
ガキ大将がそのまま大きくなったような木曽義仲(佐藤浩市)が好きすぎる🥰 そんな義仲殿の名言をどうぞ。

都の流儀というものは七面倒くさいものぜ

都は・・・都は食えねえ奴ばかりじゃ

おれが山猿なら、後白河院は大天狗よ・・・取り巻きの公卿どもは子天狗、烏天狗のたぐいぜ

飢えを知らずにぬくぬくと肥え太っておられるは、御身さま方やんごとなき方々ではござりませぬか!

それがし、嘘や追従は大嫌いでござる

ん? こいつゥ。後で泣き面かくなや(と言って、巴とじゃれあう)

今宵はいっこうに酔わん・・・都の酒まで、おれに逆らいおるわな

人の心は、わからんもんぜ

おれは、やはり木曽の山猿ぜ。山猿は、このまま山猿でいきたい

木曽はいい・・・。都の醜さ・・・愚かしく悪意に満ちた殿上人に比べると、木曽の山の方が数段尊いわな

おのれ行家・・・あの腐れ外道めが!

おれは絶対に負けん! 例え・・・平家と手を結ぼうとも、鎌倉には負けん

地獄の閻魔大王とでも手を結んでやるわ

頼朝ごときに負けてたまるか!・・・舎利になってでも、奴にだけは負けん!

おれは絶対に都を離れんぞ! 九郎と刺し違えて死んでやる

義仲の恨みを思い知れ・・・!

負け戦にて初めて知る鎧の重さか

われらの運も、これまでぜ

一時は旭将軍とまで謳われたこのおれが、女づれで逃げ惑い、あげくに女に戦わせて、道連れに討ち死にしたと伝えられるは末代までの恥辱じゃ

名言多すぎるぜ(笑)全部好きすぎる😍
表題画像の右は巴御前(大地真央)です。
巴も好きだったなあ。


そして・・・
義仲の最期は、このドラマの名場面のひとつ。

武蔵坊弁慶 第16話「旭日落日」

粟津の戦いで鎌倉軍に敗れた義仲は巴御前を逃がし、山中をさまよう。
既に死の側に足踏み入れているような表情。
周りの山もかすんで、あの世への道続きのように見えます。
そこへ、ひょうふっと矢が飛んできてこめかみに刺さり、落馬する。


佐藤浩市といえば「新選組!」では芹沢鴨、「鎌倉殿の13人」では上総広常を演じておられました。広常の最期かなしすぎる・・・😭。

中学の時、同人誌やってた友人に貸してもらった「燃えよ剣/司馬遼太郎」にハマる。土方歳三に萌える。彼女の同人誌にお願いして一度だけ、土方歳三を描いたヘタクソな絵を載せてもらう。歳三にシバかれたいと思っていた遠い日・・・。

「新選組!」はキャストがいちいち燃えよ剣のイメージに合ってることがうれしかった。ただし主人公以外・・・すみません。香取慎吾くんは好きですよ。まあとにかく、三谷幸喜はすごく新選組が好きなんだろうなあと納得できる布陣。

ところが佐藤浩市の芹沢鴨には驚かされました。
こんな男前もってくるかー、意外、だけどピッタリ。
そして、恋人のお梅(鈴木京香)との息もピッタリ。

三谷幸喜は鈴木京香好きだよね。私も好きだよん💖

お梅は新選組隊士に斬られるのではなく、芹沢鴨の後追いで、沖田総司の剣で自らを突いて果てる。これが史実と異なるところ。新選組を扱った書物ではほとんど存在感の無いお梅というキャラクターに肉付けをし、視聴者が納得できる死に方をさせた三谷幸喜の創造力はすごかった。

まとまりのない記事になりましたが、何が言いたいのかというと、
ユーレイでもいいから上総広常殿を再び登場させて下さい三谷さん🙇‍♂️


(記事中、冗長になるので各自お名前は敬称略で記させて頂きました。あしからずご了承頂けますようお願い申し上げます)