CHAGE and ASKA「告白」
大学生の頃、いとこの家庭教師をしてました。この前書いた、息子が大阪桐蔭野球部卒の子です。まあまあチョイ悪(笑)な子で、勉強に飽きて「カラオケ行こうよ~」と言ってくる。私もいい加減だったなと思うんですけど根負けして、出始めたばかりのコンテナタイプのカラオケ屋へ行っていい気持ちで歌ってたら突然ドアが開いて「なにやってんのー!」
いとこのお母さんが仁王立ちしてました。そして、めっちゃ怒られました。そんな思い出の頃、いとこから借りたのがCHAGE and ASKAの「SAY YES」シングルCDとアルバム「SUPER BESTⅡ」です。チャゲアスは高校生の頃から好きだったのですが、ファンクラブに入ってコンサートにも行って本格的にのめっていったのは、この2枚のおかげです。
昔懐かしい、縦に長いCDでした。「SAY YES」は高校生時に流行った大ヒット曲なのでもちろん知っていましたが、私が驚いたのがカップリングのCHAGEさん作曲の「告白」です。
SAY YESよりずっといい曲やん。
と、思いました。SAY YESの主人公は、こう言いますよね。
君は確かに僕を愛してるって・・・強気な男です。対して告白の主人公は少し引いて、ちょっと離れたところから好きな女性を見つめている。二人称が「あなた」なのが距離がある感じがしてまた、いいんです。そうして、想いの丈を訥々とつぶやいている。
ASKAさんだけじゃなくてCHAGEさんもいい詞を書くんだなあ、と思ってクレジットを見たら作詞/青木せい子という別の人でした。いや、誰が作詞とかそんなの関係ねえ!(あるよ!)CHAGEさんの口から出た、CHAGEさんの言葉だと思って聴いています。
だけど、SAY YESも。色んな経験を経た現在になってから聴くと「君は確かに/僕を愛してる」は一見強気なようでいて「こんなこと言ってしまっていいかなあ、」と、不安を言葉で捻じ伏せるような、心はちょっと震えている感じもみえて、そこがいい。
結論づけると、どちらもいい曲です。
ただ、ジョイマンを知ってしまった今となっては、SAY YESって聞くとジョイマン高木さんの「SAY!」(※)を連想してしまい、笑いがこみあげてくるのが困ります。あっ偶然にも今日は高木晋哉さんと清原和博さんの誕生日です。お誕生日おめでとうございます😄
※高木さんが相方の池谷和志さんにネタをふる時に言うセリフ