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血管迷走神経反射に悩まされているわたし。前編

わたしは中学生の時から、血管迷走神経反射に悩まされている。

いや、ほんとのことを言うと、自身のこの状態が「血管迷走神経反射」であると知ったのはつい最近なのだ。

わたしちょっとおかしいかも、と気づいた出来事。

中学生になって体育の授業で長距離をしていた時、その出来事は起こった。
もともと長距離は苦手な方だったが、全く走れない人間ではなかった。(校内マラソン大会も、文化部にしてはそこそこの順位だったかな。120人中20位とかに入ったこともある。)

いつものように軽快に走り始め、200メートルトラックを何回か回っていたとき、急に視界が黄色く、ボヤけはじめた。(よくこの状況を説明すると、黄色!?と驚かれるのだが、ほんとに黄色い世界が目の前に広がるのである。誰か共感してくれるかな。。。)

「あれ、おかしいな。」

そう思ったときには遅かった。だんだんと足に力が入らなくなり、自分の体が自分のものではなくなってしまったような感覚になったのだ。そして、私は意識朦朧のまま、地面に膝をついた。

意識が戻ったとき、わたしは保健室の天井を見上げていた。その傍らには先生と友達。どうやらわたしは、担架で運ばれたみたいだ。
先生や友達が心配する中、わたしはいたって冷静で、5分後にはぬくっと起き上がって教室に戻ろうとしていた。

先生いわく、「貧血かもしれないね。」ということだった。そして「akiraは頑張りすぎるから、長距離の時は力を100%出さなくていい。」と言われた。
この時、「ああ、自分は貧血体質なのだ」と自覚する。

そういうこともあって、その後の体育の授業はある程度適当にやり過ごす日々を送る。

高校時代にも悩まされる日々。

まあよくある、朝礼とかでバタッと倒れるやつを実際に自分が体験するのである。
クラス委員をやっていた時のこと、朝礼ではいちばん前に並び座るのだが、先生たちの長ーーーいお話を聞いていざ体育座りから起立し一礼をした瞬間。

「あ、身体持ち上がんないかも。」

そして、わたしは頭から床に倒れ込む。
(今思うとこの状況結構おもしろいかもなと思う。ッてコラ!笑)

という感じで、ますます自分は「貧血体質」だと洗脳していくのである。


後編は大学から現在。そして原因と自分の症状が血管迷走神経反射だとわかった出来事を綴っていきます。
今日はこの辺で。


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