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団塊世代ジュニア(の近く)

徳川15代、源氏3代ではないが、やはり「世代・時代」を引き継ぐには、偉大な創業期を次の世代がどう引き継ぐかで決まるのでは、という思いです。

カテゴリ

頭の整理、世の中に思うこと

要約

脈々と受け継がれていくための仕組み化とその仕組みを大きくするためには、地味な2代目が頑張らないといけないのに、戦後国家ニッポンにおいては、2代目が文句言いにしかなってないのでは。。という危機感があります。というお話です。

取り上げた背景

使命感

この数ヶ月、今自分が「生かされてる」意味。みたいなものを考えることが多いです。決して「死にたいのに死ねない」的ネガティブな意味での「生かされている」ではなくて、「生を受けるということの意味」みたいな話です。
スポーツチームでも企業でも、自分のことで精いっぱいだったり自分がプレーヤーやスーパーマンとして活躍するステージと、
その後、作ったモノをなくすのか粛々と継続するのか大きく伸ばすのか、という10->100的ステージでは、やることが大きく違いますよね。

今の戦後国家ニッポンは、更に面倒な状況で、人口やらそれをベースにする経済力その他で言うと、明らかに、100->70みたいなフェーズに突入しているにもかかわらず、10->100的な過去の栄光系と、後のことを考えない老害達め。。。みたいな情報だけがあふれかえっている気がするのです。

でも、それは、誰のせいでもなく、今のマジョリティの当事者意識が足りなさすぎるということだと思い、何とかせねば。。と感じるのです。

自戒の念?

人の批判は簡単です。

私が最初に入った会社で私が若いころに感じたこととして、
「この会社で20年後の姿を想像した時にどうなるんだ?」って考えている当時40-50くらいの方々がいるように思えない。というのがありました。
そうした将来のことを考えず、世襲みたいなことを粛々とやり続け、いざ20年経ったときに「後はよろしく」とか言われる姿が目に浮かび、結果、本格的に転職を考える一つのポイントにもなりました。

今、自分が50を過ぎて、「日本」という国で見た時に、若かりしときに呪った老害層にまさに突入していると感じます。

国を見ていても自分では見ないTV番組を見ていても、ネットのアレコレを見ていても、明らかに「人口ボリュームが多い」ところ向けにしか力が入っていない。

政治の世界の老害をアレコレ言う連中が、企業とか政治は置いといても自分たちとして自分の国をどう次世代に遺していくべきか。と考えないといけない今の「団塊ジュニア」世代が、どこか他人事でいるのはマズすぎる。
そこに強烈な自戒の念があります。

いわゆる2代目

北条・足利・徳川の15代とかそれ以上とかそういう世界と
平家・源氏・南北朝・織田&豊臣のせいぜい3代とかそういう世界は、スパンが100年単位(国家100年の計とは言ったものですね。。)なので、
明治政府であれ戦後国家であれ、まだ「3代」引き継がれていないと言えるのかもしれませんが、少なくとも自分は、戦後国家における「2代目」マジョリティ世代なのでは。と思っています。

で、この2代目世代は、3代目世代を増やす・充実させるよりも、自分たちがよければそれでいい。を下手すると初代より、よりずる賢くやっている層が一定数いる。。と感じたり。

たぶん、長期にわたってうまく続けていくには「地味で堅実な2代目」が「個人・カリスマ」創業世代から、「組織・継承できる」世代への転換を図るために黒子に徹しないとダメなんじゃないかと思ったりします。

そのうえで、「余は生まれながらにして」みたいな3代目につなぐ。
むしろ、自分などはそういう「目立たない2代目」キャラとしてはぴったりとさえ思ってしまいます。

自分事で捉えたい

このテーマ、テーマとして大きすぎるので、書きかけで数週間放置してしまいました。。noteを継続して作ろうと思うと、こういう「止まる」事案を作っちゃいけないですね。。

などというしょうもない話はおいといて、いずれにせよ、「次世代へ引き継ぐ」ことを明確な自分事として捉えて、この先は「生かされて」行こうと思います。

そのために必要なこと。これはもうシンプルです。
「起こっている他人事を自分事と捉える」のみかなと。

もう、この通りなのかなと。
自分と他人を分けて、自分のことだけを考えたり責任を背負うだけは、世の中は良くならない。自分のことをやるのは当然として、他人のことも自分で解決する。そこまで突き抜けたい。

もう遅い…のか?

人口は急には増やせないので、人口=国家力という世界観に対して、種を保存しない民族は小さくなっていきます。弱肉強食の世界ではありえない話ですが。。心が裕福な先進国家はみんな種の保存をさぼります。

ですが、まぁ、世界的に見れば人は増え続けているわけですから、人間という種で考えると、「純粋日本人」(そんなのいないけど)が減っても、まぁ問題なく日本という国家なり育った世界を引き継ぐことはできるのかなと。

そのためにも、人が自然に集まって定着する・・・Webマーケティングみたいなことを国家レベルで実直にやればきっと遅くはないはず。

まあ、きっと物事のスタートに「遅い」はないんだなと思います。
思ったのに実行しないのは「遅い」ですが。

そんなわけで、溜まっていた思いを書き出しました。。。

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