都道府県制覇の旅 #44新潟#45福島 前編
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この旅の概要
・旅した日 : 2021年8月23日(月)～8月24日(火)
・日数 : 1泊2日
・行き先 : 新潟、福島
・主な交通手段 : 飛行機、夜行バス、鉄道
まだ見ぬ日本海沿いへ
8月中旬。雨続きのお盆がようやく終わった頃、私は新潟にいました。関西空港からPeachで1時間。初上陸新潟県での旅のはじまりです。
さすが日本の米の産地。上空からはあたり一面の田んぼでした。着陸前から米どころに来たことを思い知らされます。新潟空港はコンパクトな空港で到着もスムーズ。市内まではリムジンバスで25分です。
旅の相棒、えちごツーデーパス
新潟駅に到着後、お昼ごはんもそこそこに今回の旅のきっぷを購入。その名も「えちごツーデーパス」新潟県内のJR線に加え、北越急行、えちごトキめき鉄道が2日間乗り放題になるきっぷ。お値段まさかの2740円。みなさんおなじみの青春18きっぷの場合1日あたり2410円なのでこれは破格です。しかも18きっぷと違い、特急券を別途購入すれば在来線特急、新幹線も乗車可能。お得すぎませんか？？
そんなきっぷを片手にホームへ。新潟駅は現在高架化工事の真っ最中。在来線ホームは高架化済みで、現在は駅ビルを整備中のようでした。信越本線の列車でまずは長岡を目指します。
今回の旅でお世話になるE129系電車。新潟地区の直流区間向けに開発された新型車両です。ところがこの車両。というかJR東日本の新型車両全てに言えることなんですけど、イスのクッションがペラペラなんです。関西地区の新快速とは比べものにならないくらい。どうにかしてくれませんかねぇ。
海の見える駅 青海川
長岡駅で直江津行き普通列車に乗り換え、西を目指します。目的地は柏崎市、青海川駅。「日本一海に近い駅」を名乗っているようです。他にも海に近い駅いっぱいある！と言いたくなりますが、この青海川駅、景色は格別です。ホームからは静かな日本海が広がり、青く輝く海面が水平線まで続いています。
インスタ映えスポットとしてガイドブックでも紹介されるくらい。電車は１時間に１本以下と少ないので車で行くのがおすすめ。でも電車で行けば信越本線の日本海沿いの車窓も楽しめますよ。
かつての大動脈、北越急行
青海川駅の撮影もそこそこに、信越本線をさらに西へ向かいます。次に降りるのは上越市、犀潟(さいがた)駅。北越急行が分岐する小さな駅です。
2015年に北陸新幹線が開業するまで、北越急行は関東と北陸を結ぶ短絡線として、上越新幹線越後湯沢と富山、金沢を結ぶ特急はくたかのルートとなっていました。この特急はくたか、北越急行線内での最高速度は在来線最速の時速160km。そのため、地方の第三セクターにも関わらず踏切は無く、随所に高速化工事が施されています。
北陸特急の座を新幹線に譲ったあとも最高速度は130km/h、普通列車でも110km/hの高速で走り抜けます。そんなかつての高速新線に乗って、越後湯沢を目指します。
小さな駅に残る、大きな夏フェスの余韻
犀潟から1時間20分、越後湯沢に到着です。駅ビルのお店で新潟名物タレカツ丼をいただきます。
出てきたのはヒレカツたっぷりのどんぶり。次の電車が迫る中急いで食べました。
実はこの越後湯沢駅、8/20~8/22に苗場スキー場で開催されたフジロックの最寄り駅。翌日の夜なので閑散としていましたが、ポスターはまだ残っていました。
夏フェスで大声を出して叫べる日が来ることを祈ります。いつか苗場にも行きたいな。
引退間近、E4系
越後湯沢に来た理由はもう一つ。引退間近の新幹線E4系に乗ることです。かつてのオール2階建て新幹線E1系には乗ったことがありましたが、E4系はまだ乗車経験なし。せっかく新潟に来たということで乗っておくことにしました。(特急券高かった！！)
電光掲示板の「Max」の文字。最高時速240km、16両編成の定員1634人。世界に誇る高速大量輸送の列車です。
きっぷに列車名を残すために指定券を購入。新潟まで約45分、1階席と2階席を移動しつつ最後のE4系を楽しみました。
車体にはラストランラッピングが施され、駅の売店ではグッズ販売もされていました。
新潟駅ではE4系が2編成並ぶ場面も。2021年10月1日、ラストランを迎えます。
1日目はここまで。新潟市内のホテルに泊まります。
後編はこちら！2日目は福島県会津若松を目指します。こちらもぜひ読んでくださいね！
ここまで読んでくださったあなた！ありがとうございます！せっかくなので、ぜひ「スキ」していってくれると嬉しいです！！
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