雑感89:世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法
2018年、コロナ前に出版された本です。
「心理的安全性」という言葉も、まだあまり知られていなかった時期でしょうか。
以下、いくつか私の印象に残ったところを。。。
「目の前にいる人はいい人」と考える
これ、とても重要に思います。
私は割と警戒心が強い方で、どうも性悪説的に考えてしまうところがある。加えて、「そもそもこの人は私とは違うタイプの人だな」みたいな感じで、初対面のうちから距離を置いてしまうことも・・・。
今一度、フラットに接するべきと気持ちを新たにしました。
プレイング・マネージャーからポートフォリオ・マネージャーへ
あまりに身の回りにプレイング・マネージャーが多いせいで、今更プレイング・マネージャーに深い疑問も持たなくなっていましたが。。。
やはりプレイング・マネージャーは組織の健全性の観点から見ると良いことはない。自分がいなくても組織が回るようにすることが一つのゴールか。
目的・熟達・自主
モチベーションはこの三つが大きく影響するとのこと。
目的(Purpose):意味があるのか?
熟達(Mastery):新しいことが学べるのか?
自主(Autonomy):選択肢が増えるのか?
哲学的ではなく統計的なアプローチで導き出された傾向だと勝手に思っていますが非常に納得感があります。
自分は仕事に何を求めているんだ?というモヤモヤ感もちょっとスッキリした感があります。
マネージャーによるコーチングは「ゲームで高得点を取る」ための教育
勉強はどんなに頑張ってもMAXは100点、ゲームは(ゲームによると思うが)得点に制限無し!!!
テトリスとかのイメージ?レベルに上限のないオンラインのRPGのイメージか・・・?
何でも良いですが、決まった試験範囲の中で頑張る「テスト型」と、自分で課題を設定して前進していく「ゲーム型」・・・、現代社会では後者が求められる理由が何となく分かります。
こんな感じで「心理的安全性」を主題に置きながらマネージャーの理想像が語られていきます。
付箋貼りながら読みましたが結構な数になりました。
サクッと読めますし、オススメです。
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