見出し画像

海鮮丼に、物申す!

北海道を代表する観光地、小樽
幾度となく遊びに行ったし
2年ほど、新しい職場のつなぎで
働いていたこともあります

病院の隣りは、大きな神社で
初夏の晴れた日に
鳥居をくぐると坂の参道があって
本殿まで登り切って振り返ると
眼下にはサファイアの海と
光り輝く白波が見えるんです

額や首すじの汗が
海からくる風にさらわれて
何とも心地がいい
昼休みによく参拝したものでした

その小樽の観光地の寿司屋に
ポセイ丼、という店があって
ギリシャ神話の海神をもじるとは
うまく考えるもんだなぁと思ったものでした

さて、内地の人たちはこぞって
北海道に行ったら、海鮮丼を食べるんだ
と、話しているのをよく聞きます

うに丼も、いくら丼も
言ってしまえば海鮮丼なのですが
マグロや甘エビ、イカタコなんかをのせた
バラエティ豊かな丼ものが
いわゆるみんながイメージする海鮮丼です

がしかし

山ちゃん
刺身がご飯のおかずになるとは
思えないタイプの人間でして

ましてや温かいご飯に冷たい刺身をのせて
わさび醤油をざらっとかけまわし
いただきます、って

理解できない
ごめんなさい小樽

わさび醤油が満遍なく
刺身にかかるならまだしも
だいたいは、最初にドバッとこぼれて
あぁヤバイヤバイって
残りのわさび醤油で巻き返しをはかる

中には、丼から1枚1枚刺身を取り出し
小皿のわさび醤油につけては戻し
つけては戻して
ちまちま食べてる人もいる

キレイに盛っても
刺身をよけないとご飯が食べられないので
よけては食べ、よけては食べしないといけない

まだあります

ご飯の完食と、刺身の完食の
ペースを合わせるのに
手間がかかりすぎなんですよ

もう別々に食べさせて欲しい

でも、俺の場合はもっと捻くれていて
前述のとおり
刺身がご飯のおともにならないから
鶏唐揚げを別注文するかもしくは
ご飯いらないから、ビールくれ、となる

海鮮丼好きな人には
本当に申し訳ない話なんですが
刺身定食の方が、スマートだと思うんス

中には、海鮮丼のご飯が、酢飯の店もある
そうなると

寿司で出せコラ!

ってなっちゃうんです
あんこは、おはぎにしても
丼にはしないでしょう?

海鮮丼て、食べる側の手間を考えない
傲慢さを感じてしまう
和食って、こんなにガサツじゃない

丼のフタも使わなくていいから
洗い物が少なくてラッキー
くらいの店のあざとさすら感じてしまうんです

ごめんなさい、海鮮丼で生きてる人たち
俺みたいな屈折した考えをしている方が
ごく少数派なので、無視してやってください

小樽駅を背に左手に歩くと
三角市場
降り立った観光客を1番にお出迎えする
賑わいある市場です

ただ見ているだけでも楽しい
漁業で栄えた頃の活気を
肌で感じることができます

そこを抜けて、ところどころに点在する
レンガ倉庫はカフェになっていたり
ギャラリーになっていたり
運河のあたりまで20分ほど街を散策

潮の香りがしてきたら
来た道を振り返って
遠くに広がる新緑の山々に目を細める

北海道のハイシーズン6月
海鮮丼なんて、大嫌い

山ちゃんはご当地グルメの
あんかけ焼きそばを、ほおばるのでした

小樽は、歩いてこそ、美しい街です
海鮮丼に物申して
スッキリしました

山ちゃん用の晩飯
明日の弁当のおかずを
ちょこちょことつまみ食い
揚げ納豆、ほうれん草と豚バラ肉のニンニク炒め
タマゴ焼き、カツオのタタキ、油子の塩焼き
めかぶの酢の物、ご飯、揚げと豆腐の味噌汁
油子とは、正式名称アイナメ
というホッケに似た近海魚で
ホッケより身がしっかりしていて美味いです
山ちゃん用の朝ごはん
キムチの浅漬け
昨日の残りのご飯と味噌汁
白菜が安いから、色々使えて嬉しい
キムチは、誰でも間違いなく簡単に作れるので
おすすめしたい!


◯ キムチの作り方

材料
白菜 1/4個
人参 1/2個
乾燥干しエビ 20gくらい
塩昆布(市販のもの)20gくらい
イカの塩辛 30gくらい

調味料
塩 小さじ2
唐辛子 大さじ2 好みによる
豆板醤 小さじ1
リンゴジュース 50ml

※材料は、好みで色々足すと
 ますますおいしくなります
 調味料も色々足してみてください
 分量は、目見当でもちゃんと旨くなります

白菜はざく切り
人参は細切りにして

ジップロックに材料と調味料を全部入れて
空気を抜くように封をしたら
全体が混じるように揉み込みます

冷蔵庫で、1時間から
ひと晩漬けたら出来上がり

どの辺りの漬け具合が好みなのか
時々つまみ食いしてみましょう
画像👆は、ひと晩漬けたものです

あ、チューブのニンニクとショウガ
ひと搾りずつ、入れるのを忘れてました!

むっちゃ雪

じゃーねー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?