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#17 人が仲良くやっていけるのは、お互いの『自尊心』が高いレベルにあるとき

おはようございます!

今朝、社長から、西野亮廣さんの著書「ゴミ人間〜日本中から笑われた夢がある」のサイン本を貰いました。以前にも西野さんの著書「新・魔法のコンパス」のサイン本を貰ったことを考えると、きっと社長も西野さんが好きです。或いは僕のことむっちゃ好きです。もう一つ考えるられるのは西野さんのことも僕のこともむっちゃ好きなのかも。ポジティブな思考だけは無限大、坂田です。


すべての人は他人から認められることを渇望している

今回は、僕が読んだ「人を動かす原則」がむちゃくちゃ面白かったので、この本のプレゼンをします!

これから読もうと思っている人にはネタバレになりますが、ネタバレしていようがこの本は面白い。僕は確実に何度も繰り返し読む選択をするでしょうし、ネタバレとかそんなのどうでもよくて、まだこの本に出会ってない少しでも多くの人に、少しでも早くこの本の内容に触れてほしいんです。

<人間の本性に関する4つの真実>
①人はみな自分本位である。
②人はみな他の何よりも自分に興味がある。
③人はみな自分が重要な存在であると感じたがっている。
④人はみな承認欲求を満たすために他人に認めてほしいと思っている。

開始早々にこの文章を読んで僕の心は鷲掴みにされました。

安直な表現の様になりますが「たしかに」が率直な感想です。

本性という人間の根っこの根っこの部分が、どういうものなのかを簡潔に表現した4つの文章を見て、自分や身の回りで起きている大なり小なり様々な人間関係のいざこざの原因が見えた気がしました。

おそらくこの本を深く読み進めていけば、それらの問題すべての解決の糸口が見つかるに違いないって確信できたんです。


自分の自尊心がある程度満たされて初めて自分のことを忘れ、他のことに意識を向ける余裕が生まれる。

配慮や気遣いの大切さを説くビジネス書や研修などが世の中にはたくさんあります。その理由は配慮や気遣いができない大人がたくさんいるから。

そういった人たちに大切さを説いても、一時的な変化は見られても根本的な改善には繋がらない。

きっとその人たちも、言われなくたって配慮や気遣いの大切さは理解しているはず。それでも出来ないんだから目を向けるべきは原因。

それが自尊心の低さ


自己中心的で自惚れの強い人たちは自尊心が高すぎるのではなく、低すぎる

自尊心が満たされて初めて、自分のことを忘れて、他人のことに意識を向けることができます。

逆に言うと、自尊心が低すぎるが故に他のことに意識を向ける余裕が生まれないから自己中心的で自惚れが強い人になってしまうんです。

プライドが高かったり、自分の主張を曲げない人の根本にはこの自尊心の低さが起因しているのかもしれません。


相手の自尊心を高めることで問題は解決する

相手の自尊心の低さが原因で引き起こされる事態に対処する方法は、相手が自分を好きになるように手伝ってあげればいい。

その方法は簡単で、ザックリ言うと「その人を大切に扱う」です。

例えば、「相手の承認すべき事を常に探して、それを承認していることを相手に伝える」とか「相手に感銘を受けたことを伝える」とか。

もっと簡単なことで言うと、「相手を取るに足らない存在だと心の中で思わないこと」です。

「取るに足らない」ってのは、「つまらない」とか「重要度が低い」という意味があります。

自尊心が低く、それ故に配慮が不足し、自己中心的な人のことって、心のどこかでそんな風に見てしまったりしません?僕は正直この文章を読んでグサッときました。

その人にも原因があるかもしれませんが、自分がその人をより悪い方に導いていた可能性が大いにあったんです。


この『自尊心の持ち様』の重要性を説いた上で、後半では主にコミュニケーションにおける活用法の話もあります。


相手の興味を惹く質問をする

その中で僕が最も、すぐに実践したいと唸った部分を紹介します。

それが「相手の興味を惹く質問をする」という項でした。

人間は生まれつき、利己的であり、自分自身のことに最も興味関心を示す。
相手に興味を示すことで、相手もあなたに興味を示す。

僕はこれまで、相手の興味を惹く為に奇抜な事や驚きの事実を伝えなければという考え方をしていた事が、とてつもなく恥ずかしくなりました。

本当に必要なことはもっとシンプルで、
「相手が興味を示す質問」=「相手に関する質問」だったんです。

目先の欲望に負けず、自分のことより相手に焦点を当てた方が自分が求める状態に近づける。

言われなくてもって感じですが、人は自分に賛同してくれる人を好きになり、自分に反対する人を嫌いになる。


意に反する考えを押し付けられても、その人の考えは変わらない

この本のタイトルは「人を動かす原則」なので、これらの本質の理解を通して、いかに人を動かすかも説いてくれています。

決して、相手を自分の意のままに無理矢理動かすとか、ねじ伏せるといった類いのことでは一切ありません。

人を動かしたいのなら、人間の本性に逆らうのではなく、人間の本性に合ったやり方を選択しなければならない。人間の最強の本能とは「自己保存」である。
自分の考えを受け入れて欲しいのなら、顕在意識だけでなく、潜在意識に働きかけなければならない。その唯一の方法は暗示の力で、なるべく気づかれない様に相手の潜在意識に自分の考えを忍び込ませるのだ

まだ完全に理解仕切れている訳じゃないんですけど、自己暗示を他人に使うのか、それも気づかれないようにしれっと、なるほど。って感じです。

これで言うと、うちの会社は「お金」「お金」っていう人材が全くいなくて、これも一種の潜在意識への忍び込ませの賜物なのかなって思った。
(もちろん元々そういう人材じゃないってのもありますが。)


バッと駆け抜ける形で書きなぐってしまいましたが、こんな感じです。

本当に興味深い内容で、視野の広がりというか、奥行きが深まったっていう不思議な感覚です。

よかったら是非皆さんも読んでみてください。

きっと読み進める中で自然と「この人に勧めたい」って人が浮かんでくると思うので、是非その人にもオススメしてあげてください。

僕は早速、一人の先輩にオススメしたのと、部署内のメンバー2人にプレゼントしてみました。

オススメの輪が広がると嬉しいなって想います。


最後まで読んでくれてありがとうございました。

現場からは以上です。

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