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「今日の1曲」2024.08.17 - 08.23

8月17日(土)

今日の1曲は、1970年代初めごろのイギリスのハード・ロック・バンドによるヒット曲……のカバー・バージョンです。

オリジナルを歌ったバンドは、当時平均年齢がおよそ20歳という若いバンドで、今日の曲が最大のヒットになりました。バンドは長続きはしませんでしたが今日の曲は定番曲としてカバーも多くできいます。

今日のバージョンもそんな1つで、1980年代初めごろにイギリスの男性ロック・ミュージシャンがカバーしたものです。彼らしい楽器の使い方などがみられます。

オリジナルは1970年のヒット曲、今日のバージョンは1980年放映のTV番組のためにレコーディングされたものとのこと。19時ごろに。

【All Right Now (1980)】
オリジナルはもちろんフリーの代表曲で、英2位、全米4位になった1970年のヒット曲。マイク・オールドフィールドによるこのカバー・バージョンは、イギリスのテレビ局であるITVの音楽番組のために演奏・レコーディングされたものだそうです。


8月18日(日) 

今日の1曲は、1970年代後半のアメリカの男性シンガーソングライターのヒット曲。彼が別の女性シンガーとデュエットしたバージョンです。

曲は、彼のデビューアルバムからの2枚目のシングルで、最大のヒット曲もあります。それを当時ブレイクしていた女性R&B/ソウル系シンガーのTV番組で一緒に歌ったものが、今日のバージョン。

その後、彼はソングライターとして特に映画音楽を中心に多くの曲を提供しています。エリック・クラプトンは、彼をお気に入りのシンガーソングライターの一人と言っているとか。

1977年のヒット曲を翌年のTV番組でオンエアされたバージョンで。19時ごろに。

【On and On (1978)】
スティーブン・ビショップの代表曲で、最高位は全米11位止りでしたが、全米チャートにおよそ7ヶ月にわたって留まっていたというロング・セラー・ヒット曲。ナタリー・コールとのこのデュエット・バージョンは、コールのTVスペシャルで歌われたもの。


8月19日(月)

今日の1曲は、1970年代前半のアメリカの男性R&Bシンガーのミリオン・セラー・ヒット曲の、2000年代に入ってのカバー・バージョンです。

この曲は元々はカントリーのソングライターが書いたもので、ヒットするまでも何人かのミュージシャンによるバージョンがすでにあったようです。そしてヒット後も数々のカバーが生まれています。

今日のバージョンもそんなカバーの一つで、アメリカの男性シンガーソングライターによるものですが、ヒットしたバージョンを歌ったシンガーをゲストに迎えているのが特徴です。

1973年のヒット曲を2003年にカバーしてヒットしたバージョンを、19時ごろに。

【Drift Away (2003)】
オリジナルはドビー・グレイの全米5位に上ったミリオン・セラー・ヒット。アンクル・クラッカーのこのカバーは、2003年に発売され最高位全米9位、28週チャート・インというロング・セラーになりました。ゲストにドビー・グレイ本人が参加しています。


8月20日(火)

今日の1曲は、1970年代前半のアメリカの男性R&B/ソウル系シンガーのヒット曲……のカバー・バージョンです。

フィラデルフィア・ソウルの代表的なヒット曲の1つとなったバラード・ナンバーで、全米No.1も獲得しています。カバーも数多くありますが。

今日のバージョンは、ニューヨーク出身の男性ソウル/R&Bシンガーが1990年代にレコーディングしたもので、シングル発売もされました。

オリジナルは1972年のヒット曲。今日のバージョンは1992年のリリース。19時ごろに。

【Me and Mrs. Jones (1992)】
オリジナルは1972年、ビリー・ポールによる3週連続全米1位を獲得したフィラデルフィア・ソウルの大ヒット・バラード・ナンバー。フレディー・ジャクソンのこちらのカバーは彼の5枚目のアルバムに収録され、R&Bチャートで32位になっています。


8月21日(水)

今日の1曲は、1970年代前半のアメリカの男性1人と女性2人のポップス系グループのヒット曲……のカバー・バージョンです。

日本でもヒットしましたが、アメリカでは4週連続総合チャート1位、年間チャートでも1位になるという大ヒットになっています。

今日のバージョンは、アメリカのベテラン男優兼シンガーがカバーしたもので、アルバムにも収録されていますが、今日はライブの映像で。

オリジナルは1973年のヒット曲。今日のバージョンは1976年収録のライブ映像で。19時ごろに。

【Tie a Yellow Ribbon (Round the Ole Oak Tree) (1976)】
オリジナルはトニー・オーランド&ドーンの1973年の年間全米1位になった大ヒット曲。ディーン・マーチンは、1973年末にリリースされた彼のアルバムにこの曲を収録しており、ライブでもよく歌っていたようです。


8月22日(木)

今日の1曲は、1970年代前半にカナダのシンガーソングライターが歌ってヒットさせたバージョンが有名なのですが、実はそのオリジナルはシャンソンだったということで、そちらのバージョンを。

1960年代に書かれた曲で、歌っているのはベルギー生まれのシンガーソングライターで、1950年代末から1960年代中盤過ぎがその絶頂期でした。今日の曲はそんな1960年代前半のものです。

その後はステージ出演を辞めて、俳優として活躍したりもしましたが、1970年代前半には引退してフランス領ポリネシアに移住しています。

1961年発売の曲を、19時ごろに。

【Le moribond (1962)】
カナダのシンガーソングライター、テリー・ジャックが「シーズンズ・イン・ザ・サン」(邦題「そよ風のバラード」)というタイトルでヒットさせたものが有名ですが、元々はジャック・ブレルによるシャンソンでした。Moribondは瀕死の人という意味。


8月23日(金)

今日の1曲 は、1960年代後半のアメリカのカントリー/ロック系男性シンガーのヒット曲がオリジナルで、時代的にエレキ・シタールとかが使われていて、サイケ感もある感じでした。

この曲、1970年代中盤近くにスウェーデンのバンドがカバーして全米No.1になる大ヒットになったんですが、曲の頭に妙な掛け声があって、これがフックになってヒットした感もあったんですね。

その掛け声は実は1970年代初めごろにジャマイカのレゲエ・バンドあたりが始めたらしいという話でして。というわけで、今日はそのバンドのバージョンで。

オリジナルは1968年、今日のバージョンは1971年のリリースでした。19時ごろに。

【Hooked on a Feeling (1971)】
元々は1969年のB.J.トーマスのヒット曲(全米5位)。1973年にスウェーデンのバンド、ブルー・スウェードがウガチャカウガチャカという掛け声付きでヒットさせました。実はこのジャマイカのバンド、トウィンクル・ブラザーズあたりが元ネタ。

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青井明
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。