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「今日の1曲」2022.04.23 - 04.29

4月23日(土)
今日の1曲 も1970年代中盤のヒット曲ですが、今日の曲はカナダの男性シンガーソングライターによるナンバーです。これは実話をもとにして書かれた曲でした。

曲の書かれる少し前に起こった北米のある湖での惨事を下敷にした曲です。このシンガーソングライター別に自分の体験を元に書いたわけではなさそうですが。

曲は題材がタイムリーなせいもあったのでしょうが大ヒットして、このシンガーソングライターも自分の最高作の一つであると言っていたそうです。

1976年のヒット曲です。19時ごろに。

【The Wreck of the Edmund Fitzgerald (1976)】
北米の五大湖の1つスペリオル湖で、29人が命を落とした1975年の貨物船エドモンド・フィッツジェラルドの難破事故を題材にした曲。ゴードン・ライトフットは雑誌記事をもとに曲を書いたそうですが、彼の代表曲になりました。


4月24日(日)
今日の1曲 は、1970年代に活躍したアメリカのR&B/ファンク・バンドによるヒット曲の1つです。アメリカのと書きましたが、このバンドアメリカ人だけで成立ったわけでもないんですけどね。

最初グループが結成されたときも、フロントマンだったのはイギリス人でしたし(すぐに離脱しますが)、その他のメンバーの中にもアメリカ人じゃない人はいました。

今日の曲にもハーモニカで参加している人も、ヨーロッパ系の人でして、この人は長らくこのバンドのメンバーでした。今は、ソロのハーモニカ・プレイヤーとして有名な人ですが。

そんなバンドの1971年のヒット曲を、19時ごろに。

【Slippin’ into Darkness (1971)】
ウォーのシングルで、最高16位でしたが22週間チャートインという息の長い曲。このアルバムバージョンは6分強あるため、シングル化のときにイントロ部分などはカットされました。メンバーにはハーモニカのリー・オスカーもいましたね。


4月25日(月)
今日の1曲 は1970年代始め頃のヒット曲ですが、歌っているのはアメリカのジャズ、ポップス系の男性ソロシンガーです。この曲はおそらくチャート的には彼の最大のヒットです。

この人は、1960年代にメジャーのレコード・レーベルとの契約を果たして、この曲がヒットした当時もそういうアーティスト活動をしていたわけですが。

その後、ラスベガスのステージでのエンターテイナーとして人気を得て有名になり、「ミスター・ラスベガス」的な扱いを受けるようになるんですね。

そんな彼の1972年のヒット曲を、19時ごろに。

【Daddy Don’t You Walk So Fast (1972)】
ウェイン・ニュートンは1960年代にデビューしたシンガー/俳優。特にラスベガスでのショーで知られている人で、Mr. ラスベガスというニックネームの持ち主でもあります。この曲は彼の最大のヒット曲でミリオンセラーになっています。


4月26日(火)
今日の1曲 は1970年代初めの頃の、アメリカの男性カントリー・シンガーのヒット曲です。カントリーチャートだけでなく総合チャートでも上位になったクロスオーバー・ヒットでした。

このシンガーは、シンガーとして活躍する前、プロの野球の選手だったそうで、ポジションはピッチャーだったそうです。その後、シンガーへと転身するわけですが。

シンガーになってからは、カントリーチャートを中心にヒットを連発する活躍を見せます。1960年代から80年代にかけて、数え切れないくらいのヒット曲を生みだしています。

1971年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。

【Kiss an Angel Good Mornin’ (1971-2)】
チャーリー・プライドはアメリカのカントリー・シンガー。元々プロ野球選手だった人で黒人リーグなどでプレーしていました。その後シンガーとなり、計52曲をカントリー・チャートに送り込み、うち30曲が1位となっています。


4月27日(水)
今日の1曲 も1970年代初頭のポップ・ロック系のヒット曲です。歌っているのはアメリカの男性シンガーソングライターで、彼のソロ名義なのですが。

この人は、1960年代にはあるロック・グループのリーダーとして活躍していました。いくつかの今でもロックのクラシックとして認知されている曲をヒットさせていまして。

その後、バンドは解散し、リーダーの人はソロとして活動するようになり、そのソロ活動の時期の最大のヒット曲が今日の曲でした。

1971年のヒット曲です。19時ごろに。

【Draggin’ the Line (1971)】
1960年代に活躍したションデルズが1970年に解散した後、リーダーのトミー・ジェイムズがソロとなってからリリースしたシングルでした。最初は別のシングルのB面でしたが、後にA面として再発され、ミリオンセラーとなるヒットになっています。


4月28日(木)
今日の1曲 も1970年代初頭のヒット曲ですが、その当時というのは、ベトナム戦争がまだ進行中だったわけですね。とりわけ泥沼化した時期で米兵の死者も多数出たわけでして。

そんなわけで、嫌戦ムードも若者を中心に高まった時代ではありました。そんな時代背景の中、反戦を呼びかける歌も色々と発表されました。

今日の曲もそんな曲の1つでして、R&Bの女性歌手によるヒット曲です。ヒットはしたものの、色々と体制側との軋轢はあったようですが。

1971年のヒット曲でした。19時ごろに。

【Bring the Boys Home (1971)】
フリーダ・ペインはデトロイト出身のR&B/ソウルの女性シンガーで、この曲はベトナム戦争が泥沼化し戦死者が増える中発売された反戦歌の一つでした。曲はチャート的にはヒットしたのですが、アメリカの軍関係では放送禁止となりました。


4月29日(金)
今日の1曲 も、昨日に引き続き1970年代前半のR&B/ファンク系のヒット曲ですが、今日の曲はデトロイト出身のグループによるナンバーです。

この曲はバンドが最初にリリースした曲で、某有名R&B/ソウル系プロデューサー・チームのプロデュースだったこともあり、ヒットしましたが。

2曲目はそこそこヒットしたものの、その後の曲はヒットせず、結局このバンドは約2年ほどの活動の後に解散してしまったようです。

そんな1971年のヒット曲を、19時ごろに。

【She’s Not Just Another Woman (1971)】
エイス・デイ(8th Day)はデトロイト出身のR&Bグループで、これがデビュー曲。結局これが彼らの最大のヒットで、2枚のアルバムと4曲のシングルを出して解散してしまいました。プロデュースはホランド・ドジャー・ホランド。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。