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「今日の1曲」2022.11.19 - 11.25

11月19日(土)

今日の1曲 は、1980年代に出た大ヒット曲の1つ……の2000年代に出たカバー・バージョンです。歴代のヒット曲の中でも最大のものの1つといわれている曲ですが。

で、今日のバージョンは、そのオリジナルを歌った男性アーティストが亡くなる2年ほど前に別の男性ロック・シンガー/ギタリストがカバーしたものです。

オリジナルとは違って、よりスローでちょっとおっかない感じのバージョンでした。この人も5年ほど前に亡くなってしまいましたが。

2007年のアルバムにも収められたバージョンです。19時ごろに。

【Billie Jean (2007)】
マイケル・ジャクソンの全世界で1400万枚以上売上げたという超大ヒット・ナンバーですが、こちらはサウンドガーデンのクリス・コーネルのスローでちょっとおどろおどろしいカバー。彼のソロ・アルバムにも収録されてますが、今日はTVでのライブで。


11月20日(日) 

今日の1曲 は1980年代に出たあのイギリスのポップ・デュオによる大ヒット・ナンバーの一つ……のカバーです。発表以来ものすごく沢山のカバーのある曲ですが。

本人たちによるオリジナルの方も、今もこの季節になるとイギリスではチャート入りするという話もあります。まあ、早い話クリスマス・ソングなんですが。

今日のバージョンは、今年に入ってそのカバー群に加わった新しいバージョンです。アメリカの男性コーラス・グループによるカバー。

そんなわけで、最近リリースされたバージョンを、19時ごろに。

【Last Christmas (2022)】
もちろんオリジナルはワム!の大ヒット・クリスマス・ソング。ジョージ・マイケルの亡くなった2016年以降毎年全英チャートのトップ10入りを続けているそうです。1984年の発表以来数々のカバーもある曲ですが、今年はバックストリート・ボーイズが。


11月21日(月)

今日の1曲 は1980年代前半のイギリスのニュー・ウエイヴ系のバンドによるヒット曲です。いわゆる第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンのバンドですね。

彼らのレコードも最初のうちはアメリカのラジオ局にかけてもらえなくて苦労したようですが、この曲が出るあたりから徐々にプレゼンスを得るようになりました。

そんなわけで、この曲は全英で1位、全米で4位にチャート・インを果たし、100万枚以上の売り上げとなるミリオン・セラーになりました。

1983年のヒット曲を、19時ごろに。

【Is There Something I Should Know (1983)】
デュラン・デュランの8枚目のシングルで、初めて全英チャートで1位になったというヒット曲でした(全米では最高4位)。原題が長いので、サビの頭の歌詞をそのまま使ってしまったという、なかなか強引な邦題のつけ方(笑)


11月22日(火)

今日の1曲 は、1980年代前半にヒットを連発していたアメリカの男性シンガーのそんなヒット曲の1つです。大ヒット曲の後に出たシングルなので、記憶の上では地味な印象なんですが。

とはいえレコーディングにはTotoのあのギタリストが参加してギター弾きまくったりしてます。余談ですが、本番テイクのために彼がスタジオで練習してたモノがそのまま本テイクに使われてるそうです。

で、まあそんなイケイケの時代のヒット曲なんですが、今回当時の日本盤のジャケット見たらですね、MR. AMERICAN POP というコピー(?)が目に入ってきて笑ってしまいました。まあそれだけ人気だったということですが。

1984年のヒット曲です。19時ごろに。

【Running with the Night (1984)】
「オール・ナイト・ロング」に続くライオネル・リッチーのシングルで、こちらも全米トップ10入りしています。ギターにはスティーブ・ルカサーが参加しており、MVでリッチーと踊っているのはシーラ・E。しかし MR. AMERICAN POPS(笑)


11月23日(水・祝)

今日の1曲 も1980年代前半の曲ですが、今日の曲はイギリスの男性ロック・アーティストによるヒット曲です。1970年代から活躍していた人ですが。

この曲でアメリカのヒット・チャートでも初めてトップ10入りをしたので、これでスターとしての地位を確保したと言えるのかもしれません。

その後、一時表舞台から隠れて、半引退状態だった時期もあるようですが、今でも活動を続けていて、新曲も発表している人です。

1984年のヒット曲です。19時ごろに。

【Eyes Without a Face (1984)】
ビリー・アイドルのセカンド・アルバムからのシングルで、彼の曲としては初めて全米トップ10入りをしています。同名のフランスのホラー映画からインスピレーションを得て書かれた曲だそうです。しかし若い頃のビリー・アイドル、イケメン。


11月24日(木)

今日の1曲 は1970年代前半の元祖パワー・ポップとかいわれるアメリカのバンドのヒット曲……のカバーです。このバンド、数年間しか活動しませんでしたが。

今日の曲はスマッシュ・ヒットとなり、その後このバンドの中心人物はソロ活動に移って1980年代にかけてヒット曲をいくつも出しています。

今日のバージョンは、アメリカの男性ロック・アーティストと1980年代後半にヒット曲を生み出した女性オンリー・バンドの中心となったアーティストのコラボによるものです。

2009年のカバー・アルバムから。19時ごろに。

【Go All the Way (2009)】
オリジナルはエリック・カルメンのいたラズベリーズの1972年のパワー・ポップ・ヒットでした。マシュー・スウィートとバングルズのスザンナ・ホフスによるこちらのカバー・バージョンは彼らの1970年代ソングを集めたカバーアルバムからの1曲。


11月25日(金)

今日の1曲 は、1960年代後半から活躍し、今も活動を続けている男性ソウル/R&Bシンガーの一番活躍していた1970年代初頭のヒット曲の1つです。

今日の曲は、彼の曲の中で最初に総合チャートでトップ20入りした曲で、彼自身が作詞作曲も手がけています。レコーディング時に問題が発生して、アルバムへの収録が遅れたなんて話もある曲ですが。

今日は、そんなヒット曲を彼があるロック・バンドのテレビ特番に出演して、そのバンドと共演しているというわりとレアな映像でどうぞ。

1971年のヒット曲を1973年の番組で歌ったバージョンで、19時ごろに。

【Tired of Being Alone (1973)】
アル・グリーンの1971年のヒット曲で、作詞・作曲もグリーン。この映像は、1973年放映のシカゴのTVスペシャル番組で共演したときのもの。テリー・キャス、ピート・セテラ、ダニー・セラフィンなど初期のメンバーが楽しそうに演奏してます。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。