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「今日の1曲」2024.11.02 - 11.08
11月2日(土)
今日の1曲は1970年代前中盤のアメリカのR&B/ファンク系女性ヴォーカル・グループによるヒット曲のカバー・バージョンです。
オリジナルは折からのディスコ・ブームにも乗ってヒットし、全米総合チャートとR&Bチャートで1位を獲得しています。有名なフランス語のフレーズが出てくる曲なんですが。
今日のバージョンは、その曲を2000年代に入って作られたヒット映画のサントラのために4人の女性シンガーたちが共演してレコーディングしたもので、このバージョンも全米1位を獲得しています。
オリジナルは1974年から翌年にかけてのヒット曲。今日のバージョンは2001年にヒットしました。19時ごろに。
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【Lady Marmalade (2001)】
オリジナルは1974年、ラベルによるヒット・ナンバー。クリスティーナ・アギレラ、リル・キム、マイア、ピンクによるこのカバーは映画『ムーラン・ルージュ』のサントラ用にレコーディングされ、オリジナルの26年後に再び全米1位を獲得しました。
11月3日(日・祝)
今日の1曲 は1970年代前中盤にヒットしたソフト・ロック系バンドによる彼らの代表的曲の1つ……のカバー・バージョンです。
オリジナルはイギリスのバンドによるもので、多重録音を用いた凝った音作りで今も人気のある曲です。オリジナルの「完全」再現を試みるなんていう人たちもいたりします。
今日のバージョンは、その曲を1990年代初頭にアメリカのダンス・ポップ系のバンドがカバーしたバージョン。彼らの2枚目のアルバムからのシングルで、全米トップ10入りするヒットになっています。
オリジナルは1975年のヒット曲。今日のバージョンは1990年リリースでした。19時ごろに。
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【I’m Not in Love (1990)】
オリジナルは、10cc による1975年の全米2位にまで上ったヒット・ナンバー。マイアミ出身のダンス・ポップ系グループのウィル・トゥ・パワーによるこのカバー・バージョンは、彼らの2枚目のアルバムからのシングルで、全米7位になっています。
11月4日(月)
今日の1曲は1970年代前中盤、ちょっと(かなり?)男性シンガーによるヒット曲……のインストルメンタル・カバーです。
オリジナルはもともとはアメリカのキーボード・プレイヤーによるものですが、そのイングランド出身のシンガーのバージョンが全米トップ10入りするヒットになりました。
今日のバージョンは、その曲をアメリカの別のキーボード・プレイヤーが自らのリーダー・アルバムでカバーしたバージョンです。
オリジナルは1975年のヒット曲。今日のバージョンは1977年のアルバムから。19時ごろに。
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【You Are So Beautiful (1977)】
オリジナルはビリー・プレストンで、ジョー・コッカーによる1975年のヒットで有名(全米5位)。ボブ・ジェイムズのこのカバーは彼の5枚目のアルバム『ヘッズ』に収録。ソプラノサックスはマイケル・ブレッカー、ギターはエリック・ゲイル。
11月5日(火)
今日の1曲は1970年代中ごろのイギリスのロック・バンドによるヒット曲……の2010年代に入ってからのカバーです。
オリジナルはこのバンドの4枚目のアルバムからのシングルでしたが、ニューオーリンズでのレコーディング中にドラマーが脱退するなど完成までに色々苦労があったそうです。最終的には全米No.1ヒットになったんですが。
今日のバージョンは、その曲をアメリカのエレクトロニック系のプロジェクトがカバーしたもので、オリジナルを歌ったバンドのリーダーへのトリビュート・アルバムに収録されました。
オリジナルは1975年のヒット曲。今日のバージョンは2014年のアルバムから。19時ごろに。
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【Listen to What the Man Said (2014)】
オリジナルはもちろん全米1位を獲得したウィングス1975年の大ヒット曲。アメリカのエレクトロニカ系プロジェクトのアウル・シティによるこのカバーは、ポール・マッカートニーへのトリビュート・アルバムに収録されています。
11月6日(水)
今日の1曲は1970年代前半のアメリカのベテラン大物男性シンガーによるヒット曲を、2000年代に入ってカバーしたバージョンです。
オリジナルはそのシンガーのコンピレーション・アルバム用に新曲としてレコーディングされたもので、正確に言うとこの人の前にレコーディングした人がいたようですが、この人のバージョンが全米トップ10入りするヒットになりました。
今日のバージョンは、その曲をアメリカの女性カントリー系シンガーがカバーしたもので、あるアニメ映画のサントラでエンディングに使用されました。
1972年のヒット曲を、2002年の映画のサントラ用にカバーしたバージョンで。19時ごろに。
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【Burning Love (2002)】
オリジナルはアーサー・アレグザンダーというシンガーの曲ですが、エルヴィス・プレスリーが歌ってヒットさせたバージョン(1972)が有名。ワイノナ・ジャッドによるこのカバーは映画『リロ・アンド・スティッチ』のエンディング曲として使われました。
11月7日(木)
今日の1曲 は1980年代初め頃のアメリカのR&B系女性シンガーと男性シンガーのデュオによるナンバーです。
この2人は70年代にデュオ・アルバムを発表してそこからいくつかのヒット曲も生まれていて、今日の曲は再びその2人でのアルバムを作ろうという企画から生まれたんですが。
残念ながら、レコーディングの直後に男性シンガーが亡くなってしまい、追悼アルバムという形になってしましました。時代的なものもあって、この曲はこの女性シンガーの曲としては初めてディスコ・チャートに上ったそうです。
1980年のヒット曲を、19時ごろに。
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【Back Together Again (1980)】
ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイがハサウェイの死の直前にレコーディングした2曲のうちの1つ。フラックのアルバム『ダニーに捧ぐ』に収録されました。全米56位が最高位でしたが、ディスコ・チャートで6位にまで上っています。
11月8日(金)
今日の1曲は1980年代初め頃のアメリカのR&B系女性シンガーによるヒット曲です。この人の曲としてはおそらく最大のヒット曲となっています。
この人は70年代にヒット・ミュージカルのオリジナル・キャストの主役として活躍し、その後R&Bチャートを中心にいくつものヒット曲を生み出しています。
今日の曲は、総合チャートでもトップ10入りするヒットとなり、グラミーでも昨日のロバータ・フラックやアレサ・フランクリン、ダイアナ・ロスらを押さえて受賞しています。
1980年のヒット曲でした。19時ごろに。
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【Never Knew Love Like This Before (1980)】
ステファニー・ミルズのヒット曲で、全米総合チャート6位に上り、グラミーでも2部門を獲得しています。ラブ・ソングに聴こえますが、もともとは作者(共作)のレジー・ルーカスの娘の誕生をきっかけに生まれた曲だそうです。
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