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「今日の1曲」2022.02.19 - 02.25

2月19日(土)
今日の1曲 は、これも1970年代の終盤近くのヒット曲ですが、今日はディスコとかではなくて、ロック系の曲の男性シンガーによるヒット曲です。

カリフォルニア出身のシンガーソングライターで、元々グループで活動していたようですが、ソロになった後の3枚目のアルバムからのシングルでした。

残念ながらこの曲が彼のほぼ唯一のヒット曲でした。その後この人は作曲の能力を活かして、作曲家としての活動に移っていきます。いまも活動を続けているようですね。

1978年のヒット曲です。19時ごろに。

【Thunder Island (1978)】
ジェイ・ファーガソンはバーバンク出身のロック・ミュージシャンで、バンド活動の後にソロになりこの曲をヒットさせました。現在は作曲家としてTVシリーズの音楽を担当したりしています。この曲のバックのギターはジョー・ウォルシュだそうです。 


2月20日(日)
今日の1曲 も1970年代終盤近くのヒット曲ですが、今日のはカントリー系の大物女性シンガーソングライターの曲です。

この人は、だいたい自分で書いた楽曲を歌うのがいつものことなのですが、この曲に関していえば、別の人が書いたモノを歌っています。

元々別のシンガーのために書かれた曲だったそうですが、元々カントリーの今日ではないため、ポップスチャートでもヒットするクロスオーバー・ヒットになりました。

ただ、逆にカントリーっぽさをプラスするのに苦労したようですけどね。そんな1978年のヒット曲を19時ごろに。

【Here You Come Again (1978)】
ドリー・パートンのヒット曲。もともとブレンダ・リーを念頭に書かれた曲でしたが採用されなかったので、パートンに回ってきて彼女が歌い、ヒットしました。カントリー「ぽさ」を出すため、彼女が頼んでスティール・ギターを入れたそうです。 


2月21日(月)
モータウン・レーベルを代表する女性だけのグループ、といえば、まず思い浮かぶのはザ・シュープリームスですよね。しかし、彼女たちの全盛期は1960年代でした。1970年代になるとダイアナ・ロスがソロ活動のため脱退します。

その後いくつかのヒット曲はあるものの、1977年には解散してしまいます。そんな中、モータウンからはいくつかの女性ヴォーカル・グループが誕生しましたが、今日の1曲 はそんなグループの1つによるヒット曲です。

カリフォルニアでのイベントで見いだされたこのグループは1970年代後半から1980年代前半にかけて、いくつかのヒット曲をR&Bチャートに残しています。今日の曲はそのデビュー曲であり、最大のヒット曲でした。

1977年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。

【You Can’t Turn Me Off (In the Middle of Turning Me On) (1977-8)】
ハイ・イナジーというグループは1970年代後半から80年代前半にかけてモータウン・レーベルからレコードをリリースしていた女性4人のグループで、彼女たちのデビューシングルがこちらでした。 


2月22日(火)
今日の1曲 は1980年代初頭のファンク/R&B系の男性アーティストによるヒット曲なんですが、この曲を聴いた人は、たいてい別のアーティストを思い浮べると思います。

1980年代に入ると、「サンプリング」という手法が多用されるようになり、そんな中、この曲もある楽曲にサンプリングされて、それが大ヒットしたからなんですね。

そのサンプリングした曲がヒットしたとき、曲のクレジットを巡って訴訟になり、結局クレジットされることになった今日の曲のアーティストには色々いいことがあったみたいではあるようですが。

そんな1981年のヒット曲を19時ごろに。

【Super Freak (1981)】
リック・ジェイムズの曲ですが、MCハマーがサンプリングした「ユー・キャント・タッチ・ディス」のリフとして有名ですよね。裁判の末、ハマーが作曲者としてジェイムズを認めたので、巨額のロイヤリティとグラミー賞がジェイムズに転がり込みました。 


2月23日(水・祝)
今日の1曲 も1970年代後半のソフト・ロック系のヒット曲です。男性2人のデュオによるナンバーなのですが、この2人は実は同郷らしいんですね。

で、2人ともスタジオ・ミュージシャンをしていたようなんですが、なんかの拍子にデュオを組むことになったようで、アルバムをレコーディングしまして。

で、そこからシングルカットされた今日の曲がヒットした、とそんなことのようです。結局このデュオは長続きせずにすぐに解散してしまったようですが。方向性の違いとかあったんですかね。

1977年から翌年にかけてのヒット曲。19時ごろに。

【Falling (1977-8)】
レニー・ルブランとピート・カーはどちらもアラバマの出身で、スタジオ・ミュージシャンだったようですが、デュオを結成してレコーディングしたこの曲がヒットしました。コンビは長続きはせず、アルバム1枚で解散してしまったようですけどね。 


2月24日(木)
今日の1曲 も1970年代の後半のソフト・ロック系のナンバーですが、今日の曲はソロの男性アーティストのデビュー曲でありヒット曲です。シンガーソングライターでギターも弾く人だそうですが、この曲は別の人の書いたものでした。

もともとデビューするためのデモ用にレコーディングしたものだったようですが、そのままデビューアルバムに収められて、シングルカットもされた、とうことだったようです。

そうやってデビューした人でしたが、その後はヒットに恵まれず、1980年代に入るとカントリーの方に行って、そちらでは結構成功を収めたようです。

1978年のリリースでした。19時ごろに。

【Bluer Than Blue (1978)】
マイケル・ジョンソンは、コロラド出身のシンガーソングライター/ギタリストで、1970年代後半にデビュー。彼のデビュー曲がこちらでした。1980年代に入ると、彼はレーベルを移籍して、カントリー・チャートを中心に活躍するようになります。 


2月25日(金)
今日の1曲 は1970年代、大人気だったあの4人組のグループの絶頂期のヒット曲の1つです。ディスコなどでも彼らの曲は良く流れていました。

今日の曲は、ディスコ・ナンバーというわけではありませんが、彼らの出た映画のために書かれた曲だそうです。その後、1980年代になってこのグループは活動停止してしまうのですが。

つい最近、ものすごく久しぶりにアルバムを発表してヒットさせ、現在もツアーをしているようですね。やはり時代を超えたスターであるといえるのかもしれません。1977年から翌年にかけてのヒット曲。19時ごろに。

【The Name of the Game (1977-8)】
ABBAの5枚目のスタジオ・アルバムからのシングルカットで、元々彼らの出演した映画『アバ/ザ・ムービー』のために書かれた曲でした。イギリスでチャート1位を4週連続獲得するヒットとなった他、世界的なヒットとなりました。 


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。