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「今日の1曲」 2021.06.05 - 06.11

6月5日(土)
今日の1曲 はアメリカの南カリフォルニア出身の女性シンガーソングライターの代表曲の1つで、おそらく彼女のシングルとしてはいちばんチャート的成功した曲です。

この人は、自分や所属していたグループのアルバムやシングルも出している人ですが、わりと寡作な人ですね。1960年代から活動していて、キャリアは長いのですが。

どちらかというと、他のアーティストとのコラボとか曲野提供などが有名だったりします。ボニー・レイットとかリンダ・ロンシュタットとか。日本人にも曲を提供したりもしています。

1982年のヒット曲でした。19時ごろに。

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【Personally (1982)】
アメリカ、サンタモニカ出身のシンガーソングライター、カーラ・ボノフの唯一のトップ20入りしたヒット曲。自らもアルバムやシングルを出したりしていますが、どちらかというと他のアーティストとのコラボや曲の提供で有名な人です。今も現役で活動中。


6月6日(日)
ブルーズ・ロックというと、アメリカ南部とかのミュージシャンがやってるようなイメージがありますが、今日の1曲 はちょっと違ってまして。

歌っているのは、カナダ人の女性ロックシンガーなんですね。なんでもこの曲を書いた人がエルヴィス・プレスリーが亡くなって10周年のときにエルヴィスの地元に行ったのだそうで。

で、その時のインスピレーションをもとに書いたのがこの曲というわけなんですね。曲のタイトルもエルヴィスにまつわるワードが使われていたりします。

1990年のヒット曲でした。19時ごろに。

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【Black Velvet  (1990)】
カナダ人女性シンガーのアラナ(アランナ)・マイルズの全米No1ヒット曲。この曲でグラミー賞も獲得しています。エルヴィス・プレスリーへの賛歌となっている曲で、タイトルは、黒いヴェルヴェットに書かれたエルヴィスの肖像のことだそうです。


6月7日(月)
今日の1曲 は、あのアメリカの男性シンガーソングライター/ギタリストの新曲です。けっこう久しぶり、たしか4年ぶりとかのアルバムからの先行シングルなんですけど。

実はこの曲、SNS(TikTokとか)で彼が一部を公開していて、それで話題になったりもしていました。すぐに出るのかと思ったら結構間があいて、全貌が見えた感じですが。

その一部が公開されたときに、それを聴いて曲全体を予想してレコーディングしたりした人もいたくらいなんですけどね。それでまた話題になっていたりもしたので、まあ発売前のつかみはOKといった感じでしょうか。

7月16日発売のアルバムから。19時ごろに。

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【Last Train Home (2021)】
ジョン・メイヤーの新曲です。パット・メセニーの同名の有名な曲がありますが、メイヤーのオリジナルです。7月に出る彼の4年ぶりのニュー・アルバムからの先行配信。SNSで一部配信したりして、話題にもなっていましたが、オフィシャル・ビデオで。


6月8日(火)
今日の1曲 は1980年代後半から90年代前半にかけて特に活躍していたアメリカの女性シンガーのデビュー曲です。今も現役で活動中ではあるんですけどね。

この頃、全米No.1ヒットを含む、ヒットナンバーを連発していました。ダンス・クラブ系のノリのいい曲が多く、レコード売上総数は7500万枚を超えているそうです。

その後は俳優業にも進出して、ブロードウェイのミュージカルなどにも出演しているようです。同性婚の支持者でもあり、LGBTQコミュニティに人気のある人のようです。

そんな彼女の1987年のデビューシングルを、19時ごろに。

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【Tell It to My Heart (1987)】
ニューヨーク出身の女性シンガー、テイラー・デインのデビュー曲で、オリジナルは別の人がレコーディングしているそうですが、このバージョンが全米7位になるヒットになりました。この後デインは90年代にかけてヒット曲を連発していますね。


6月9日(水)
今日の1曲 は、1980年代終盤から90年代初頭にかけて、アメリカの女性シンガーと男性R&Bシンガーのデュオが放ったバラード・ヒット・ナンバーです。

女性シンガーの方は、もともとカントリー・ロック系のシンガーでしたが、だんだんしっとりとしたスタンダードなども歌うようになりました。

男性シンガーの方は、はじめは兄弟のグループで活動してましたが、ソロ活動にだんだん移行していった人です。

1989年から翌年にかけてのヒット曲。19時ごろに。

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【Don’t Know Much (1989-90)】
リンダ・ロンシュタットとアーロン・ネビルのデュエット・ナンバーで、オリジナルは1980年に出たバリー・マンという人だそうですが、このバージョンが世界的にヒットにしました。グラミー賞の最優秀ポップ・デュオ/グループも獲得しています。


6月10日(木)
今日の1曲 は1960年代後半、ほんの数年活動していたアメリカのロック・バンドによるただ1つのヒット曲です。オリジナルはイギリスのバンドの曲らしいのですが。

そちらの方は、イギリスでもマイナーなヒットだったんですが、アメリカではこちらのバンドがヒットさせて、全米2位にまで上ってゴールド・ディスクを獲得しています。

いわゆるガレージ・ロック系のバンドで、粗削りな感じですが、それが魅力でもあるという曲ですね。結局、この曲の入ったアルバム1枚出して解散してしまったようですが。

1967年のヒット曲を、19時ごろに。

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【A Little Bit O’ Soul (1967)】
オリジナルはイギリスのリトル・ダーリンズというグループらしいですが、アメリカではこちらのミュージック・エクスプロージョンというバンドがヒットさせています。一発屋だったみたいですけどね。後にラモーンズがカバーしたりしてます。


6月11日(金)
今日の1曲 は、1990年代の女性ポップ・ロック系のシンガーによるヒット曲です。当時、女性ロックが花盛りって感じで、バンドもソロも色々いた、その中の1人なんですが。

で、この曲ですが、普通あまりこういうポップな感じの曲のタイトルにはあまり使われないような単語が使われているんですね。で、まあそれでインパクトがあったということもあってかなりヒットしたんですが。

でもだいたいこういうヒットの仕方をすると、その後が難しいんですよね。早い話一発屋で終わりやすいんですが。まあこれから先のことはわかりませんが、今のところそんなことになってます。

1997年のヒットでした。19時ごろに。

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【Bitch (1997)】 
オレゴン出身のシンガーソングライター、メレディス・ブルックスのデビュー曲で、全米2位となった曲。タイトルを含めたインパクトはかなりありましたね。それ以降目立ったヒットがないのは、やはりこのインパクトを越えるのは難しいってことですかね。 


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。