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「今日の1曲」 2021.10.02 - 10.08

10月2日(土)
今日の関東地方は、台風一過の秋晴れです。そんなときによく私が選曲してしまうのが、今日の1曲 です。

もともと1970年代のヒット曲で、その後いくつかカバー・バージョンが出ていますが、今回はそんなカバーの1つでして。

カナダ出身の女性ジャズ・シンガーのトリオによるバージョンです。ゆったりとした感じが好きなんですよ。

1990年代にレコーディングされたバージョンを、19時ごろに。

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【I Can See Clearly Now (1993)】
オリジナルはジョニー・ナッシュの全米1位となる大ヒット・ナンバー。その後、映画に使われたジミー・クリフのバージョンなどもヒットしましたが、こちらのホリー・コール・トリオのバージョンも私は好きです。1993年のアルバムから。


10月3日(日)
今日の1曲 には変な邦題がついているんですよね。1960年代の男性ソウル/R&Bシンガーのヒット曲なんですけどね。

まあ、邦題が変なのは、元の英語のタイトルもけっこう変だからなんですけどね。もちろん、売るための作戦なんでしょうけれどもね。

で、作戦が功を奏したのか、この曲はヒットしまして、全米総合チャートでもトップ10入りを果たしておりますが。

邦題は輪をかけておかしな感じです。19時ごろに。

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【Um, Um, Um, Um, Um, Um (1963ー4)】
「モンキー・タイム」でも有名なメジャー・ランスの最大のヒット曲で、全米5位にまで上った曲です。作詞作曲はカーティス・メイフィールド。題名は失恋を悲しんでいるうめき声(?)らしいんですが、この邦題はしかしまた……(笑)


10月4日(月)
今日の1曲 は1960年代後半にヒットした、アメリカのカントリー系男性シンガーのナンバーです。ジャンルを越えて様々なアーティストがカバーしている名曲。

このシンガーが1つ前のヒット曲にあやかって地名入りの曲をという依頼を出したことで作られた曲だそうです。内省的な内容が共感を呼んだのかもしれません。

バックの演奏は、ギターの名手でもあるこのシンガーと彼が加わっていたあのスタジオ・ミュージシャンたちの集団の人たちです。

1968年のヒット曲を、19時ごろに。

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【Wichita Lineman (1968)】
グレン・キャンベルの大ヒット曲で、作詞作曲はジミー・ウェッブ。ラインマンというのは電線の保守作業員のこと(アメリカでも田舎には電柱と電線があるのです)。演奏はキャロル・ケイ他、キャンベルも所属していたレッキング・クルーの面々。


10月5日(火)
今日の1曲 はあるバンドの30周年を記念した、初の公式カバー・アルバムの中の1曲です。バンドって書きましたが、結成当初はバンドでしたが、いまではある1人のワンマン・プロジェクト化してますね。

ともあれ、30年ってことは1991年からやってるんですねえ。相変らず精力的にライブとかもやっているようで、そんなにたつんだねえって感じなんですが。

で、カバーしているのは、今年に入ってニュー・アルバムやら新曲やらも出している、あの超有名バンドの皆さんでございます。バンドメンバーが個別に別の曲もカバーしてますが、今日はバンドとしてのカバーを。

オリジナルはTVドラマの主題歌としてヒットした曲です。19時ごろに。

東京事変

【プライマル  (2021)】
オリジナルラブ30周年を記念した初の公式カバーアルバム中の東京事変によるバージョン。椎名林檎と浮雲のデュエットになっています。オリジナルは1996年のTVドラマ主題歌。オリジナルラブが田島貴男のソロ・プロジェクトになって初のリリースでした。


10月6日(水)
今日の1曲 は、イギリスのあの大物男性シンガーソングライターの新曲です。11月に出る新しいスタジオアルバムからの先行シングルということらしいですが。

この人、つい数日前に古希(つまり70歳)を迎えたということらしいんですが、まだまだ精力的に活動を続けているわけで、喜ばしい限りです。ライブの活動も再開したようですし。

今年に入っても、過去のコラボレーションやデュエットの曲などを集めたアルバムを出してはいたのですが、今回のアルバムは5年ぶりのオリジナルアルバムとのことです。

11月19日発売のアルバムからの1曲。19時ごろに。

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【Rushing Water (2021)】
スティングの11月19日発売予定のニュー・アルバム『ザ・ブリッジ』から、先行配信が開始された曲です。スティング、10月2日で70歳になったそうですが、まだまだ変わらず勢力的に活動しているようです。WebでのTVシリーズも始めたんだとか。


10月7日(木)
今日の1曲 は、またまたイギリスの男性大物シンガーソングライターの新しいアルバムからの先行配信です。昨日とは別の人ですけどね。

このアルバムには数多くのアーティストがコラボ参加しており、今日の曲にもアメリカのあの大物男性シンガーソングライターがデュエットで参加しています。

この2人は80年代に、チャリティー企画の楽曲でコラボしたことがありましたが、デュエットするのはこれが初のことだそうです。

10月22日発売のアルバムから。19時ごろに。

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【Finish Line (2021)】
エルトン・ジョンの最新アルバム『ロックダウン・セッションズ』(10月22日発売予定)からの先行シングル。スティービー・ワンダーとのデュエットとなっています。ゴスペル色を感じさせる曲で、バックにはクワイアが参加しています。


10月8日(金)
今日の1曲 は1970年代中盤にヒットした、男性シンガーによるカントリー・ポップ系のナンバーです。まあ一発屋的なヒットだったんですが。

曲の内容は若い男女の一夜限りの恋というか、いわゆる one night stand ってやつなんですけどね。70年代らしいといえばそういう歌詞です。

この曲の題材となっているある物が、曲がヒットしたことによって売り上げがかなり伸びたという話もあります。

1975年のヒット曲を19時すぎに。

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【Chevy Van (1975)】
サミー・ジョンズというカントリー・シンガーの曲。1973年の彼のアルバムからのシングルカットなのですが、全米5位に上るヒットとなるまでに2年かかったという話。ヒットした翌年には、シェヴィ(シボレー)バンの売上が伸びたとか。知らんけど。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。