「今日の1曲」2022.07.02 - 07.08
7月2日(土)
今日の1曲 はアメリカの大物ロックバンドの1970年代中盤の全米1位になったバラードの大ヒット曲……のカバーバージョンなんですが。
歌っているのは、イギリスのこれも大物の男性ロック(?)・シンガーです。まあ元々ロック・シンガーではありますが、最近はだいぶポップス路線が強い人ではありますが。
このバージョンは、彼が今世紀に入ってクラシック・ロックの名曲を集めてレコーディングしたアルバムの中の1曲でした。
2006年のアルバムから、19時ごろに。
【Best of My Love (2006)】
オリジナルはもちろんイーグルズの全米1位を獲得した1974〜5年の大ヒット曲で、ドン・ヘンリー、グレン・フライ、J.D.サウザーの共作。このロッド・スチュアートのバージョンは、ロックの名曲をカバーした2006年のアルバムに収められていました。
7月3日(日)
今日の1曲 は、昨日とは逆で、1970年代にイギリス人男性シンガーソングライターが放った全米1位となった大ヒット・ナンバー……のアメリカのグループによるカバー・バージョン。
1975年の年間チャートでも3位となったこの曲は、当時第一線で活躍していたアメリカの女性アスリートへの応援歌として書かれたものだといわれています。
今日のカバー・バージョンは、1990年代の初頭に出た、この男性シンガーソングライターへのトリビュート・アルバムに収録されているものです。
1991年リリースのアルバムの収録曲を、19時ごろに。
【Philadelphia Freedom (1991)】
エルトン・ジョンが1975年、テニスの女王ビリー・ジーン・キングのために書いた応援歌。フィラデルフィア・サウンドへのオマージュでもあります。エルトンとバーニー・トーピンへのトリビュート・アルバムからホール&オーツのバージョンで。
7月4日(月)
今日の1曲 アメリカの人気ロック・バンドのギタリストがソロで発表した楽曲です。バンドと並行してソロでも結構活動してたんですね、この人。
まあ他のメンバーもそうなんですけどね。バンドは解散したり復活したりしてますけど。で、その彼のソロとしての最大のヒット曲が今日の曲です。
1970年代後半のアメリカのコメディ映画のサントラとして使われた曲です。そのこともヒットの後押しをしたのかもしれません。
1978年のヒット曲を、19時ごろに。
【Life’s Been Good (1978)】
元々コメディ映画『FM』のサウンドトラックのためにレコーディングされた曲で、映画のサントラ・アルバムに収録された後ジョー・ウォルシュのソロ・アルバムにも収録されました。シングルカットもされて、全米12位まで上るヒットとなっています。
7月5日(火)
今日の1曲 は、1960年代から1970年代にかけてヒットを量産したアメリカのコーラスグループによるヒット曲の1つ……のまたまたカバー・バージョンです。
オリジナルは1970年代中ごろで、このグループとしてはかなり後期のヒット曲でしたが、おりからのディスコ・ブームにもマッチしたのかヒットしました。
今日のカバー・バージョンは、1990年代に入ってイギリスのダンス・ポップ系のグループによってレコーディングされたもので、ラップとかも入っています。
1996年にリリースされたバージョン。19時ごろに。
【Oh What a Night (December 1963) (1996)】
オリジナルはフォー・シーズンズの1975〜6年の全米1位になるヒット曲でした。クロックはイギリスのハウス/ダンス系のバンドで、1990年代にイギリスではヒット曲をいくつか生み出しましたが1999年に解散しています。
7月6日(水)
今日の1曲 は、グループでそしてソロでヒット曲を1960年代から70年代にかけて量産した、あの女性ソウル・シンガーの1970年代に入ってのソロでのヒット曲……のカバーです。
カバーしているのは、こちらも女性シンガーなんですが、日本人なんですよね。彼女のカバー曲アルバムに収められているのですが、オリジナルの出た翌年くらいのリリースでした。
当時の洋楽ヒットがいくつも収められているアルバムでした。この人1960年代はジャズ・シンガーとして活躍していたのですが、70年代は次第に歌謡曲・ポップス畑になっていきました。
1974年リリースのアルバムから。19時ごろに。
【Touch Me in the Morning (1974)】
オリジナルは1973年のダイアナ・ロスの彼女としては2枚目のソロでの全米No.1ヒット・ナンバー。まだ無名に近い頃のマイケル・マッサーの作品(共作)でした。この弘田三枝子のカバー・バージョンは1974年のアルバムに収められています。
7月7日(木)
今日の1曲 は1980年代の中盤から後半大人気だったイギリス人男性シンガーソングライターのソロ・デビュー・アルバムからの大ヒット・シングル。
ビルボードの年間チャートでも1位になったという大ヒットなんですが、実はこの曲が書かれた時はとても短い物で、特にシングルにしようというつもりもなかったそうです。
でも、まわりから勧められたりして、色々付け足したりしているうちにアルバムのタイトル・チューンになりシングルになって大ヒットするということになったそうです。
1987年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。
【Faith (1987-8)】
ジョージ・マイケルのソロ・デビュー・アルバムのタイトル曲。4週連続全米1位になり、年間チャートでも1位になりました。元々は2分足らずの曲でシングルにする気はなかったそうですが、周りの評判がいいので色々付け足してリリースしたそうです。
7月8日(金)
今日の1曲 は、1960年代から活躍するあの男性ソウル・シンガーソングライターによる1970年代のこれも全米1位を記録した大ヒット曲のわりと最近のカバー・バージョン。
カバーしているのは、実は日本人男性デュオでして、彼らのカバー曲を集めたアルバムの中の1曲。枚数限定で発売されたとか言う話ですが。
彼らのストリートミュージシャン時代やライブで演奏されていたカバー曲を集めた中の1曲で、生のギターをフィーチャーしたシンプルな構成となっています。
2010年のアルバムの中の1曲。19時ごろに。
【Superstition (2010)】
もちろんオリジナルはスティービー・ワンダーの1972〜3年の全米1位になった大ヒット・ナンバー。このコブクロのアコースティック・カバー・バージョンは2010年に40万枚限定で発売されたカバー・アルバム『All Covers Best』に収録されています。
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