「今日の1曲」2024.04.13 - 04.19
4月13日(土)
今日の1曲 は、1970年代中盤ごろ、ジャマイカ出身の男性シンガーによる全英・全米ともNo.1を獲得するという大ヒットになった、ディスコ・ナンバーのカバーです。
もともとはシングルのB面用に、当時流行していた映画のジャンルからヒントを得て書いた曲だったそうですが、それがいつの間にかA面になって大受けしたという曲でした。
今日のバージョンは、1990年代後半、その曲にラップを加えてダンス・ナンバーに仕立てた、イギリスのグループによるカバーです。全英チャートではトップ10入りしています。
1998年のリリースでした、19時ごろに。
【Kung Fu Fighting (1998)】
オリジナルは1974年の全米No.1ディスコ・ヒット曲。バス・ストップはイギリスのダンス・ポップ系グループで、過去のヒット曲にラップを加えてアレンジというスタイルでいくつかのヒットがあります。オリジナルを歌ったカール・ダグラスも参加。
4月14日(日)
今日の1曲 は、1970年代中盤近くに、スコットランド、エジンバラ出身のポップ・ロック系バンドの全米5位になったヒット曲……のカバー・バージョンです。
そのバンドのデビュー・アルバムからの曲で、結局彼らの最大のヒット曲になりました。今日のバージョンは、2000年代に入ってから、アメリカの人気女優/シンガーがまだ10代のころに歌ったものでした。
彼女が出演していたティーン向けのシリーズのサントラ用に歌ったもので、シングル化もされましたがマイナー・ヒットに留まりました。
オリジナルは1974年、今日のバージョンは2009年のリリースでした、19時ごろに。
【Magic (2009】
オリジナルはスコットランドのバンド、パイロットの全米5位になるヒット曲。セレーナ・ゴメスは、自らも出演していたディズニーのティーン向けTVシリーズ、『ウェイバリー通りのウィザードたち』のサントラでこの曲を歌い、マイナー・ヒットになっています。
4月15日(月)
今日の1曲 は、1970年代前半、アメリカのソウル系ヴォーカル・グループによる全米1位を獲得した大ヒット・ナンバー……のカバー・バージョンです。
フィラデルフィア・ソウルの名曲として、後のディスコ・ミュージックの先駆けになったともいわれる曲で、多くのカバーも生れている曲です。
今日のバージョンも、2000年代に入ってイギリスのロック・バンドがライブのツアーでカバーしたモノです。このバンド、ツアーなどでソウル系の曲のカバーとかやることあるんですよね。
オリジナルは1972年のリリース。今日のバージョンは2002年から翌年にかけてのツアーから。19時ごろに。
【Love Train (2003)】
オリジナルはオージェイズの1972年から翌年にかけての、全米総合およびR&Bの両チャートでNo.1を獲得した大ヒット・ナンバー。ローリング・ストーンズは2002年から2003年にかけての「リック・ツアー」でこのカバー・バージョンを演奏していました。
4月16日(火)
今日の1曲 は、1970年代前半、アメリカのソウル/ファンク系バンドによるゴールド・ディスクを獲得したヒット曲のインストルメンタル・カバーです。
オリジナルはそのバンドの5枚目のスタジオ・アルバムのタイトル・チューンで、アルバムは全米1位を獲得し、この曲のシングルも全米トップ10入りもしています。
今日のバージョンは、昨年92歳で惜しくも亡くなったアメリカのジャズ・ピアニストが、オリジナルが出たすぐあと発表したアルバムに収められており、アコースティックではなくエレキ・ピアノで演奏しています。
オリジナルは1972年のアルバムから。今日のバージョンはその翌年リリースのアルバムからでした。19時ごろに。
【The World Is a Ghetto (1973)】
オリジナルはウォーの1972年の同名のアルバムからのシングルで、全米7位に上るヒットでした。アーマド・ジャマルのフェンダー・ローズ(らしい)によるこちらのカバー・バージョンは、翌年の彼のアルバムのA面1曲目に収録されています。
4月17日(水)
今日の1曲 は、1970年代後半のヒット曲ですが、オリジナルはアメリカのロック・バンドによる1960年代前半のヒット曲でした。
正確にいうと、そのバンドの全米No.1を獲得したヒット曲のシングルB面だった曲ですが、この曲自体も別に全米チャートのトップ40入りを果たしています。
今日のバージョンは、数々のヒット曲で知られるアメリカの男性カントリー系シンガーによるカバーで、全米トップ20入りするヒットになりました。彼はオリジナルを歌ったバンドの大ファンだったようです。
オリジナルは1964年のヒット曲。今日のバージョンはその1977年のリリースでした。19時ごろに。
【Don’t Worry Baby (1977)】
オリジナルはビーチ・ボーイズ1964年のヒット曲で、全米No.1の「アイ・ゲット・アラウンド」のB面でしたが、それでも全米24位になっています。B.J.トーマスのこのカバー・バージョンは全米17位に上り、オリジナルを超えるヒットとなっています。
4月18日(木)
今日の1曲 は、1970年代半ば近くに生れたアメリカの人気ロック・バンドによるヒット曲……のカバー・バージョン。ソウル/R&B系のヴォーカル・グループによるカバーでした。
この曲はそのバンドの初の全米No.1を獲得したヒットとなった曲で、彼らの3枚目のアルバムに収録されました。メンバーのうちの2人と、協力関係にあったシンガーソングライターの共作となっています。
今日のバージョンは、1960年代から70年代前半にかけてヒット曲をいくつも生み出したヴォーカル・グループのアルバムに収録されたものでした。この後、メンバーのうち2人は脱退してしまうのですけどね。
オリジナルは1974年のヒット曲。今日のバージョンはその翌年リリースのアルバムから。19時ごろに。
【Best of My Love (1974)】
イーグルズの最初の全米No.1ヒットとして有名な、J.D. サウザーとドン・ヘンリー、グレン・フライによる楽曲ですが、フィフス・ディメンションのこのカバーは、同じ年の彼らのアルバムに収録されています。リード・ヴォーカルはマリリン・マクー。
4月19日(金)
今日の1曲 は、1970年代半ば頃のアメリカの女性ルーツ・ミュージック系シンガーソングライターによるヒット曲……のカバー・バージョンです。
この曲は、そのシンガーソングライターのデビュー・アルバムからの2枚目のシングルで、全米トップ10入りするヒットになり、アルバムもゴールド・ディスクを獲得してます。
今日のバージョンは、1980年代から活動を続けていて現地での人気も高い、ハワイの女性3人組のヴォーカル・グループによるカバーです。
オリジナルは1974年から翌年にかけてのヒット曲。今日のバージョンはその1999年のアルバムから。19時ごろに。
【Poetry Man (1999)】
オリジナルは1974年から翌年にかけてのフィービ・スノウによる全米5位に上るヒット曲。ナ・レオ・ピリメハナはハワイの女性3人組のヴォーカル・グループで、このカバー・バージョンはアダルト・コンテンポラリー・チャートで24位になっています。
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