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「今日の1曲」 2021.03.06 - 03.12

3月6日(土)
今日の1曲 は1970年代にあの女性歌手によって大ヒットとなったバージョンが有名だと思うのですが、元々は1960年代のR&B/ソウル系のヒット曲なんですね。

というかオリジナルはディオンヌ・ワーウィックの妹が歌ったんですが、それはあまりヒットせず、別の人が歌ってヒットしたんですが。で、それをさらにイギリスのバンドがカバーしてイギリスでヒットしたんですね。

で、さらにそれを聴いていた最初の女性歌手のプロデューサーがこの曲を好きで、コンサートですでにこの曲を歌っていた女性歌手と意見が一致して(?)レコーディングしてヒットにつながった、という話だそうです(はあはあ)

て、ことで、今日はイギリスで1964年にヒットしたバージョンを、19時ごろに。

【You’re No Good (1964)】
1963年ベティ・エヴァレットのヒット曲を英国ではこのマージービート・バンドのスインギング・ブルー・ジーンズが歌い、それをリンダ・ロンシュタットのプロデュースをしていたピーター・アッシャーが好きで、彼女が歌いヒットしたという流れ(笑)


3月7日(日)
今日の1曲 は、あの日本の男性シンガーソングライターのヒットアルバムの発売40周年を記念して配信されたミュージックビデオです。最近やたら宣伝してますね。

アルバムのジャケットを担当しているイラストレーターとのコラボになっています。改めて、じっくり聴いてみると、このアーティストのこだわりとかが迫って来る気もしますね。

具体的には、あのフィル・スペクターの「音の壁」サウンドの再現というか、研究結果というか、そんなサウンドなんですが。残念ながら、フィル・スペクターもこのアーティストももう亡くなってしまったんですねえ。

1981年のアルバムからシングルカットされた曲です。19時ごろに。

【君は天然色 (1981)】
大滝詠一の『A Long Vacation』アルバム発売40周年の記念エディションの発売に合せて発表された、ジャケットも担当した永井博のイラストとコラボしたMVです。さらに、大滝詠一の楽曲全177曲は、3月21日からサブスクリプション解禁されるとのこと。


3月8日(月)
私、最近ウクレレを弾いているもので、YouTubeなんかでもウクレレの演奏が色々上がってくるんですね。男女問わず、いろんな人が弾いている動画を見るんですが、最近は若いプレイヤーの演奏をよく見ています。

今日の1曲 は、日本生まれ(大阪らしい)でハワイ育ちの若いウクレレ・プレイヤーによる演奏です。あのロック・バンドによるヒット曲の1つのカバー。

この人、もともと別のプレイヤーとデュオで演奏する動画をもっと若いころには上げていたようなんですが、どうもその相方が別の道に進んだようで、最近は単独で活動しているようです。

つい最近アップされた映像を。19時ごろに。

【Don’t Stop Me Now (2021)】
ホノカ・カタヤマは大阪生れで6歳の時にハワイに移住し7歳からウクレレを弾いているそうです。以前は別の女性とデュオを組んでいましたが、最近はソロでの活動が中心のようです(これは弟?とやってますけど)。クィーンのヒット曲カバーを。


3月9日(火)
今日の1曲 は、1970年代から80年代にかけていくつかのヒット曲をもつ、カンザスシティ出身のR&B/ソウル/ファンク・バンドのナンバーです。

そういえば、カンザスシティってミズーリ州にあるって知ってました?実は河をはさんでカンザス州側にもカンザスシティはあるのですが、もともとのカンザスシティはミズーリ州だそうです(ややこしい)。

で、今日のバンドはミズーリ側のカンザスシティの高校の同級生のバンドから生れたんだそうです。今でもメンバーの死亡とか交代を乗越えて存続しているそうですけど。

1973年のヒット曲です。19時ごろに。

【Natural High (1973)】
ブラッドストーンは1962年にミズーリ州カンザスシティで高校の仲間のドゥワップ・バンドとして結成され、そのままプロのR&Bバンドになりました。いくつかのヒット曲はありますが、1973年のこの曲が彼らにとっての最初で最大のヒットとなりました。


3月10日(水)
1970年代って、クラシックの曲をポップス系のアレンジにしたものがよくヒットしたりしてましたよね。ディスコバージョンとかよくあった気がするんですが。ベートーベンの第九とかありましたよね。

当時シンセサイザーが出始めたというのも影響していたかもしれません。今日の1曲 は、そんな流れとはちょっと違うのですが、ある有名なクラシックの曲(有名な映画にも使われていました)のジャズ/フュージョン系のカバーです。

カバーしているのは、ブラジル出身のキーボーディストで、この曲は、全米2位に上るヒットになりました。1970年代のフュージョン・ブームの中の大ヒット曲の1つですね。

1973年のヒット曲です。19時ごろに。

【Also Sprach Zarathustra [2001] (1973)】
リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」のラテン・ジャズ・バージョン。ブラジルのアーティスト、エウミール・デオダートのこのバージョンは全米2位になるヒットとなり、グラミー賞を獲得しています。


3月11日(木)
今日の1曲は、1969年に結成され、今も活動を続けているカリフォルニア出身のファンク/ソウル・バンドのナンバーです。彼らが一番ヒットを飛ばした1970年代のヒット曲なんですが。

当時、このバンドは立続けにヒットを飛ばしていました。カリフォルニアで結成されたという土地柄もあるのでしょうが、ファンク/ソウル系のバンドではあるものの、多様な人種構成のバンドでした。

音楽的にも、ラテン、ジャズ、レゲエなど様々なジャンルを取入れていて、国家間とか人種間の対立の解消を呼び掛けるような曲をヒットさせています。設立当初からのメンバーはもう1人しか残っていませんが、今も活動を続けているバンドです。

1973年のヒット曲を19時ごろに。

【Gypsy Man (1973)】
ウォーのヒット曲の1つですが、この頃(1970年代中盤から後半にかけて)は彼らのヒット曲が立続けに出ています。「シスコ・キッド」とか「仲間よ目をさませ!」とか。そんな中の1曲です。歌はあるんですがが、インスト色の強い曲ですね。


3月12日(金)
今日の1曲 は1960年代後半から1970年代前半にかけて活躍し、いくつかのヒット曲を残しているソウル/ファンク系のバンドのヒット曲の一つです。オリジナルは1950年代に遡るらしいですが、今日のバージョンが有名。

このバンド、メンバー構成とか色々紆余曲折あったみたいで、何度も再編成されているらしいです。詳しいことはよく知らないんですけどね(笑)まあ、大所帯のバンドにはありがちですけどね。

結局1973年には解散してしまうんですが、その中にはアース・ウィンド&ファイアに加わることになるギターのアル・マッケイとかセッション・ドラマーとして有名な、ジェイムズ・ギャドソンもいたんだそうです。へー。

そんなバンドの1970年の曲です。19時ごろに。

【Love Land (1970)】
チャールズ・ライト&ザ・ワッツ・103rd ストリート・バンドという長ったらしい名前のバンドのヒット曲です。オリジナルは1959年に出たらしいですが、こちらのヒットが有名です。ファンクの名曲としてタワー・オヴ・パワーなどもカバーしています。 


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。