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「今日の1曲」 2021.10.16 - 10.22

10月16日(土)
今日の1曲 は、今も現役で活躍しているアメリカの男性ソウル/R&Bシンガーソングライターの曲です。1970年代に出した彼の代表作といわれるアルバムからの1曲。

当時、彼は1960年代のイメージからの転身をはかり成功して、最盛期を迎えていた頃の作品で、このアルバムも名盤といわれています。

今日の曲は、シングルカットはされていないのですが、このアルバムの中心的な曲であると言えるのではと思います。なんせタイトルがね……。シンプルな編成の曲ですが。

1973年のアルバムから。19時ごろに。

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【Visions (1973)】
スティービー・ワンダーの名盤アルバム『インナーヴィジョンズ』のA面2曲目(古い)にあたるナンバー。スティービーのフェンダー・ローズにギター2台とウッド・ベースのシンプルな構成。特徴的なエレキギターはデヴィッド・T・ウォーカー。


10月17日(日)
今日の1曲 はまたまた1980年代前半の曲です。オーストラリアのバンドのヒット曲、といってもオーストラリアのバンドたくさんありますけどね。

今日のバンドは1975年に結成されて、メンバーの入れ替りは多数あったものの今も活動している、ソフト・ロック系のバンドです。

人の入れ替りといえば、今日の曲もリード・ヴォーカルが入れ替って別の人になった時期の曲でした。この人も4年か5年で交替しちゃうんですけどね。

1983年のヒット曲を、19時ごろに。

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【The Other Guy (1983)】
リトル・リヴァー・バンドのヒット曲。グレン・ショロックに替わりジョン・ファーナムがリード・シンガーとして加わった時期の最初のシングルでした。他の男に心移りした恋人にまだ未練があるということを歌っているという、まあそんな歌です(笑)


10月18日(月)
今日の1曲 も1980年代前半の曲ですが、今日のはソウル/R&B系の男性シンガーのヒット曲です。この人が大の得意としているラブ・バラードの歌ですが。

この人は1970年代は、人気グループのリード・シンガーとして活躍していたんですが、そのグループを離れてソロになったんですね。で、ソロになってもヒットを量産したんですが。

ただ、グループを離れての最初の大ヒットは実は別の女性シンガーとのデュエットだったんですね。今日の曲はその後に出した、彼の本当の最初の「ソロ」ヒット曲です。

1982年の発売でした。19時ごろに。

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【Truly (1982)】
ダイアナ・ロスとの「エンドレス・ラヴ」の後、ソロとなったライオネル・リッチーの全米No.1になった、ミリオンセラー・ヒット曲です。彼の大得意なバラード・ラブ・ソングですな。グラミーの男性ポップ・ヴォーカル賞を獲得しています。しかし変な邦題が。


10月19日(火)
今日の1曲 も、1980年代前半に出たヒット・バラード・ナンバーなんですが。今日の曲は男女のデュエットによる曲です。まあ、デュエットのバラードってのもいっぱいありますけどね。

今日の曲は、カントリー・ポップ系の男女のシンガーによるデュエットにまります。それぞれソロでも活躍した人たちでもありますけど。

で、まあいちおうカントリーのヒット曲として扱われてはいますけど、聴いて見るとあまりカントリーっぽさは感じないですね。普通の(?)ポップ・バラードって感じなんですね。まあ、別にいいんですが。

1983年のヒット曲です。19時ごろに。

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【You and I (1983)】
エディー・ラビットとクリスタル・ゲイルという2人のカントリー・シンガーによるバラード・デュエットのヒット曲。どこがカントリーか?っていわれるとよくわかりませんね。ま、そんなもんか。邦題はそのまんまですが、縦書きってのが珍しいすね(笑)


10月20日(水)
今日の1曲 も1980年代の曲ですが、今日のはアメリカの映画のサントラからというか、映画の主題歌ですね。全米1位となる大ヒットとなった曲です。

この映画、いわゆる青春群像的な映画で、今も活躍する多くの俳優たちが出演しています。まあ、彼らもみんな年をとって60歳前後のアラカン世代になっているわけですが。

曲の方は、歌っているのはイギリス人の男性シンガーソングライターで、この曲も彼が詩を書いています。作曲はデヴィッド・フォスターでしたが。

1985年のヒット曲を、19時ごろに。

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【St. Elmo’s Fire (Man in Motion) (1985)】
同名のジョエル・シューマッカー監督の映画の主題歌で、全米1位になりました。ジョン・パーはイギリスのシンガーソングライターで、この曲はデヴィッド・フォスターとの共作。サイドマンにはスティーヴ・ルカサー他の面々が。


10月21日(木)
今日の1曲 はこれも1980年代のアメリカ青春(?)映画のサントラからのヒット曲です。貧しい姉弟が不良とその父親と対決する、みたいな話ですが。

最初はその金持の父親のせいで窮地に立たされるんですが、徐々にマスコミやらを味方につけて反撃するとか、そんなストーリーの映画でした。

で、曲を歌っているのはアメリカの女性ロックシンガーです。1979年にデビューして、当時人気もありヒット曲やアルバムをいくつも出していた人ですね。

1985年のヒットでした。19時ごろに。

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【Invincible (1985)】
クリスチャン・スレイターのデビュー作でもあった、映画『ビリー・ジーンの伝説』の主題歌。パット・ベネターが歌って、全米トップ10入りとなるヒットになりました。この頃になると、邦題や日本のジャケも本国とあまり変わらずつまんないですね(笑)


10月22日(金)
1980年代の音楽の特徴といって思い出されるのが、シンセサイザーを多用していることと、やたらリバーブのかかったドラムの音色ですよね。

このドラムの音色にはゲートリバーブという名前がついてますが、もともとフィル・コリンズがドラムを叩いているときに、スタジオのマイクの加減で偶然録れた音がきっかけになっているとかどうとか。

で、そんなサウンドを多用した曲が80年代には山ほどあるわけですが、今日の1曲 もそんな曲の1つです。ロサンゼルス出身のバンドによるヒット曲でした。

1984〜5年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。

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【Obsession (1984-5)】
オリジナルはイギリスのシンガー/俳優のマイケル・デ・バーが歌ったそうですが、このロサンゼルス出身のバンドのアニモーションのデビューシングルとなったバージョンが全米6位のヒットになりました。いかにも80年代って感じのサウンドですなあ。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。