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「今日の1曲」2022.08.05 - 08.11

8月5日(土)

今日の1曲 は、1980年代後半過ぎのヒット曲で、男性2人のシンセ・ポップ系のデュオ(キーボードとギター/ヴォーカル)によるナンバーです。彼らの4枚目のアルバムからのシングルでしたが。

この2人、1980年代初めごろから活動していてマイナーなヒットはあったものの、大ヒットはこの曲が初めてでした。全米トップ10入りするヒットになり、R&Bチャートでは1位になってもいます。

残念ながら、この後この曲を超えるヒットは生れず、80年代終わりごろにこのデュオ・ユニットは解散して、それぞれソロでの活動に移行してしまうんですけどね。

1987年のヒット曲を、19時ごろに。

【Don’t Disturb This Groove (1987)】
ザ・システムは、1980年代に活躍したキーボードのデイヴ・フランクとギター/ヴォーカルのミック・マーフィーによるデュオ・ユニット。この曲は4枚目のアルバムからのシングルで全米4位になり、彼らの最大のヒットとなっています。


8月6日(日) 

今日の1曲 は、1980年代後半にいちばん活躍したロック・バンドによるヒット曲です。今日の曲ともう1つメジャーなヒット曲があってその影に隠れた感がありますが、全米トップ10入りするヒットでした。

今日のバンドはスウェーデン出身のハード・ロック・バンドで、もう1つのヒット曲の方は世界的に各国のチャート1位になったこともあり一番有名ですが、一方で過剰に大げさな感じもあって嫌われることも多いんですが。

今日の曲は、それほどの過剰さはなくて、アメリカのチャートに関しては今日の曲のほうがより上位に食い込んでいます。その後、1990年代に入って活動を停止してしまうんですが、2000年代に入って活動を再開しています。

1987年のヒット曲を、19時ごろに。

【Carrie (1987)】
あの大げさな「ファイナル・カウントダウン」で有名なヨーロッパ(Europe)のパワー・バラード。「ファイナル・カウントダウン」と同じアルバムに収められており、全米3位となるヒットでした。「キャリー」じゃなくてなんで「ケリー」なのかは謎(笑)


8月7日(月)

今日の1曲 はこれまでに7500万枚以上の売り上げを誇るといわれるアメリカの人気ロック・バンドの1980年代中盤過ぎのヒット曲です。1970年代後半からヒットを飛ばしていたバンドでしたが。

レコード・レーベルとの問題があって訴訟に発展し、1980年代前半はレコードの発売が出来ない状況が続いていました。その問題をクリアして、新しいレーベルから発売されたシングルでした。

実際には1980年代の初めごろにレコーディングされたものがベースになっているようですが、この曲も全米1位を獲得する大ヒットになっています。

1986年のヒット曲を、19時ごろに。

【Amanda (1986)】
ボストンの3枚目のアルバムからの最初のシングルで、全米1位2週というヒットとなった曲。レーベルとの訴訟問題で、最初にレコーディングされたのは1980年頃のようです。この頃のヒット曲には珍しく、曲のプロモーション・ビデオは作られませんでした。


8月8日(火)

今日の1曲 は、1980年代中盤過ぎのアメリカの男性アーティストによるR&B/ダンス・ミュージック系のヒット曲です。彼の2枚目のアルバムからのシングルでした。

ノリのいい曲なんですが、曲のタイトルや歌詞には、当時AIDSという病気が流行っていたことの影響が見られます。つまり「焦って『そういうこと』しなくてもいいんだよ」というメッセージですね。

この曲はこのアーティストの最大のヒットになりました。その後1990年代まで活動を続けたのですが、残念ながらAIDSに関連した病気で1997年に亡くなってしまいました。

1986年のヒット曲を、19時ごろに。

【We Don’t Have to Take Our Clothes Off (1986)】
ジャーメイン・スチュワートはシカゴ出身のR&B/ダンス系の男性シンガーで、この曲はセカンド・アルバムからの最初のシングル。彼の最大のヒット曲で、全米5位になっています。プロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデン。


8月9日(水)

今日の1曲 も1980年代のヒット・ソングですが、今日の曲はいわゆるノベルティ・ソングという、その時代の流行りとかに乗っかったコミカルな音楽ジャンルに属する曲です。

1980年前半に生まれて流行したものの1つに、ビデオ・ゲームっていうものがあったわけですね。今ではもうビデオ・ゲームは流行りものというのではなくて、日常に組み込まれた欠かせないモノという感じですが。

当時はそれが出始めたことだったわけで、ノベルティ・ソングのネタにもなったわけです。最初期からあるあのビデオ・ゲームをネタにしたアメリカ人デュオ・ユニットによるナンバーが今日の曲です。

1982年のヒット曲を、19時ごろに。

【Pac-Man Fever (1982)】
バックナー&ガルシアは、1970年代から80年代を中心に活動していたいわゆるノベルティ・ソングを色々生み出していたデュオ・ユニットで、パック・マンの人気にあやかったこの曲が彼らの最大のヒットになりました。全米9位にまでのぼっています。


8月10日(木)

歌の題材というか歌詞の内容が、ときどき問題になったりすることがあります。よくあるのはわいせつだとか、差別的な内容だとかそんなのですが。宗教がらみなんていうのもあります。

今日の1曲 は1970年代後半に出た、アメリカの男性シンガーソングライターの曲なんですが、その曲の内容がカソリックの人たちにとっては不満があったらしく、ラジオでかけるなとか、そんな運動がおきたらしいんですね。

そんなこんなで、チャート的にはそれほど上位には行かなかったんですが、その一方で根強い人気もあったようで、最終的にはプラチナ・ディスクになったとかいう話です。

1978年のヒット曲でした。19時ごろに。

【Only the Good Die Young (1978)】
ビリー・ジョエルの『ストレンジャー』アルバムから3枚目のシングル。カトリックのお堅い女の子を「モノにする」ために色々言ってるという歌詞で、カトリック界隈からは不買運動とか起こったそうですが、それでかえって人気が出たとか。


8月11日(金・祝)

今日の1曲 は1980年代にデビューして人気を博し、ヒットを生み出した、アメリカのロック・グループの代表曲の1つです。男性3人のピース・バンドなんですが。

いわゆるネオ・ロカビリー・ブームの火付け役となったロックンロール系のバンドで、特に中心となるギター・ヴォーカルの人のギター・プレイが魅力となっています。

今日の曲は、彼らのヒット曲としては最後に全米トップ10入りした曲です。以降、活動停止時期も結構ありましたが現在も続いているバンドなんですけどね。

1983年のヒット曲です。19時ごろに

【(She’s) Sexy + 17 (1983)】
ブライアン・セッツァー率いるネオ・ロカビリー・バンド、ストレイ・キャッツの3枚目のアルバムからの第1弾シングルで、全米5位に上るヒットになった彼らの代表曲の1つ。作詞・作曲もセッツァー。映像は日本公演からのもののようです。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。