「今日の1曲」 2021.05.29 - 06.04
5月29日(土)
今日の1曲 は、アメリカの男性ロック・シンガーの1980年代に入ってからのヒット曲です。この人、70年代から活躍していた人なのですが、この曲を出した当時、彼の人気は低迷していたのですね。
で、この曲を出してヒットさせたことで、人気が回復した、というわけなんですけどね。で、じつはこの曲にはある女性シンガーがコーラスで参加していまして。
この女性シンガーも1960年代にはあるグループのリード・ヴォーカルとして活躍していたのですが、その後不遇な時代を過ごしていた人なのでした。男性シンガーの熱烈な誘いを受けて参加したそうですが。
そんな2人のコラボで生まれたヒット曲を、19時ごろに。
【Take Me Home Tonight (1986)】
エディー・マネーは1970年代にデビューしヒット曲もあったのですが、80年代に入ってやや人気低迷していました。そこで放ったこのヒットで、息を吹返したという流れ。バックで聞こえる女性の声は、ロネッツで活躍したロニー・スペクター。
5月30日(日)
今日の1曲 も昨日の曲とちょっと似たところがあって、アメリカのソウル/R&Bの男性スーパースターへのトリビュートになっている曲です。今日の曲はイギリスのバンドによるヒット曲ですけど。
その男性アーティストの曲の引用があったりもしてます。ただ、この男性アーティストは別に不遇をかこっていたわけでもなく、今日の曲がヒットしていた頃にも活躍が続いていたんですけどね。
実は今日の曲が全米トップ10入りしていたのとほぼ同じ頃、男性アーティスト本人もヒット曲をトップ10入りさせていたという、そんな記録が残っています。
そんな1987年のヒット曲を、19時ごろに。
【When Smokey Sings (1987)】
イギリスのニュー・ウエイヴ・バンド、ABCのヒット曲で、タイトルにもあるようにスモーキー・ロビンソンへのトリビュート・ソングです。また曲のベースラインは、ミラクルズのヒット曲「涙のクラウン」へのオマージュになっています。
5月31日(月)
今日の1曲 は海外でも人気の高いあの日本のシティ・ポップの名曲……のカバー・バージョンです。今注目度の高い、あの男性J-POPシンガーソングライターによるカバーなんですが。
この人、デビュー前に洋楽・J-POPを問わず、様々な楽曲のピアノ弾き語りカバーをYouTubeにアップしていたんですね。で、その当時から注目されていまして。
父親に勧められたとかいう話ですけど。まあそれはともかく、そんなわけでデビューアルバムと共にカバー曲だけを集めたアルバムも出している人です。
オリジナルは1979年の曲でした。19時ごろに。
【真夜中のドア (2019)】
近年、海外でも日本のシティ・ポップの代表曲として人気の高い松原みきの「真夜中のドア」を、これまた近年大注目されている藤井風が、デビュー前にYouTubeに沢山投稿していたピアノ弾語りカバーの1つとしてアップしてました、ということで。
6月1日(火)
6月に入りましたけど、東京……というか関東地方はまだ梅雨入りしてないんですよね。時々雨は降ってるんですけどね。そんな6月1回目の 今日の1曲 は、雨の歌です。
あのイギリスのロック・バンドによる雨の歌なんですけどね。バラードなんですけど、とても美しい曲です。ビートルズのあの曲じゃないですよ(笑)
でもこの曲が生まれたのには、ビートルズのあの人がちょっと関わっているという話があるんです。まあ、半分冗談みたいなエピソードなんですが。
1973年のアルバムの中の曲です。19時すぎに。
【The Rain Song (1973)】
レッド・ツェッペリンの5枚目のアルバム『聖なる館』の中の美しいバラード・ナンバー。ジョージ・ハリソンに「ツェッペリンにはバラードがないよねえ」といわれたので書いたんだとか。そう言われて聴くとイントロが「サムシング」っぽいですね(笑)
6月2日(水)
今日の1曲 は現在放送中で話題のTVドラマのエンディング・タイトル・ソングです。まあ「話題の」といってもそんなに視聴率的にすごいとかではないようですけどね。
ですが、その設定、ストーリー展開など、一部のディープなファンにはかなり受けているようで、SNSなどではかなり話題と言ってもいい気がします。
で、そのエンディング・テーマも凝った作りになっていまして。毎回アーティストとそれに絡む出演者が変わるというような工夫になっているのですね。すでにアルバムとしての発売も決定しているそうです。
そんなエンディング・テーマの初回放送バージョンを、19時ごろに。
【Presence I feat. KID FRESINO (2021)】
放映中のフジテレビ系の火曜21時台のドラマ『大豆田とわ子と3人の元夫』のエンディングテーマ。実際には、毎回ラップアーティストが替わり、フィーチャーされる俳優陣も替わるという設定になってます。これは第1回目のバージョン。
6月3日(木)
今日の1曲 は、1980年代にヒットしたカントリー・ポップ系の女性シンガーによるヒット曲です。結構人気のあった人で、80年代のテイラー・スウィフトとか呼んでる人もいましたけど。
まあそこまで時代を作った人かどうかは議論があるでしょうが、ともあれこの曲は全米7位、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは4位になるというヒットを記録しています。
そしてミュージック・ビデオで彼女が結構身体を張った(?)コメディエンヌぶりを見せていまして、それもまた評価されたようで。その年の全米ビデオ協会のビデオ・オヴ・ザ・イヤーを獲得しています。
1982年のヒット曲。19時ごろに。
【Love’s Been a Little Bit Hard on Me (1982)】
カントリー・ポップ系のシンガーで人気のあったジュース・ニュートンのヒット曲。曲の内容はおそらく恋愛に関しての感情的なつらい経験のことを歌ったものですが、MVでは、それを身体的なつらさに置換えておりますな(笑)
6月4日(金)
今日の1曲 はあの映画のサントラからの大ヒット曲です。色んな国で色んな人がカバーしている曲なんですが、今日のはオリジナル・キャストのあの人が歌っています。
……なんですが、サントラにあるバージョンではなくて、オリジナルの本人が歌っているのですが、セルフカバーというか、別バージョンなんですね。
ある人気テレビ番組の中でのコーナー企画として歌われたものなのですが、今回改めて見てみたら、コロナ前はこんなだったよなあ、といまさらながら思ってしまいました。
2014年のヒット曲です。19時ごろに。
【Let It Go (2014)】
アナ雪のレリゴーを「元祖」イディナ・メンゼルが歌っているのですが、人気TV番組 “Tonight with Jimmy Fallon” での、学校の教室にあるような楽器を使ったセッション企画の映像です。今はこう言う「密な」企画もなかなかやりづらいでしょうねえ。
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。