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「今日の1曲」2022.03.18 - 03.24

3月18日(土)

今日の1曲 は、1960年代半ばから後半にかけて活躍したアメリカの男性4人組のフォーク・ロック/ポップ系バンドのヒット曲です。

とくに1965〜6年当たりにヒット曲を立続けに生み出した人たちで、ロックの殿堂入りもはたしていますが、1970年代に入ると活動を停止しています。

今日の曲は、曲調はわりとのんびりとしたお気楽な感じですが、歌詞の内容はわりと真面目っぽいというか、ちょっとお説教じみているようにもきこえます。

1966年のヒット曲です。19時ごろに。

【Did You Ever Have to Make Up You Mind (1966)】
ラヴィン・スプーンフルのデビュー・アルバムからの2枚目のシングルで、全米2位のヒットでした。作詞・作曲はリード・シンガーのジョン・セバスチャン。この頃のシングルは短いものが多いですが、この曲もわずか2分。


3月19日(日) 

今日の1曲 は、1960年代後半のアメリカのブルー・アイド・ソウル/ドゥワップ系バンドのヒット 曲です。

ドゥワップというと1960年代のこの時期といえどももう時代遅れになっていたのですが、この曲はヒットしました。

バラード・ナンバーであったのが功を奏したのか、全編に流れるオルガンが良かったのか、全米トップ10入りしています。

1966年から翌年にかけてのヒット曲。19時ごろに。

【Then You Can Tell Me Goodbye (1966-7)】
ザ・カジノスは1962年結成のドゥワップ/ブルー・アイド・ソウル系のグループで、色々メンバー交替したみたいですが、オリジナル・アルバムは1枚だけで、そのタイトル・チューンであるこの曲が最大のヒット曲(全米6位)でした。


3月20日(月)

今日の1曲 は1960年代後半、女性シンガーによるR&B/ソウルのヒット曲の1つです。この女性シンガーはティーン・エイジャーだった1950年代から活動していましたが。

1960年代に入り、レコード・レーベルと契約して本格的に活動していました。しかし最初のレーベルではあまり大きなヒットはなく、やや不遇でした。

その最初のレーベルとの契約が切れて、移籍した次のレーベルで彼女はヒットを量産します。今日の曲はその3枚目のシングルでした。

1967年のヒット曲でした。19時ごろに。

【Baby I Love You (1967)】
アレサ・フランクリンがヒットに恵まれなかったコロンビアとの契約が切れた後、アトランティックに移籍してから3曲目のシングル。全米1位ヒットになった「リスペクト」の次の曲で、こちらも全米3位(R&Bチャートで1位)になるヒットでした。


3月21日(火)

今日の1曲 は、元々1950年代の後半に出たドゥワップのマイナー・ヒット曲だったんですが、1960年代も終わりという頃に再発されたんですね。

そのオリジナルを歌ったのと同じグループが、曲のアレンジを変えてリニューアルしたバージョンをだしたんですね。なんか、語りとかそんなのを加えて。

そうしたら、オリジナルを超えたヒットになりまして、全米トップ10入りをしたという、そんな曲でございます。

1969年のヒット曲でした。19時ごろに。

【Oh What a Night (1969)】
ザ・デルズは1953年結成で2012年まで活動を続けたドゥワップ/R&Bのグループで、この曲は元々1958年にR&Bチャート4位となるヒットになったものを、1969年に曲の頭の語りなどを加えたリニューアル・バージョン。全米10位のヒットになりました。


3月22日(水)

今日の1曲 も1960年代終わりごろの曲ですが、今日の曲はアメリカのロック・バンドによるヒット曲です。もっともこの曲は彼らのオリジナルではないのですが。

この曲のオリジナルは1960年代初め頃に、R&B/ソウルの人気グループが放ったヒット曲の1つでした。全米16位にまで上ったそうですが。

今日のバージョンは、それを超える全米トップ10入りを果たすヒットになりました。彼らの4つ目の(そして最期の)トップ10ソングでした。

1969年のヒット曲を、19時ごろに。

【This Magic Moment (1968-9)】
オリジナルはベン・E・キングとドリフターズ1960年のヒット曲(全米16位)。ジェイとアメリカンズは1960年代に数々のヒットを生んだ人気グループでしたが、このカバー・バージョンは全米6位になり、オリジナルを超えるヒットになりました。


3月23日(木)

今日の1曲 は、1960年代を中心に活躍したアメリカの男性ロックンロール/ポップス系シンガーの最初のヒット曲です。1960年代前半の曲ですが。

最初のヒット曲で、全米1位にもなったということで、よくあるのがそれで一発屋で終わりというパターンですが、この人はその後もヒット曲を生み出しています

1960年代後半にも全米No.1ヒットを放っています。その後も、わりと最近まで活動していたようですが、2018年に引退をしたそうです。

1962年のヒット曲を、19時ごろに。

【Sheila (1962)】
トミー・ロウはアトランタ出身のアーティストで、バブルガム・ロックの走りみたいにいわれることもあるようです。この曲は同名のアルバムからのシングルで、彼の2曲ある全米No.1ヒット曲の1曲目でした。「シェイラ」じゃなくて「シーラ」だと思うけど。


3月24日(金)

今日の1曲 は、いきなり2000年代に飛びます。1990年代半ば頃に結成されたアメリカのロック・バンドによるヒット曲です。

このグループはテキサス出身だそうで、パンキッシュではありますが、ポップなバンドで、今も人気が高く、活動を続けています。

今日の曲は、元々は別のバンドの曲でしたが、彼らがカバーしたバージョンがヒットして、代表曲として認知されています。1980年代のポップ・カルチャーを讃える内容の曲。

2004年のヒット曲を、19時ごろに。

【1985 (2004)】
ボウリング・フォー・スープは1994年結成のテキサス出身のパンク/ポップ系のバンドで、この曲はSR-71というバンドのカバーですが、彼らの最もよく知られた曲の1つ。1985年ごろのポップ・カルチャーを称賛する内容になっていて、当時のMVのパロディが色々。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。