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「今日の1曲」2022.06.17 - 06.23

6月17日(土)

今日の1曲 は1970年代前半のアメリカの男性カントリー・シンガーソングライターによるヒット曲です。短くて鼻歌みたいな曲ですが、彼にとっては最大のヒット曲になりました。

この人はソングライターとしても成功した人で、全米1位になった曲ほ他、いくつものヒット曲を書いています。今日の曲ももちろん自分で書いています。

文才のある人で「ストーリー・テラー」というあだ名があったとかで、自分のグレーテスト・ヒット・アルバムに書いた解説の文章でグラミー賞を獲得してもいるのだそうです。

1973年から翌年にかけてのヒット曲を、19時すぎに。

【I Love (1973-4)】
トム T. ホールはカントリーのシンガーソングライターで、ソングライターとしては「ハーバー・バレーPTA」などのヒットがあります。シンガーとして歌ったこの曲もホールの作詞・作曲で、2分ちょっとの短い曲ですが、全米12位のヒットになりました。


6月18日(日) 

今日の1曲 は1970年代中盤、当時人気絶頂だったイギリスのパワー・ポップ/ロック・グループのヒット曲の1つです。本国だけでなく、アメリカ他世界的なヒットになっています。

日本での人気も凄かった、まあいわゆるアイドル的なグループだったわけですが。結成は1968年と結構古く、色々下積みもあったようです。1974年くらいに人気に火が点いて、その後の数年間が絶頂期でした。

今日の曲はそんな時期のヒット曲ですが、作詞・作曲もメンバーのうちの2人の共作で、結構ロック色の強いナンバーに仕上っています。

1976年のヒット曲を、19時ごろに。

【Money Honey (1976)】
「サタデー・ナイト」に続くベイ・シティ・ローラーズ絶頂期のヒット曲。彼らとしてはかなりハード・ロック寄りの曲で、世界的なヒットになり、全米チャートでは9位になっています。メンバーのエリック・フォークナーとスチュアート・ウッドの作品。


6月19日(月)

今日の1曲 は1970年代中ごろのアメリカの男性フォーク系シンガーによるヒット曲の1つ。アダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位になっています。

この人の曲は、都会での生活に疲れた人たちを癒すようなものが多いですが、今日の曲もまさにそんな感じのゆったりとしたバラード・ナンバーです。彼の人気が頂点に達したころのシングルでした。

この曲のコーラスにはこちらも当時人気スターになっていた女性シンガーが参加していますが、目立つクレジットはされておらず控え目にコーラスを歌っています。

1975年から翌年にかけてのヒット曲。19時ごろに

【Fly Away (1975-6)】
ジョン・デンバーの『ウィンドソング』アルバムからのヒット曲で、全米12位(アダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位)になっています。オリビア・ニュートン・ジョンがゲストでコーラスを歌っています。2人とも亡くなってしまいましたねえ。


6月20日(火)

今日の1曲 は1970年代中盤のヒット・ナンバーです。この頃といえば、やはりディスコ・ブーム全盛で、今日の曲もディスコ・チャートでは1位になったヒット曲です。

歌っているのはニューヨーク、ブロンクス出身のディスコ・グループです。詳しいことはよくわからないんですが、ディスコ・ブームにあわせた急増グループだったのかもしれません。

この曲がヒットした前後のほんの数年間(と1980年代に1年ほど)活動しただけのグループで、 活動はなくなってしまったようです。しかし今日の曲はディスコ・ヒット・クラシックとして今も聴かれます。

1974年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。

【Get Dancin’ (1974-5)】
ディスコ・テックス&ザ・セクスオレッツは1970年代後半の数年間に活動していたディスコ・グループで、その最大のヒット曲がこちら。全米10位(ディスコ・チャートでは1位)まで上っています。当時は頻繁に耳にしたディスコ・ナンバーの1つ。


6月21日(水)

今日の1曲 は、1970年代前半にデビューしてブレイクしたアメリカのR&B/ファンク系のバンドの曲です。彼らのセカンド・アルバムからの曲でして。

このセカンド・アルバムがヒットしてゴールド・ディスクとなったことで一躍トップ・バンドとして有名になりました。このバンドの特徴は、なんといってもパワフルな歌唱を聴かせる、女性リード・ヴォーカルの人でした。

今日の1曲は、そのセカンド・アルバムからの2枚目のシングルで、最初のシングルのヒットを受けて、今日の曲もヒットしました。R&Bチャートでは1位になっています。

1974年から翌年にかけてのヒット曲でした。19時ごろに。

【You Got the Love (1974-5)】
ルーファスの2枚目のアルバムから「テル・ミー・サムシング・グッド」に続くシングルで、全米11位(R&Bチャートでは1位)になっています。リード・ヴォーカルはもちろんチャカ・カーンで、曲は彼女とレイ・パーカーJr.の共作となっています。


6月22日(木)

今日の1曲 も1970年代半ばごろのものです。1960年代から活躍していたアメリカの男性キーボーディスト/シンガーソングライターの曲で、この曲も彼の書いたもの(共作)です。

自身でもヒット曲をいくつも持っている人ですが、今日の曲を大ヒットさせたのは、イギリスの男性シンガーでした。この曲のオリジナルの収録されたアルバムと同じ年にヒットさせています。

ヒットしたバージョンはピアノの伴奏で歌われますが、もともとのバージョンではオルガンがフィーチャーされていました。今日はオリジナルを歌った人の音楽フェスでのライブ映像で。

1974年のアルバムが初出でした。19時ごろに。

【You Are So Beautiful (1974)】
ビリー・プレストンの『キッズ・アンド・ミー』アルバムの中の1曲で、ビーチ・ボーイズのデニス・ウィリアムズが作曲に関わったという話もあります。同年にジョー・コッカーがカバーし、全米5位になりました。音楽フェスでの映像から。


6月23日(金)

今日の1曲 は根強い人気のあるアメリカのロック・バンドの曲です。彼らの6枚目のスタジオ・アルバムが初出ですが、コンサートでも数多く演奏されました。今日のバージョンも、1990年代初めごろのライブでの演奏の映像です。

このバンドは1960年代に結成され、元々ルーツ・ミュージック的な要素が強かったのですが、このアルバムの頃からジャズ・ロック的な要素も色濃くなってきました。

バンドの結成時からのキーボーディストが若くしてなくなったため新たに加わったメンバーの影響もあるといわれています。今日の曲もそんな曲の1つでした。

オリジナルは1973年のアルバムに収録の曲を1991年のライブ映像で。19時ごろに。

【Eyes of the World (1991)】
グレイトフル・デッドの6枚目のスタジオ・アルバム “Wake of the Flood”(1973)に収録のジェリー・ガルシアの作品。以前よりジャズ・ロック色が強くなっています。1991年のライブでの演奏動画で。ブルース・ホーンズビーの顔が見えます。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。