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「今日の1曲」2024.07.06 - 07.12
7月6日(土)
今日の1曲は1960年代後半のハード・ロック・バンドによるヒット曲で、映画のサントラに使われた時代を象徴するような曲でした。
このバンドはカナダとアメリカの混成バンドでしたが、結成されたのはロサンゼルスで、この曲と次のシングルが全米チャート上位に入るヒットとなりました。
今日のバージョンは、この曲を2000年代に入ってイギリスの女性シンガーがカバーしたというもので、ヨーロッパの一部でマイナー・ヒットになっています。
オリジナルは1968年、今日のバージョンは2002年のリリース。19時ごろに。
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【Born to Be Wild (2002)】
ステッペンウルフの大ヒット曲「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」をキム・ワイルドが歌うという冗談のような企画ですが……実現してシングル化もされているようで、大ヒットはしませんでしたが、ドイツなどではチャート・インしているそうです。
7月7日(日)
今日の1曲は1960年代中盤過ぎのアメリカのソウル系男性ヴォーカル・グループの代表的ヒット曲……のカバー・バージョンの1つです。
全米1位を獲得した大ヒット曲で、このグループのみならず所属するレーベルの1960年代を代表するヒット曲でもあります。カバーも多く、同じレーベルの女性シンガーもカバーしていますが。
今日のバージョンは、それとは別の女性シンガーが1970年代中盤、ディスコ・ブームの中でリリースしたバージョン。大ヒットにはなりませんでしたが、世界的にはそれなりの広がりを見せています。
オリジナルは1966年、今日のバージョンは1975年のリリース。19時ごろに。
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【Reach Out, I’ll Be There (1975)】
オリジナルは1966年、フォー・トップスのみならずモータウンの代表曲の1つである、全米No.1ヒット曲。グロリア・ゲイナーのこのカバーは、デビュー・アルバムからの3枚目のシングルで、全米60位が最高でしたが、世界的にヒットました。
7月8日(月)
今日の1曲は1960年代半ば近く、アメリカの女性ヴォーカル・グループによるソウル/R&Bの大ヒット・ナンバーです。
この曲はこのグループの最初の全米1位を獲得した曲ですが、発表当時はまだあまりヒット曲に恵まれていませんでした。リード・ヴォーカルの人にとってはキーが低くて歌うのに苦労したりとか色々あったようですが。
結局、このグループはここからこの曲を含め5曲連続で全米No.1ソングを生み出すことになり、彼女たちのキャリア上の大転機となる曲となりました。
オリジナルは1964年のヒット曲を。19時ごろに。
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【Where Did Our Love Go (1964)】
シュープリームス(最近はスプリームスと書くらしい)が初めて全米総合チャート1位を獲得したナンバー(2週連続)。この曲から始まって5曲連続で全米1位を獲得しています。作詞・作曲とプロデュースはホランド・ドジャー・ホランド。
7月9日(火)
今日の1曲は1960年代半ば過ぎの、アメリカのニューオーリンズ出身の男性R&Bシンガーソングライターによるダンス・ナンバー。
この人は、テナー・サックスも吹き、多くの有名ミュージシャンとも共演しているようですが、今日の曲はシンガーとして全米トップ10に送り込んだヒット曲でした。
結局、シンガーとしては今日の曲がほぼ唯一のヒット曲で、いわゆる一発屋として名を残している形ですが、2020年に亡くなるまで活動は続けていたようです。
1966年のヒット曲でした。19時ごろに。
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【Barefootin’ (1966)】
ロバート・パーカーは、ニューオーリンズ出身の男性R&Bシンガーソングライター。同名の有名なワイン評論家がいますが、別人です。この曲は彼自身の作詞・作曲によるもので、彼のほぼ唯一のヒット曲。全米7位、R&Bチャートでは2位にまで上りました。
7月10日(水)
今日の1曲 は1960年代半ば過ぎにアメリカの大物男性シンガーが生んだ、大ヒット・ナンバー……のカバー・バージョンの1つ。
もともと映画音楽でインストルメンタルだった曲ですが、それに詞を付けたバージョンを当時すでに大ベテランだったこの男性シンガーが歌い、全米1位を獲得するヒットになりました。
今日のバージョンはその曲を1970年代に入ってアメリカの女性シンガーがカバーしたものです。当時の流行に合わせて、ディスコ調のアレンジになっています。
1966年のヒット曲を1976年にカバーしたバージョンで。19時ごろに。
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【Strangers in the Night (1976)】
オリジナルはフランク・シナトラ1966年の全米・全英他、世界各国で1位を獲得した大ヒット・ナンバー。ベット・ミドラーのこのディスコ・カバーは1976年のアルバムに収録。アダルト・コンテンポラリー・チャートで45位になっています。
7月11日(木)
今日の1曲は1960年代終わりごろのアメリカのR&B/ソウル系男性シンガによるヒット曲……のカバーです。
全米トップ10上位に入るヒットだったのですが、この曲、実はもともと同じレーベルのヴォーカル・グループが歌ったのが最初で、ヒットしたのも実はカバー・バージョンではあったのですけどね。
今日のバージョンはその曲を1990年代にアメリカの別の男女混合のヴォーカル・グループがカバーしたもので、ゲストにイギリスの男性シンガーを迎えています。
1969年のヒット曲を1995年にカバーしたバージョンで。19時ごろに。
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【Too Busy Thinking About My Baby (1995)】
オリジナルは1969年のマーヴィン・ゲイの全米4位にまで上ったヒット曲。数多くのカバーがありますが、マンハッタン・トランスファーのこのバージョンは彼らの16枚目のアルバムから。ゲストにフィル・コリンズを迎えています。
7月12日(金)
今日の1曲は1960年代終わりごろのアメリカのロック・バンドによるヒット曲……のカバー・バージョンです。
いわゆるブラス・ロック系バンドのパイオニアとして、いくつかのヒット曲がありますが、その中でも最も代表的な曲として、いまもよく耳にする曲ですが。
今日のバージョンはその曲をアメリカの男性シンガーがカバーしたもので、彼の2枚しかないあのソウル/R&B系レーベルから出たアルバムのうちの1つに収録されています。
1969年のヒット曲を1970年にカバーしたバージョンを、19時ごろに。
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【Spinning Wheel (1970)】
オリジナルはブラッド・スウェット&ティアーズ1969年の大ヒット・ナンバー。これも数多くのカバーがある曲ですが、サミー・デイビズ Jr. のこのバージョンは、彼の2枚あるモータウン・レーベルからリリースされたアルバムのうちの1つに収録。
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