「今日の1曲」2022.03.25 - 03.31
3月25日(土)
今日の1曲 は、1970年代初頭に戻って、アメリカのロック・バンドによる、全米トップ10入りをしたヒット曲です。
このバンドは1960年代中ごろ過ぎから活動していたようですが、メインストリームでの活動はほんの2、3年で、すぐに解散してしまったようです。
結局、今日の曲が唯一のヒット曲となって、数あるいわゆる「一発屋」の一つで終わってしまいました。
1970年のヒット曲でした。19時ごろに。
【Ride Captain Ride (1970)】
ブルーズ・イメージはフロリダ州タンパ出身のロック・バンドで、この曲は2枚目のアルバムからのシングルで全米4位になるヒットでした。この曲がほぼ唯一のヒット曲で、その後すぐに解散して、メンバーは散り散りになってしまったようですが。
3月26日(日)
今日の1曲 も1970年代初頭の曲です。アメリカの盲目の男性R&B/ソウル・シンガーソングライター/ギタリストのヒット曲。
この曲は、もともと別のソウル系グループがシングルのB面で発表した曲でしがたが、この男性アーティストが気に入ってレコーディングしたのだとか。
結果として、この曲は彼の最大のヒット曲の1つとなり、彼はこの曲でグラミー賞も獲得をしています。
1970年のヒット曲。19時ごろに,
【Patches (1970)】
オリジナルはチェアメン・オヴ・ザ・ボードというソウル・バンドの曲で、彼らのシングルのB面でしたが、それをR&Bシンガーのクラレンス・カーターが気に入ってレコーディングしたのがこちらのバージョン。結果的に全米4位になるヒットになりました。
3月27 日(月)
今日の1曲 は、1970年代から80年代にかけて人気のあったアメリカの男性グループによるヒット曲です。1970年代末ごろの曲。
1980年代に入ってすぐ、このバンドの主要メンバーが脱退してしまうんですが、その脱退前の彼らの最後の全米No.1ソングでした。
その最後の全米1位曲も、その脱退したメンバーが得意にしていた、バラード・ナンバーでした。
1979年から翌年にかけてのヒット曲でした。19時ごろに。
【Still (1979-80)】
コモドアーズの7枚目のアルバムからのシングルカットで、このグループお得意のライオネル・リッチーがリード・ヴォーカルのラブ・バラード・ナンバー。この曲が、リッチーが離脱する前のコモドアーズにとっての最期の全米1位ヒット曲となりました。
3月28日(火)
今日の1曲 は、1970年代から活動をしているアメリカのカントリー・ロック/ポップ系のバンドのヒット曲です。1980年代に入ってすぐに出た曲で、カントリーっぽさはあまり(ほとんど?)ない曲でしたが。
そんなわけで、総合ポップス・チャートだったりアダルト・コンテンポラリー・チャートでヒットしまして、後者では1位になっています(総合では10位)。当時のAOR系の隆盛の影響でしょうか。
というわけで、この曲はこのバンドの代表曲になりました。ちなみにこの曲がヒットしたころのこのバンドのフロントマンは、その後ソロに転向して、カントリーの大スターになっています。
1980年のヒット曲を、9時ごろに。
【Let Me Love You Tonight (1980)】
1970年から活動しているポップ/カントリー・バンド、ピュア・プレイリー・リーグの全米10位になるヒットとなった代表曲。当時のフロントマンはその後ソロのカントリー・シンガーとなるヴィンス・ギル。1980年前後は変な邦題が多いです。
3月29日(水)
今日の1曲 も、1980年代初めごろの曲ですが、今日の曲はアメリカのAOR系男性シンガーによるヒット曲です。彼のデビュー・アルバムからのシングルでした。
この前亡くなったボビー・コールドウェルとか当時こういった路線の男性シンガー(ソングライター)が色々いたわけですが、そんな中の1人です。そんな中では正直ものすごく有名という人ではないですが。
今日の曲の1つ前の曲(デビュー・シングル)と今日の曲が大きなヒットとして残っていますが、その後の活躍というところでは、残念ながら今一つ、という感じではありました。
1980年のヒット曲を、19時ごろに。
【Hot Rod Hearts (1980)】
ロビー・デュプリーのデビュー・アルバムからの2枚目のシングルで、大ヒットしたデビュー曲の “Steal Away” に続き全米15位まで上りました。クリストファー・クロスあたりに似た当時のAOR系サウンドですが、その後はヒットに恵まれませんでした。
3月30日(木)
今日の1曲 は1980年代前半、当時人気が頂点にあったアメリカのロック・バンドのヒット曲です。1970年代前半からプログレ系のバンドとして活動していた人たちでしたが。
次第にポップよりな傾向を強めていって、1970年代後半〜1980年代前半にはヒット・アルバムを連発していましたね。ヒット曲もいくつも生み出しました。今日の曲もそんな流れの中で生れた曲でしたが。
この曲の前の曲が、今でも良く聞かれる大ヒット・ナンバーだったので、この曲はちょっと地味という印象はありますけど。わりとしっとりしたバラード曲なんですが、それでも全米トップ10入りするヒットになりました。
1983年のヒット曲です。19時ごろに。
【Don’t Let It End (1983)】
スティクスの11枚目のアルバム “Kilroy Was Here”(邦題『ミスター・ロボット』)からの2枚目のシングルとなったラブ・バラード・ナンバー。大ヒットした「ミスター・ロボット」の影に隠れた感はありますが、全米6位となるヒットでした。
3月31日(金)
今日の1曲 も、1980年代前半のヒット曲です。1970年代末頃に結成され、アメリカに支出して当時いちばん活躍していたオーストラリアのロック・バンドによるヒット曲の1つなんですが。
彼らのセカンド・アルバムからのシングルでした。内容としては、当時の国際状況を背景にした反戦ソングでした。今も戦争してる国があるわけですが、当時は東西の冷戦による軍拡競争があったわけですね。
曲はそんな当時の世界の状況を皮肉ったものとなっています。この曲も全米トップ10入りをするヒットになったのですが、この後バンドはメンバーの脱退問題などがあって活動が止まってしまいました。最近はまた活動してますけどね。
1983年のヒット曲。19時ごろに。
【It’s a Mistake (1983)】
メン・アット・ワークの2枚目のアルバム『カーゴ』からの3枚目のシングルで、彼らの最後の全米トップ10ソング(最高位6位)でした。レゲエというかスカというか、そんな感じのリズムですが、当時の東西冷戦を時代背景とした反戦歌でした。
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