「今日の1曲」2022.10.22 - 10.28
10月22日(土)
今日の1曲 のオリジナルは1962年に出たアメリカのR&Bグループのヒット曲です。数多くのアーティストがカバーしている人気曲なんですが。
この曲は、当時ソングライターとして活躍し、後に自らソロのシンガーソングライターとして活躍したあの女性アーティストが作曲したものでして。
今日のバージョンは、その彼女と別の男性シンガーソングライターがデュエットで歌った(半分?)セルフ・カバーです。彼ら2人のツアーで歌われたライブ動画で。
2007年のLAでのコンサートから。19時ごろに。
【Up on the Roof (2007)】
オリジナルはドリフターズの1962年の全米5位に上ったヒット曲で、キャロル・キングとゲリー・ゴフィンの作品。このキングとジェイムズ・テイラーのカバー・バージョンは、2007年ロサンゼルスのトルバドール・シアターでのライブでのもの。
10月23日(日)
今日の1曲 のオリジナルは1970年代に出たあのアメリカのスター・ロック・シンガーのヒット曲です。彼の代表曲の1つでもあるわけですが。
改めて聴くと、というか別に改めて聴かなくてもですが、この曲の後に与えた影響は大きかった気がしますね。特に日本のロックに対する影響とか。
今日のバージョンは、1980年代に入ってこの曲をイギリスのロック・バンドがカバーしたモノです。彼らのデビュー・アルバムからの1曲。
1984年のアルバムから、19時ごろに。
【Born to Run (1984)】
オリジナルはもちろんブルース・スプリングスティーンの大ヒット・アルバムのタイトルチューンで、シングルとしてもプラチナ・セールスを記録しています。こちらのフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのカバーは彼らのデビュー・アルバムに収録。
10月24日(月)
1980年代を中心とした日本のシティ・ポップとよばれる音楽が海外で人気とかいう話を聞くようになって、もうだいぶ経ちましたよね。
今日の1曲 は、そんな動きの中で再評価されている女性シンガーの1980年代初頭のアルバムからの曲です。アルバムのA面1曲目に収録されているのですが。
このアルバムでは、ロサンゼルスで活躍していた現地のファンク/フュージョン系のバンドが参加をしています。当時モータウン・レーベルと契約していた人たちでした。
1981年のアルバムから。19時ごろに。
【10カラット・ラブ (1981)】
松原みきの3枚目のアルバム『―Cupid―』に収録。このアルバムのA面5曲には、モータウン所属のロサンゼルスのファンク/フュージョン・バンドであるDr. Strutがレコーディングに参加しており、この曲もその1つ。トロンボーン・ソロは向井滋春。
10月25日(火)
パンクとか、アナーキーな感じのロック・バンドって、一部には熱烈な支持者がいたりしても、大勢の人からの人気を得るというのはなかなか難しいですよね。
今日の1曲 は、そんなおおかたの予想を覆して(?)意外にも大ヒットしてしまったという1990年代後半に出たイギリスのロック・バンドのヒット曲です。
本国のみならず、アメリカ他の国々にも広がった世界的なヒットとなりました。日本でもヒットしてましたね。そんなわけで、今でも曲やバンドをめぐるドキュメンタリーが作られたりもしています。
1997年のヒット曲でした。19時ごろに。
【Tubthumping (1997)】
チャンバワンバはイギリスのアナーキーでパンクなロック・バンドですが、この曲は意外にもアメリカを含め世界的に大ヒットして、日本でも流れまくってましたね。Tubthumpingというのは(主に政治的な)主張を声高に叫ぶという意味のスラングだとか。
10月26日(水)
今日の1曲 は、1960年代に活躍したニューヨーク出身のロックン・ロール・バンドのヒット曲です。おそらく彼らの最大のヒット曲だと思われますが。
この曲の特徴としては、ロックン・ロールの生みの親の1人ともいわれるミュージシャンの名前を冠したシンコペートしたリズムが強烈なことでしょうか。
そのせいか知りませんが、今日のこの曲は後に数多くのアーティストによってカバーされたりしています。もともとソングライティングのチームだった3人が結成したバンドでした。
1965年のヒット曲を、19時ごろに。
【I Want Candy (1965)】
ザ・ストレンジラヴズは1960年代中盤から後半に活躍したニューヨーク出身の3人組で、この曲が彼らの最大のヒット曲。ボー・ディドリー・ビートとよばれるシンコペートしたリズムが特徴的な曲で、数多くのカバーが出ていますが、こちらがオリジナル。
10月27日(木)
今日の1曲 は1990年代、アメリカの女性シンガーによるアコースティックなソフト・ロック・ナンバー。映画のサントラに使われたことで大ヒットしました。
歌っている女性シンガーにとってはメジャー・デビューとなった曲で、元々別の人をイメージして書いたようですが、結局自分で歌うことになったそうで。
映画の主演俳優がその女性シンガーの友人だったことで、この曲を監督に推薦したのだとか。それでサントラに使われて、レコード・レーベルとの契約が後からついてきたようです。友だち大事ですね。
1994年のヒット曲でした。19時ごろに。
【Stay (I Missed You) (1994)】
リサ・ローブのデビュー・シングルで、映画『リアリティ・バイツ』のサントラに使われ全米1位になりました。ローブの友人で、映画に主演したイーサン・ホークが監督のベン・スティラーに推薦したそうで、このMVはホークが監督しています。
10月28日(金)
1990年代って特にアメリカでは女性オンリーのバンドが色々輩出したんですが、#今日の1曲 を歌っているバンドも元々はガールズ・オンリーのバンドだったようです。
ただメンバーの入れ替りとかがあって、今日の曲のあたりでは男性メンバーもいたりするんですけどね。1990年代前半に出たヒット曲だったんですが。
で、この手のバンドってわりとすぐ解散するのが多かったみたいですが、このバンドも結局アルバム1枚で解散ということになったそうです。
1993年のヒット曲でした。19時ごろに。
【What’s Up (1993)】
4ノン・ブロンズはサンフランシスコ出身のオルタナティブ系ロック・バンドで、この曲はデビュー・アルバムからの2枚目のシングル。この曲は世界的にチャート上位に上るヒット曲となったのですが、バンドは結局アルバム1枚で解散してしまいました。
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。