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「今日の1曲」2022.12.03 - 12.09

12月3日(土)

今日の1曲 は1990年代にデビューして人気だった日本の女性デュオ・ユニットのヒット曲……のセルフ・カバーです。昨年結成25周年だったそうですが。

日本だけでなく海外での人気も高かったデュオですが、もともと同じ事務所にいたあるアーティストが、別のアーティストのプロデュースをしてみたいといって始まったユニットだったのだとか。

今日の曲は、彼女たちの曲を別のアーティストに依頼して生れた曲でした。最近 TikTok で人気になったんだそうですね。知らなかったんですけど(汗)

オリジナルは1998年のヒット曲。つい最近でたセルフ・カバーのバージョンで、19時ごろに。

【愛のしるし (2022)】
Puffyの6枚目のシングルだった曲 (1998年) で、作詞・作曲はスピッツの草野正宗でした。最近 TikTok で人気となり、再生回数が10億回を超えたとかで、こちらの THE FIRST TAKE にも登場。こちらもすでに300万再生を越えようという勢いでございます。


12月4日(日) 

今日の1曲 は、1970年代から1980年代に主に活躍したアメリカのロック・バンドの80年代に入ってからのヒット曲です。大ヒットしたアルバムからのシングルカットでした。

このバンドは最初はプログレッシブ・ロック系のバンドとして出てきたんですが、徐々に音楽のスタイルも変わっていって、そのうち「産業ロック」とかいわれたりしまして。

今日の曲は、そんなかなりスタイルも変わってポップになったころのヒット曲で、ミュージック・ビデオもノリノリな感じになっています。

1981年のヒット曲でした。19時すぎに。

【Too Much Time on My Hands (1981)】
スティクスの10枚目のアルバム『パラダイス・シアター』からのシングルカットで、全米9位にまで上るヒットとなっています。作詞・作曲はリード・ヴォーカルも担当しているトミー・ショー。なんだか全員で悪乗りしてるMVですなー。


12月5日(月)

今日の1曲 は、1960年代にはサイケデリック・ロック系のバンドの立上げメンバーとしてヒット曲を出していたイギリスの男性シンガー/ギタリストの曲です。

彼のソロ名義での曲ですが、この曲の作曲を手がけたアーティストと一緒にレコーディングしたり演奏活動をしていたようです。

12弦ギターを前面に立てて使っている、アコースティックできらめき感のある曲です。今日は当時のTV番組での演奏映像でどうぞ。

1977年のヒット曲です。19時ごろに。

【We Just Disagree (1977)】
1960年代にバンド、トラフィックをスティーヴ・ウィンウッドらとともに立上げた1人であるイングランド出身のシンガー/ギタリスト、デイヴ・メイソンのヒット曲。きらびやかな12弦ギターのサウンドとコーラスが特徴的なバラード・ナンバー。


12月6日(火)

今日の1曲 は、これまでに20曲を全米トップ10に送り込んでいるというアメリカのロック・バンドのそんなヒット曲の一つです。1970年代の曲ですが。

歴代のアーティストの中でも最もレコードなどのセールスが多いバンドの1つであるといわれています。ロックの殿堂にも何年か前に入りました。

メンバーの入れ替りはあるものの今もまだ活動しているバンドです。今年も新しいアルバムを出していますし、ツアーなども積極的に行っているようです。

そんなバンドのまだ全員オリジナルのメンバーだった1973年のヒット曲を、19時ごろに。

【Feelin’ Stronger Every Day (1973)】
アルバム『シカゴVI』からの全米10位になったヒット・シングル。ピート・セテラとジェイムズ・パンコウの共作。ゆったり目の出だしから最後アップテンポになっていく流れがなかなかスリリング。なんかしっくりこない邦盤ジャケすね。


12月7日(水)

今日の1曲 は、アメリカのソウル/R&Bのスター女性シンガーが1980年代にリリースしたいくつものヒット曲のうちの1つです。1980年代半ばのヒット曲。

1970年代前半にかけて絶好調だったこのシンガーも70年代後半にはややスランプ気味になっていたのですが、レコード会社を移籍しまして。

1980年代には再び勢いにのってヒットを生み出しましたが、そんなカムバックした時代のさらに最盛期に出たヒット曲でした。

1985年のヒット曲を、19時ごろに。

【Freeway of Love (1985)】
アレサ・フランクリンの13枚目のスタジオ・アルバムからのシングルで、全米3位に上るヒットでした。プロデューサーのナラダ・マイケル・ウォルデンが作曲(共作)とドラムも担当。サックスはEストリート・バンドのクラレンス・クレモンズ。


12月8日(木)

今日の1曲 は1980年代後半のイギリスのニュー・ウエイヴ・バンドによるヒット曲です。彼らのデビュー曲でもあった曲なんですが。

イギリスのバンドなのですが、この曲は最初にアメリカの方で人気が出て、さらにCMに使われたことでイギリスでもヒットしたのだとかいう話です。

このバンド、リード・ヴォーカルの女性シンガーを中心に結成されたバンドで、1990年代前半には解散してしまったのですが、最近また活動をしているようです。

ジャケットのデザインがちょっと面白い、1987年のヒット曲を、19時ごろに。

【Heart and Soul (1987)】
イギリスのニュー・ウエイブ・バンド、トゥ・パウのデビュー曲。最初にイギリスで発売された時はヒットしなかったのですが、アメリカでヒットしたことで「逆輸入」されて、全英チャートでもヒットしました。へのへのもへじみたいなジャケが(笑)


12月9日(金)

今日の1曲 も、1980年代中盤のニュー・ウエイヴ系のバンドによる曲で、メインのヴォーカルも女性というバンドのヒット曲なんですが。

今日の曲はイギリスではなくてアメリカのボストン出身のニュー・ウエイヴ・バンドのものなんですね。彼らのデビュー・アルバムのタイトル・チューンでした。

このバンド、この中心となった女性ヴォーカルが自分で曲を量産するようになって、ソロ活動に移行することになり、1980年代末には解散してしまいました。

1985年のヒット曲を、19時ごろに。

【Voices Carry (1985)】
ティル・チューズデイはボストン出身のニュー・ウエイブ・バンドで、彼らのデビュー・シングルがこの曲で、全米8位に上りました。ヴォーカルのエイミー・マンは1990年代にはシンガーソングライターとしてソロ活動に入り、バンドは解散しています。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。