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「今日の1曲」2022.08.27 - 09.02

8月27日(土)

今日の1曲 は1980年代に大ヒットしたアルバムからシングルカットされ、シングルの方も全米1位になるヒットだったR&B/ポップのナンバー……のカバー・バージョンです。

インストルメンタルのカバーでして、弾いているのは、現代のアコースティック・ギタリストです。この人まだすごく若いんですが、以前から注目されている人で。

自分のYouTubeチャンネルに沢山の動画をアップしているのですが、その選曲がなぜか50〜60代のわれわれがリアルタイムで聴いていた曲が多いんですよね。

今年、つい最近に出た動画です。19時ごろに。

【Man in the Mirror (2022)】
小学生の頃からその才能が注目されてきたフィンガー・ピッキング・ギタリスト、西村ケントの最近の演奏。マイケル・ジャクソンのヒット曲ですが、オリジナルの再現性がハンパなくスゴイですね。途中でカポをサッとスライドさせるのが素敵(笑)


8月28日(日) 

今日の1曲 は、1970年代の後半を中心に活躍していたイギリスの男性シンガーの大ヒット曲の1つ。全米・全英の両チャートで1位を獲得しました。

彼の初期のイギリスでのヒット曲は、アメリカでは別のバンドがカバーしてヒットさせたりもしていましたが、後にアメリカにも進出してヒットを飛ばしています。

彼の曲は、R&B系のフレーバーが感じられる曲が多いですが、今日の曲はソフト・ロック系のバラードナンバーでした。後にバラードの得意なアーティストにカバーされたりもしています。

1977年のヒット曲を、19時ごろに。

【When I Need You (1977)】
レオ・セイヤーはイギリスのシンガーで、1970年代後半に最も活躍し、この曲は全英・全米チャートで1位を獲得。後にロッド・スチュアートやセリーヌ・ディオンもカバーしています。アルバート・ハモンドとキャロル・ベイヤー・セイガーの共作。


8月29日(月)

今日の1曲 は、1970年代後半のディスコ・ブームの中で大ヒットした曲です。あるグループというかプロジェクトのヒット曲なんですが、彼らドイツの人たちなんですよね。

で、見た目いちおう女性3人のコーラスがいるんですけど、なんかほとんど内容のない数語(笑)の歌詞しかない歌でして。そもそも最初は別の女性ヴォーカルを使ってレコーディングしていたとかいないとか。

そんな人たちですが、とくにアメリカでも大ヒットした曲が2つほどありまして、今日の曲はそんな2曲のうちの1つです。今聴くと確かにある意味チープ感あるんですが、でも懐かしいんですよね。

1976年のヒット曲です。19時ごろに。

【Get Up and Boogie (1976)】
「フライ・ロビン・フライ」で有名なドイツのグループ、シルバー・コンベンションのもう一つの大ヒット・ディスコ・ナンバー。全米チャートで2位になっています。前作同様、歌詞はごくごく短いフレーズが2,3個というミニマルな(笑)曲。


8月30日(火)

今日の1曲 は、沖縄出身のあのバンドの曲なんですが、この曲、メンバーが曲作りのために滞在していたニューヨークで書かれた曲だそうでして。

彼らの9枚目のアルバムに収録されたこの曲は、コンサートなどでもよく演奏される、彼らの定番曲の1つとなっています。

都会(東京)に出てきたものの都会になじめない若者の心情を歌ったような内容の曲で、実際この曲を書いたメンバーは1人で沖縄に帰ってしまったそうで、今もメンバーはふだん東京と沖縄に別れて暮らしているそうです。

1998年のアルバムから、19時ごろに。

【防波堤で見た景色 (2020)】
BEGINの9枚目のアルバム、1998年発売の『Tokyo Ocean』に収録され、シングルカットもされた1曲。チャート的にはあまりヒットしませんでしたが、好きな人の多い定番曲です。この映像は、2020年の石垣島でのライブでのもののようです。


8月31日(水)

今日の1曲 は、あのJ-POPグループによるヒット曲……のインスト・カバーです。演奏しているのは有名男性ロック・ギタリストなんですが。

もともとこのギタリストのJ-POPカバー・アルバムの中の1曲なんですが、最近そのミュージック・ビデオが公開されたということで、そちらの動画で。

どうも、日本ツアーを直前にしてのプロモーション的な意味合が強いようですが、なかなか良い演奏だと思いますので、どうぞ。

8月20日公開のMVで、19時ごろに。

【風が吹いている (2022)】
マーティ・フリードマンによるいきものがかりのヒット曲のカバー・バージョン。もともと彼のアルバム『TOKYO JUKEBOX3』に収められていたもので、今回全国ツアーをスタートするタイミングで、ミュージック・ビデオが撮影され、公開されました。


9月1日(木)

今日の1曲 は、あのアメリカの人気ロック・バンドの1970年代中盤の大ヒット曲……のカバー・バージョンです。全米No.1にもなった曲ですが。

この曲は、バンド・メンバーの作詞作曲ではあるのですが、その他にバンド・メンバーでないシンガーソングライターも共作者になっている曲でして。

今日のバージョンは、そのシンガーソングライターが、だいぶ後になって発表したアルバムのためにレコーディングされたバージョンでした。

2011年のアルバムからの1曲。19時ごろに。

【Best of My Love (2011)】
オリジナルは、イーグルズの1975年3月に全米1位になった大ヒット・ナンバー。ドン・ヘンリー、グレン・フライと共に、この曲の作者であるJ.D. サウザーが、2011年に出した『Natural History』アルバムでレコーディングしたバージョンがこちら。


9月2日(金)

今日の1曲 は、1960年代から活躍する男性シンガーソングライターが一時の不調を乗越えて1970年代中ごろに復活した時期に放ったヒット曲……のカバー・バージョンです。

1960年代はアイドルシンガーのような扱いでしたが、70年代に入って、他のアーティストにも楽曲を提供したりしていた、そんな頃の曲です。

今日の曲は、彼が自分で歌って全米1位を獲得したヒットチューンですが、多くのアーティストにもカバーされている曲です。今日はそんな中から、日本の誇るジャズピアニストのトリオによるインスト・カバーで。

1995年のアルバムに収録されています。19時ごろに。

【Laughter in the Rain (1995)】
オリジナルはニール・セダカの1975年のヒット・ナンバー。アール・クルーのカバーなどでも有名です。こちらの小曽根真のバージョンは、1995年のアルバムから。ジョン・パティトゥッチのベース、ピーター・アースキンのドラムとのトリオ。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。