キッカケ次第で誰でもユニコーンになれる

前回は、自己認識能力についてのお話しでしたね。今日はそのお話しをもう少し進めていきたいと思います。

自分自身を内外からの視点で見つめる行為は、人間として成長をしようと願い続ける限り止めることができない行為となります。
その行為を続けていると日々の生活の中で「キッカケ」が起きて「気づく」一瞬があります。
その気付きはインスピレーションとなって次の行動への強い動機になります。
それを天啓と呼んで神がかり的にユニコーンとして成長をする人もいます。仏教ではそれを観自在菩薩の三十三応現身*という加護だとも言われます。
*観自在菩薩は諭す相手に合わせてあらゆる姿に変化して救いへと導くとされています。

私の故郷、信州善光寺の言い伝えに「牛に引かれて善光寺参り」という言い伝えがあります。
「昔、長野の善光寺近くに住んでいた不信人で欲深い老婆が、さらしていた布を隣の家の牛が角に引っかけて走り出したのを見た。
その牛を追いかけるうちに善光寺へ辿り着き、それがきっかけで度々善光寺に参詣するようになって、信仰の道に入った」

昔話や民話にはよくあるお話ですね、なんらかのキッカケが人生を変えるというお話です。

「気づく体験」をすると、その時点での自分自身の状態をよく理解でき、そのときの人生の課題に対して懸命な判断をできるようになり、人間関係を良好に保てたり、より人生を豊かにできるような行動をとることができます。

しかし、その気づきは絶対ではなく、今回は有効でも次回は約束されていないものです。だから見つめ続ける努力が必要なのです。

さて、ユニコーンとして成長をする人は生まれつき特別な遺伝子があるかどうかは、現時点では自信を持って言えません。少なくとも私は特別ではないと思っていますし、後発的に体験を乗り越えて、いまを生きています。

私の体験と大勢の方々を観てきた体験を整理するとユニコーン(後発的な)として成長をした方々の特徴をいくつかにまとめてみました。

  • 自分自身の行動指針となる価値観や美意識が明確になっている

  • 自分自身が情熱を持って行うことが明確になっている

  • 自分自身の願望が明確になっている

  • 自分自身の能力が適切に発揮できる環境を選んだり整えたりできる

  • 自分自身の能動的な(思考や行動のクセ)をよく理解している

  • 自分自身の受動的な(反射的なクセ)をよく理解している

  • 自分自身の行いの周囲への影響力をよく理解している

これらのことについて、ユニコーン達はよく見つめ続けていて懸命な判断をして行動を続けています。

他にもたくさんの確認事項はあるのでしょうがホドホドも大事だということにしてください。

また、長くなってしまったので今日はここまでです。

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