パラグライダーで墜落。そして入院。その23 ~急性期から回復期病棟へ~
墜落して1ヶ月と13日頃のお話です。
この日、治療が新たなステージにステップアップしました。
急性病棟から回復期病棟(リハビリ病棟)へお引越しです。すべての手術が終わり、容態も安定してきているということです。
回復期病棟(リハビリ病棟)はその名の通り、リハビリに重きをおかれた患者の病棟となり、スタッフもその趣旨にあった配置の場所です。
理学療法士、作業療法士、ともに数がかなり多めで、リハビリの時間も長くなるそうです。よりリハビリが進んで行きます。
ただ残念なことも、、、。今まで担当だったドSのKさんとTさんは担当から外れる事となります。。。二人共素晴らしい方だったので、とても残念です。。。あと、完全復帰を目標としたハードでドSなメニューを次の担当の人が同じようにしてくれるかもちょっと心配です。
そこはKさん、Tさんとすでに色々と話し合っていました。私のカルテに「ハードなリハビリを」と書いていくれるのとです。さらに私が「こっちは完全復帰目指しとるんじゃい!そんな甘っちょろいので回復できるんか!?もっとハードにこんかーい!!!」と主張していけば、リハビリ病棟の新しい担当の人も「あ、この人はガンガンいって大丈夫な人なんだな」と認識してくれるから大丈夫だろうとの事でした。
後日談とはなりますが、ここでも自分はすごく引きの強さがありました。入院している病院はかなりリハビリに力を入れている病院です。リハビリ病棟だけで数フロアあるそうです。私の引っ越し先が8Fと決まったことを今までの担当療法士Kさんは知った時、
「8Fなんだ。8FならKDさんがいるな。担当がKDさんになるといいな」
と思っていたそうです。Kさんの先輩に当たる方で、自身も相当体を鍛えている人だそうです。そんな感じの人なので、ハードなリハビリをするなら、KDさんがベストだと思っていたそうです。
そして、幸運なことに私の担当がKDさんになりました!
この話はまた別の機会にしていきますね。
そうそう、リハビリ病棟にはフロア自体にもリハビリできる広めのスペースがあるそうですが、色んな機材を使おうと思う3Fにある大きいリハビリルームで行う事になります。なのでKさんとTさんとは完全にお別れというわけではありません。顔を見れたり、挨拶することもできるはずです。
ただ心残りなのが、、、美人理学療法士のYさんですね。結局、一度リハビリして頂く機会があっただけで、あとはリハビリルームなどて、その姿を遠目に見ることしかありませんでした。。。今後は会える機会がもっと減ってしまいます。。。。涙
話が変わりますが、事故にあってから、頭と心ってこんなにも離れているんだと思い知らされています。今はリハビリを頑張るしかないと頭ではわかっていても、心では事故前の生活を思い出し、今の現状と比べてしまいそのギャップからどうしようもない気持ちになって感情が溢れてしまったりします。
Aさんとはサヨナラじゃない、まだ大リハビリルームでお会いできる機会はあると頭ではわかっていても、、、心では寂しさと悲しさが満ち溢れています。
えっと、、、私は、、、アラフォーにもなって何を学生みたいなこと言っているんだ、、、?
さてさて。冗談はそのくらいにして。
そんなこんなでリハビリや治療はとても順調に行っています。しかし一難去ってまた一難という言葉もあるように、新たな問題も発生しています。
実はちょっと前から病室でパソコン作業が出来るようになりました。パソコン作業はちゃんと歩けなくても関係ない。手さえ動けば写真の作業ができる。今のうちに自分の作品と向き合ったり、色々勉強していこうと思っていました。今できることからやれることはやっていって、退院した後でより前に進めるようにと思っていました。
しかしそんな理想通りには行きません。
実は最近は術創の痛みもなくなり、リハビリにフルて挑めるようになったんですが、、、その分リハビリがレベルアップしてきています。きつすぎて、毎回疲れ果ててます。なのでパソコンを開く気にすらなれない問題が発生するようになってしまいました。治療がメインですからね。悪いことではないのですが、、、
実は月末が締め切りのフォトコンテストに応募しようと思っているんです。ですが、体力の限界で全然進まない。。。汗
どうにか形にして行かなければいけません。フォトコンテストは気合でなんとかするとします。
ただ将来的にはパソコン作業を集中して長時間出来るようになりたいです。もっと体力がついてきて、ハードなリハビリを終えたあとでもパソコン作業が出来る元気が残るようなりたいです。
そしてパソコン作業をするにあたり、もう一つ重要な要素が。
お尻の筋肉です。
パソコン作業をするためにベッドを起こすと体重がお尻に集中します。30分くらいでお尻が痛くなって限界がきてしまうんです。。。。
実はこれ、お尻筋肉不足が原因なんだそうです。一ヶ月以上寝たきりで筋力が減った代償はこんな形でも現れるようです。だからつけたいんです。
ケツ筋を。
新しいリハビリ担当の人には早くケツ筋をつけたいことも強く言っておかなければなりませんね。
みなさん!お尻の筋肉、たりてますか?
大切にしていきましょうね。大事ですよ。ケツ筋。
ケツ筋をつける奮闘は続く。
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