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「人と比べて自分はダメだ」と思うことについて、冷静に考えよう

こんにちは、秋の夜風です。

「人と比べて自分はダメな人間だ」と自己否定すること。
かつてはそれが、私の普通でした。

メンタル思考トレーニング「スライブトレーニング」を実践し、私はそう考えることが減って、とても楽に生きられるようになってきました。



最近、とあるIT系の集合研修に参加する機会がありました。

研修の合間の対話にて、多くの人が「あの人はすごくできるのに、私なんか全然ダメだ」と話しているのをよく聞きました。

以前の私なら「わかります、できないですよねえ」と同じように、ただただ自分よりできる人の話をし、比較して、できない自分に対する慰めあいに同調していました。

でも、今回は、そこに違和感というか、考え方のズレを感じました。

そもそも、この研修に参加した人は、自ら学びたいと応募した人たちです。
自分がスキルを学び得ていくことが目的なので、順位をつけられることもないし、他人がどうだということは全く関係がありません。

更には、参加する人達の、もともとのスキルや経験もバラバラです。
慣れている人は当然、スイスイと進みます。
一方で、経験やスキルが乏しい場合は、新しく学ぶことも多いので、時間がかかるのも、当然です。

だから、「他人と比較し、自己否定する」行為は冷静に考えると、当初の目的からずれているし、比較したところでどうしようもなく、ただただ自分で自分を苦しめている、無意味な行為なのです。

とはいえ、私自身もできる人と自分を全く比較しなかったかというと、そうではありません。

比較する感情が出てはきましたが、自分の目的と、自己否定する無意味さを理解していたので、自分のするべきことに意識を戻すことができ、周りを気にせず、自分に集中して取り組むことができました。



瞬間的に比較する、それはそれでありだと、思っています。
比較する対象がないと、自分の現在地も分かりません。
ただその後、自分の足りない部分を見つけた後に、自己否定するのか、伸びしろと捉えるのか。

その捉え方・解釈は、自分で選べます

自己否定しか知らない人は、違う捉え方なんて、どう頑張っても全く頭に浮かばないかもしれません。
そんな風に考えるなんて無理だ、あなただからできる、そう思うかもしれません。

かつての私がそうでした。
けれど、メンタルトレーニングによって、私は捉え方を変えることができました。

運動や筋トレを続けると、身体の可動域やポテンシャルが上がり、今までできなかったことができたりします。

メンタルも同じで、適切な方法を続ければ、自分で解釈を変えることはできる、そしてそれが、自分らしい在り方、生き方に繋がっていくのだと、そう感じています。

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