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オンラインを活かし、中学生と大人(赤ちゃん連れ)がリアルな生き方を考える
中学3年生、もう少しで義務教育を卒業し、それぞれの道に進む、節目の時期。
家庭科の特別授業でオンラインでお話させてもらうという、貴重な機会をもらった。
人生100年時代で、生徒たちがどう生きていくか、今ある社会問題について、調べ、対策を考え、まとめるという授業の一環。
(この課題、企画を考えついたT先生がほんと素晴らしい!!)
私の担当は虐待、育児ストレス、女性活躍、いじめ、LGBTQなどについて。
他にも2名社会人講師がいて、老老介護などの超高齢化社会における問題、ブラック企業やAI時代の雇用について。
生徒さんからの質問に答える中で、伝えたい事がどんどん湧いてきて(で、時間に収まらないっていう…)
今まで学んだ事や気づきは旦那さんに都度話してるけど、
自分の引き出しがいつの間にか増えていたんだなぁと、いろんな所での学び、出会いや経験の点と点が繋がって線になって面になって…って広がってるのかなと気づけた(まだまだだけど)。
もっともっと学んでいきたい、成長していきたいと改めて思えた。
この取り組みやったの、公立のふつうの中学校で。
企画したのは家庭科の先生で、以前、
『家庭科は生きていく事に関する全てに関わる教科』(多分こんな感じ)
って言っていて、ハッとさせられた。
自分が受けてきた家庭科の記憶は、使わないダサいエプロン作ったり、これまでの人生その後一度も食べた事も作った事もない、"ピカタ"を調理実習でやったり…
でも、T先生の家庭科はそんなイメージとはかけ離れていた。
教えるという事に、本気で向き合ってた。
"生きていく事"って、衣食住だけでなくて、生き方や働き方も含まれてて。
だからT先生は自分だけで授業をするのではなく、いろんな人を巻き込んでいく。
幅広い人脈を作って、いろんな業種の人達(役所職員、経営者、フリーランス、会社員、劇団員、市民活動家、農家、ハンターなどなど)との繋がりを、双方向で相乗効果で活かしてくれる。
そして、なによりも、T先生自身がそんな相乗効果をいつも楽しんでる気がする。
本人はきっと『こんな事やったらおもしろいかも??協力してくれる人〜?』くらいのノリかな?って思うんだけど、その軽やかさもまた素敵で。
軽やかにチャレンジしていく先生や、その周りのカラフルで濃い大人達に触れた子供達は、「世の中いろんな人がいるんだ。自分は自分でいっか!」って、思えるんじゃないかな。
オンライン化が進んだ今だからこそ、こんな風に、外の世界と繋がって、子供達の世界を広げていく先生が増えたらいいなぁと思う。
オンラインで繋がれるイマだからこそ、物理的距離のハードル無しで、それぞれの居場所から参加できる。
リモートワークが進んだおかげで、仕事の合間に参加することだってできるし、私は0歳児抱っこしながら参加できた。
我が家の0歳姫は、後半めっちゃ泣いてて、あぁ、これこそリアルな場面だよなぁって。
「こんな風に子供は大人の思う通りになんてならなくてね。だからこそ一人で全部背負うとつらくなるから、仲間を作った方がいいんだ」って。
きっと、ふだんの環境の空気感含めて、伝わること、気づくこともあるのかなと。
協力したいって思う大人は結構たくさんいるだろうな。
私もまたやりたい。
(成長実感と貢献実感をもらえるって、最強の心理的報酬の掛け合わせだし!)
〈当日使ったパワポの一部〉
※私一個人の考え、経験に基づく話なので、他の大人達にもぜひ聞いてみて、それが大人も社会問題を考えるキッカケになって、世の中を良くしていくから…とお願いしました。
生きる上で大切だと思う性教育ネタも入れたけど、ここでは割愛…
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