aki maeno

駄文屋

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最近の記事

説得力は覚悟に宿る

「説得力がない」人の特徴 自分でやれないことをやってくれている誰かのことを、陰でウダウダ文句を言う人、いますよね。 そういう人は、どうなるか。 言葉に、説得力がなくなる。 そりゃそうですよね。 そんな信用できない人の言葉を聞きたい人はいないから。 やらなきゃミスは起こらない どんなことでも、何にもしなけりゃミスもゼロ。 ご多忙を押して何かを引き受けてくださっているからこそ、ミスも出てくるわけなのです。 なので、 多少「あらら」と思うことがあっても、いちいちギャアギ

    • 「自分には存在価値がない」と感じる人の特徴

      「別にいいじゃん?」と思えないときがある「自分には存在価値がないと感じる」 「友達と呼べる人がいない」 そうぼやいている人がいた。 友達と呼べる人がいなくても別にいいじゃん? とわたしなんかは思うけど、ご本人が悲しく思う気持ちは否定したくはないわけです。 まずは心身の不調を疑う わたしがその人を観察した限りにおいて言えば、おそらくは、加齢に伴う判断力の衰えです。 医者でもないのに断言するのもアレなので、一度受診をおすすめします。 日々の言動を分析する 実際問題ベース

      • 2022石川県知事選挙に寄せて

        知事選を人気投票にしちゃいけないわたしとしては「石川県知事にはこの人」という選択基準あるのみです。 「たまたま会ったらいい人だった」「名前を知っているから」とかいう理由はたしかに素敵ですけど、このど田舎の知事を選ぶ基準としては少なからずふわっとしすぎじゃないだろか。 有力三候補のデッドヒート残すところあと数日の石川県知事選挙戦。28年ぶりの知事が交代するこということもあり、保守分裂かつ県都金沢の元市長という有力三候補がしのぎを削る争いで全国的にも注目される選挙です。 どう

        • PTA論争、煽って得する『Cさん』は誰?

          サタデーエッセー「絶えない紛争とCさん」(冲方丁さん)が素晴らしい休日の朝ごはんを作りながら聞いていたNHKラジオR1、サタデーエッセーがとてもよかった。 『マイあさ!』土曜6時台後半 ▽ニュース▽サタデーエッセー「絶えない紛争とCさん」冲方丁(作家)  10月9日(土)午前6:40放送、2021年10月16日(土) 午前6:55に聞き逃し配信終了です。ぜひお早めにお聞きください(当該箇所は3:00あたりからスタートト)。 煽り煽られPTA ひょんなことからTwitte

        説得力は覚悟に宿る

          イライラの源泉かけ流し状態の人

          PTAをやっていると、イライラの源泉かけ流し状態の人に、たまにですけど出会います。 その苛立ちはたぶんPTA以前の問題だよねって思うけど、ちょっと指摘しづらい例のあれ。 PTA談義の面白さは「なんでやねん」の多さに尽きる。 その個々の「なんでやねん」をさらに細かく観察すると、共通して根底に流れる思想として「私の決めた通りにしてよ!」がある。 これは一般的な意味での保守派、改革派、両方に顕著に見られる傾向である。 そもそも、なんでアタシがオメーの期待通りに動かなくちゃいけな

          イライラの源泉かけ流し状態の人

          『自転車で回る候補は落ちる』というジンクスは本当か

          『なぜ君』大島新監督はなぜいま「続編」を撮り始めたのか 監督のお人柄がしのばれる、素晴らしいインタビュー記事でした。 実際にどういうおしゃべりがあり、それをどう読み物に整えたのか知らんのですが、おそらくは大島監督は元々ある程度きれいな日本語の人なのではないか。 「なんらかの合理的な理由」って何? それはさておき、 >香川1区の有権者の方が、平井さんに勝たせてきたということは明白な事実であり、その投票行動にはなんらかの合理的な理由があると思うんですよ。 ここで言う「なんら

          『自転車で回る候補は落ちる』というジンクスは本当か

          回覧板に入っている「あのカタログ」の謎を追う

          回覧板に挟まれたニッチな謎こんなテーマでnoteを書いて、一体誰に刺さるのでしょうか。 ええ、バズるだなんて思ってません。 ただ、どうしても伝えたい。 あの回覧板に挟まっている通販カタログは何なのか。 この疑問を抱く人が、本邦に一体何人いるのでしょうか。 全人口の中の、町内会・自治会に入っている人の中の、回覧板をちゃんと読んでいる人の中の、意識高い系と目されるごくごく限られた人だけが抱く疑問でありましょう。だからこそ、わたしは使命感に燃えているのです。 これは当市のバージ

          回覧板に入っている「あのカタログ」の謎を追う

          「言葉にする」ということ その1

          ~読書感想文のお手伝いに寄せて~ 気持ちを言葉で表現するのが苦手な子っていますよね。 今回は、胸にもやもや浮かんでは消える思いを文字にとどめる練習として、読書感想文を活用してみました。 ええ、読書感想文。 本邦のインテリジェンスな皆さんからは、コミットすればするほど逆効果とさげすまれてはばかられない例のあれ。 親泣かせ子泣かせ、蛇蝎のごとく嫌われて、夏休みの宿題のラスボス的な位置づけが読書感想文ですね。日教組が必要以上に疎んじられている原因の7割がこの読書感想文指導にあると

          「言葉にする」ということ その1

          フィクション:田舎自慢の闇

          やたら取材してほしがる人細々とライター業をやってると、たまーに、やたら取材してほしがる人が来る。 ええ、いろんな人に会いますよ。 ご当人にしてみれば、自分の価値ある情報を聞かせてあげます、書かせてあげます、広めさせてあげますぐらいの勢い。 こういう人ってよくしゃべります。 出るわ出るわのエピソード。 ただ、実際は、売文業の商品としては価値のない、単なる素朴なオレ自慢だったりもするわけです。 話が濃いのに実利は薄い書く身としては、自慢だけならほほえましいが、自慢の割に儲かって

          フィクション:田舎自慢の闇

          脱ダブスタで生きてみる

          「当たりの柔らかい言い方をする」たとえば自分の恋人に「もうちょっと優しい言い方をして」と言われたら了承できる。 でも、別の誰かに言い寄られたとき、やんわり断っているときりがない。おまけに、恋人からは「ハッキリ断ればいいじゃないか」と言われてしまう。 使い分けるのが面倒。 「他人の言葉に耳傾ける」いろんな人の意見を意見を聞いて、柔軟に取り入れることはできる。だがが、疲れる。 「他人を気にしてちゃだめだよ」というアドバイスをしたがる人もたまにいる。それはいいけど、だったらあな

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          愛妻家の結婚生活を破綻させた『自主性』の落とし穴

          素敵ルール1『家事は気付いた人がやる』の矛盾もう20年近く前になろうか、たまたまつけていたテレビで、元アイドルとお笑い芸人という夫婦の夫氏が夫婦の日常生活を語っていた。 ご夫妻は結婚当初、『家事は当番とかじゃなくてどっちか気付いた方がやろうね』と話し合って決めた。 ある日、夫氏がトイレ掃除をした。 妻氏「トイレ、きれいになってたね。ありがとう」 夫氏「気付いとったんかい!」 その番組の数年後、ご夫妻は離婚していた。 「気付いとったんかい!」に返す言葉がないこのお笑い芸人であ

          愛妻家の結婚生活を破綻させた『自主性』の落とし穴

          SNSのフォロワー数と影響度

          乱雑すぎるSNS活用を反省する 非常にどうでもいい話だが、わたしはTwitterのヘビーユーザーである。 「この人、Twitterに費やす時間でもっと有意義なことをすればいいのに」と多分100人ぐらいから思われてると思います。  ヘビーユーザーのわりに、フォロワーは少ないです。よく言えばマニアックな存在です。  さらにどうでもいいことに、Facebookもよく使います。  こちらは、長文を書くときと写真を見せびらかすとき使います。  写真なんかは自分ちのローカルよりも保存が

          SNSのフォロワー数と影響度

          オヤジの悪口

           富山県高岡市に雨晴海岸という場所がある。「あまはらし」と読むような気がする。字面のすばらしさにすっかり舞い上がってしまい脳内で音読するのを怠るから、いつも覚えては忘れてしまう。  地名の読みは毎回忘れてしまうのだけれど、あの場所には忘れられない言葉がある。  駅前の小さな食堂、空になったキリンビールの小瓶が立ち並ぶカウンターで熱く語るほろ酔いのおっさんがいた。おっさんはやはり地元の古いなじみらしき友人相手に、自分の父親の悪口を延々語り続けていた。  あれは最高だった。後にも

          オヤジの悪口

          カリスマの伝授するノウハウに食いつく凡人の末路~たとえばPTAの場合~

          ネットに落ちてる『ノウハウ』は、モザイクかかったアダルトビデオのようなもの  Twitterあたりにさくっと書かれた 『これさえあればうまくいく! 運営ノウハウ五カ条』 みたいなものは、モザイクかかったアダルトビデオと同じです。経験があれば「ああ、あのことか」とわかるし「そう、そう!」と、バーチャル意気投合して読めますよ。でも、未経験者が参考にして実践するって、かなーり危険じゃないですか。  たとえばですね、こんなのがあったとします。 ≪任意団体 これさえあればうまくいく

          カリスマの伝授するノウハウに食いつく凡人の末路~たとえばPTAの場合~

          想いが人を動かす

          「想いが人を動かす」  そう語っていたのは、昔勤めていた会社の社長であった。  あんなにどうしようもない上司は後にも先にもいないけれども、この言葉だけは、まるで使っても減らない退職金のようにわたしの資産となっている。  そこは社員6人ぐらいの小さな便利屋で、常に常に常に求人していた。そして、常に常に誰かが辞めたがっており、実際たまに消えていた。  隣はラブホ、1階は具体に何を揉んでいるのかよく分からないマッサージ屋さんという雑居ビルのワンフロアが、会社のオフィスであった。

          想いが人を動かす

          いちいち「憲法」「民主主義」「人権」とか最前面に持ち出さないと、PTAはまともになれないのか?―その3―

          「つながり直し」のタタキ台なんだかんだでポストコロナに従来どおりのPTAがあるとは全く思えないけどね。わたしの中の何かを成仏させるべく、このシリーズを書いています。 もしかしたら、わたしたちは新しいつながり方をゼロから構築しなきゃいけなくなるかもしれない。そのときのために、今、吐き出しておきたくて。 さて。 その1とその2で、長い長い前振りを経て、ようやく本論に入ります。我ながら何が言いたいのか忘れそうになってきたので、いきなり本論から入ります。 のっけから『憲法』『民主

          いちいち「憲法」「民主主義」「人権」とか最前面に持ち出さないと、PTAはまともになれないのか?―その3―