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寺井暁子
2016年3月21日 09:16
店に入って、アボガドをカウンターに置いて値段を聞く。お金を払って商品を受け取ってお礼を伝える。「gracias」ありがとう。「a ti」あなたにね、と返事が返ってくる。カフェで遅い昼ご飯を食べる。スープとたっぷりの野菜と少しのお肉。agua(水)と呼ばれる、その時々のフルーツやお米を使った飲み物がなみなみと注がれたピッチャー。ご自由にどうぞのトルティーヤ。お店を出るとき
2016年3月22日 10:22
アパートから1ブロック南に行った角に小さな八百屋がある。野菜と卵以外は売っていない。部屋を借りてから、近く似たようなお店をいくつか回ったけれど、ここの野菜が一番新鮮でおいしい。朝・晩 ちょっと果物が欲しいとき、スープの玉葱がたりないとき、サンダルを引っ掛けてここにくる。ここで買い物をするのが好きなのにはもうひとつ理由がある。お店のおじさんの慈しむような笑顔。Mi Hijaと彼は言う。