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太陽の近い町、マラガ。

>> アラサー女子2ヶ月半のヨーロッパ旅の記録。前回の記事はこちら。<<

マラガ1日目の朝。

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太陽の光と、微かに聞こえた猫の泣き声で目覚める。いつもと違う天井を見て、一瞬「ここはどこ?」と戸惑った後、もうロンドンの家にはいないんだということを思い出す。

携帯を見ると午前9時。9時とは思えない外からの光の強さ。さすがの南スペイン。太陽が近い。

今回宿泊したのは、集合住宅の一室。


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若い夫婦と3歳ほどの女の子と、白猫と黒猫がいる、可愛らしい家族だった。あまりコミュニケーションをとるタイプのホストではなかったが、キッチンもシャワーもきれいにしていて、親切。突如一泊だった。まさに、現地の人の普通のお家といった感じが味わえるのが、AirBnBの醍醐味だ。

エリアは、マラガ中心部と空港のちょうど間にある、 El TolCalというメトロの駅の近く。治安も良く、静かで過ごしやすい。20分も歩けば、海岸に出れるところなので、便利でおすすめ。

近くにはテイクアウトができるお店や、スーパーマーケットもある。しかし、私が到着した次の日は日曜日だったので、閉まっているお店も多かった。フランスやスペインのお店は日曜日お休みの日であることが多い。キリスト教の安息日であることから、現地に住む彼らにとっては日常。日本やイギリスにいるとあまり意識をしないので、旅をする際には気をつけなくてはいけない一つのポイントだ。


ロンドンの冬に打ちひしがれていた私は、久しぶりの太陽と青空が嬉しくて、中心部までできるだけ海沿いを通って散歩してみることにした。街道にはオレンジの街路樹が続く。実がしっかりとなっていて、時々落ちているのを見かける。ちょっとしたお店には必ずフレッシュオレンジジュースの圧搾機がある。

海沿いには椰子の木が立ち並ぶ。久しぶりに強い日差しを浴びて、ずっと目を細めていた。

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海辺のカフェでひと休みして、マラガですべきことや次の旅程を整理した。

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スペインでやりたかったこと。

それは、魚介やオリーブとともにワインを思い切り楽しむこと。暖かい気候を楽しみながら、思いっきり開放感に浸りかった。4時ごろからそして、イスラームの文化影響が残る歴史建築やファッションの鮮やかな配色を楽しみたかった。マラガといえば、画家のパブロ・ピカソの生まれ故郷でもある。ピカソが生まれた時代はどんなところだったのかなと思いを馳せながら、街歩きを楽しんだ。


>>読んでいただき、ありがとうございます。次回へ続きます。<<


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