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ATP Finals 2022 トリノで観戦_5_トリノ観光

2022年9月に全米オープンテニスをテレビで見ていて、「テニスを現地で観戦したい!」と思い、ネットで観戦チケット、飛行機チケット、ホテル予約をポチポチして、11月にイタリア・トリノへ行ってきました。


トリノ観光

2022年のATP Finalsは11月13日(日曜日)~20日(日曜日)で開催されました。私は14日~16日の観戦チケットを購入し、12日(土曜日)にトリノに到着するようにし、12日と13日の2日間はトリノを観光しました。トリノはコンパクトな街で主な観光スポットは全て歩いて観光できました。

トリノの観光情報は現地にお住いの方やプロの旅行会社にお任せするとして、ATP Finalsに関連した観光情報を中心にまとめてみます。

トリノ観光スポット

ローマ通
歩行者天国になっていて、ATP Finalsの50年の歴史がパネルで展示してありました。
2021年のATP Finalsの時にメドベージェフがトロフィーをもって8人でアーケードを歩くオフィシャル写真が公開されましたが、その写真の撮影場所はローマ通りのエルメスとグッチのあたりだったので、例年ローマ通りはATP Finalsをサポートしているのかもしれません。


サンカルロ広場
ATP Finalsのスポンサー企業の看板や巨大テニスボールオブジェがありました。
2022年11月11日に開催されたATP FinalsメディアDAYのイベントはこちらのサンカルロ広場で行われていました。インスタを見るとレッドカーペットを歩く選手たちがファンのサインやセルフィーに応じていて、混雑していないようだったので、メディアDAYまでにトリノに行くのもよさそうだな、と思いました。

トリノ王宮【世界遺産】Palazzo Reale di Torino

ATP Finals関連の展示はなかったです。
16世紀に建てられた王宮で、イタリア王国の初代王家となったサボイア家のの美術品がたくさん展示してあります。入場料は15ユーロで、日曜日に行きましたが、事前予約はせず、待ち時間ゼロで入ることができました。
トリノ王宮だけでなく、王宮図書館、庭園、考古学博物館、武器が展示してあるサバウダ美術館、現代美術館、教会など複数の施設を全部まとめてトリノ王宮と表示されていることが多いようです。
全部の施設を見学すると丸一日かかってしまうのではないかと思うほどの展示数の多さです。トリノ王宮単体だけであれば、公式サイトでは標準滞在時間は2時間と書いてありました。
王宮内のカフェはサボイア家が実際に居住していた時のキッチンがあった場所に作られていて、家紋入りの食器類がたくさん展示してありました。ランチにパスタをいただきましたが、ツアーガイドさんがお客さんを連れて来て、食器棚を指さしながら何か説明していました(イタリア語なので理解できず)

ATP Finals観戦前後に王宮を観光して無料トラムで移動するのがおススメコースです。

トリノ王宮カフェ パスタとお水で14ユーロ

サン・ジョバンニ・バッティスタ大聖堂 Cattedrale di San Giovanni Battista
聖骸布礼拝堂があることで有名な教会です。入場料は無料です。入場チケットを売っている代理店がありますが、無料で入場できますので、ご注意ください。
位置的に近いので、トリノ王宮と併せて見学するといいと思います。
礼拝堂の前は会話禁止、写真撮影禁止でした。

パリッシュカトリック教会 Chiesa cattolica parrocchiale Gran Madre Di Dio
ポー川を越えた対岸にある教会です。トリノ王宮があるカステロ広場から歩いて30分くらいで行けました。歩いていく道すがらもATP Finalsのフラッグやダンロップの巨大テニスボールオブジェがあちこちにありました。

前年優勝者のズブレフがトロフィーにキスするフラッグが欄干にたくさんかけられています


マダマ宮殿(=市立古典美術館)【世界遺産】
ATP Finalsの期間である11月12日~20日はCASA TENNISとなっていて、スポーツとカルチャーに触れる展示も追加されていました。トリノのワインや食べ物もあったようです。CASA TENNISは入場は無料なのですが、予約が必要で、トリノに到着してから展示を知って申し込んだので、キャンセル待ちとなってしまい、結局見れませんでした。
CASA TENNISの予約者はマダマ宮殿の古代美術展が無料で見れるという素敵な特典もついていたようです。予約できず残念。

工事中のマダマ宮

トリノ観光局のプロモーション

12日にトリノに到着して、試合会場の下見のつもりでパラアルピツアーに行ってみました。ファンビレッジ内にトリノ観光局のブースがあり、ATP Finalsの観客向けの観光案内MAP(PDFダウンロードできます。2ページ目の右下に各種イベントの案内があります。)をもらうことができました。
夜にホテルに戻ってから観光マップをみると、CASA TENNISや無料のガイドツアーなどが書いてあり、慌てて申し込んでみたのですがすでに予約が埋まっていて、キャンセル待ちになってしまい、結局トリノ滞在期間中はトリノ観光局が行っているATP Finals観客向けのイベントには参加できなかったです。もっと早くに知っていたら、、、と悔やまれるのですが、仕方ないです。
2025年までATP Finalsはトリノで開催されることが決まっていて、トリノ観光局も大会スポンサーとして様々なイベントを企画するようなので、2023年以降に観戦チケットを買われる方は是非事前にトリノ観光局のサイトをチェックされることをお勧めします。

ATP Finalsの観戦チケットを持っている人は美術館・博物館の入場料割引などの特典があります。

トリノでATP Finalsを観戦する場合のまとめを次のnoteでまとめてみます。

タイトルパートナーが日本企業なのに、現地で観戦している日本の方が少なくて寂しかったです。ATP Finalsに限らず、テニスの試合を現地観戦する人が増えて、日本でのテニス熱を世界にアピールして、テレビ中継が増えて、日本でもっと大きなテニスの大会が開催されることを期待しています。

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