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自分を知るのは本来は楽しいもの

こんにちは!デンマーク在住・ライフコーチの石橋明子です。

今日は晴れ間のない曇り空ですが、まだ雪が残っているのでうっすら明るくて、きれいです。写真は昨日の夕方、夕暮れ時(と言っても15時)のマーブル模様の空がきれいで撮った1枚です。

今日は、自分を知るのは楽しいということを書こうと思います。

自分を知るとか自分探しというと、なんとなく修行みたいなイメージが浮かぶのは私だけでしょうか?自分探しをしたい目的にもよるのかもしれませんが、今の自分ではない何か、つまり別の誰かになろうとしていると、自分探しは大変になってしまうような気がします。

なぜなら、人間は自分ではない誰かにはなれないからです。全く不可能だとは言いませんが、理想の自分でいるための意志の力や相当な努力と、本当の自分をスパッと捨てる覚悟は必要になると思います。

一方で、自分の内に秘められたまだ知らない自分を探すのは楽しいものです。「あら、こんなのもあった?」「え、こんなのも?」みたいな感じで、宝探しをしていくような感じです。そして、それらのピースが今までの自分にどんな影響を与えてきたのかを理解して、存在を認める。そうすると、自分という全体像がだんだんはっきりしてきます。そのワクワク感が私は大好きです。上質の推理小説を読んでいるみたいです。

時として、見たくないものや認めるのが恥ずかしいような一面が見えたりもします。私の場合で言えば、カッコつけてる自分とか、理想を演じてる自分とか、いい人ぶってるふりして実はエゴイストな自分とか。「まぁできれば見たくないよね」という気持ちにもなります。でも、知って後悔することってないのです。それは、そんな部分を見つけると、今まで上手くいかなかったことの理由に合点がいくからです。それから、よりよい自分になっていきたいという気持ちがあるからだと思います。

なりたい自分になっていくためには、まず今の本当の自分を知る必要があります。見たくないようなパーツも自分を作っている一部であることに間違いはなく、それらなくしては自分は成り立っていないのです。

余談ですが、どうしてもそういうパーツを受け入れられない時、私はそれに名前をつけてあげます。「エゴイスト・ルーシー」とか(世の中のルーシーさん、ごめんなさい。深い意味はないです。)そうすると、私の場合、自分から少し切り離して考えられるようになるので、客観的に受け入れやすくなります。

さて本題に戻って、あなたにとって「なりたい自分」とは、そもそもなんでしょうか?

私にとっては、ベストバージョンの自分です。自分の持つ可能性を最大限に引き出して、自分も周りも世の中も幸せにすることができる自分。お手本になる人はいますが、その人をコピーしても自分が幸せにならないことは分かっています。私がなりたいのは、本当の自分、自分らしい自分なので。

私もまだまだ自分探しの途中です。どうやって最適化していけるか、毎日試行錯誤しています。楽しんでます。きっと終わりは来なくて、ある程度の歳になったら「まー、いいか」と思うのかもしれないですが、楽しい間は続けて行きたいです。

そう、楽しんでください。自分の中にある知らない自分に出会うことを。

いかがでしょうか?今、あなたが探している自分は、自分ではない何者かですか?それとも自分の中にある知らない部分でしょうか?

どなたかの自分を知るためのヒントになれば、幸いです。
今日もあなたにとってよい1日になりますように。Have a nice day!

本当の自分を知り、理想の自分に近づくためのグループ・コーチングを開催します。興味のある方は、こちらから。


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