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葬送のフリーレン 若かった頃のあの気持ちを思い出す(ピュアな時もあったよな)

こんにちは。

夏も終わりかけのオーストラリアですが
まだまだ連日30度近いので
夏が長くなったな〜と思います

先日は
初めてとあるレストランに行きました
日本人が経営してるcafeですが
そのメニューたるや。

度肝抜かれました。

プレゼンもそうだけど
料理に対する愛がハンパない。

遠くからも訪ねる人がいるというこのカフェ

山の中にぽつんとあるようなCAFEですが
ここにこないと食べれないというメニュー

さすがだなと思いました
唯一無二の料理だから
人は求めてやってくるんですね

その料理を
美味しいと思って食べれる自分も
ありがたいなと思いました

ありがたいという思いが出てきたときに
子供の頃の自分は
感動するときには
ワクワクする感覚と
目の前が開ける感覚があったなというのを思い出したんです

最近
高校生の頃や
中学生の頃の感覚を思い出そうと思って

昔のことを思い出してました

初恋とかね。笑
もう半世紀前のことでも
思い出せる

いや
思い出せる自分にびっくりですが💦

ドキドキしたあの頃
自分の気持ちについていけなくて

これってなんだろうとか思いながら
毎日が長くて
楽しくて切なくて

あの頃は気がつかなかったけれど

思い返してみたら
あれが本当に自分だったのかなって

感覚として全てではないけれど

こうだったな〜なんてのは思い出せるもんですね

そんな頃は一生懸命で
何もわからず時が流れて
何が起こっているのかもわからず
周りに合わせて生きていくことが身について

いつの間にか

生きることで精一杯で

そういう感覚を

忘れてしまってた

でも
今でもあの頃のことを思えば

その感覚が少しづつ戻ってくる

あの頃は

自分に正直で

でも
感覚をどう表現していいのかわからず

傷つくことが怖くなって

損得で考えてしまうようになり

自分の気持ちに蓋をしてしまってた

嘘で塗り固めた自分

誰も本当に自分を知らない

私自身も忘れるぐらい

だから苦しくて
辛かった

そんな自分も思い出し

でも

あの頃

悩んで悩んで

自分のことがわからないぐらい我慢して

だから
今の自分でいられる

それも事実

素直になるだけでいいのに

知恵がついていくたびに

違う方向に行ってることに気が付かず
振り返ってみると
うまくいかないことだらけ

それでも

ここにいるおかげで

その自分に気がつけた

60年も生きてると

今までの人生が長くなって

振り返ってみることがたくさんあって

ああそうだったなってことがたくさん見える

だから

還暦って
ここから生まれ変わるっていうけれど

振り返ることで
あの時こうすればよかったって思うことが
たくさんあって

それを思い出すことで

本当の自分を思い出して

本当の自分で生きていいんだって

そう思えるんでしょうね

だからここからが第二の人生

というか

この年になったら
好きなことやっていいんじゃない?的な。笑

もう残りが少なくなってきて

後悔のない生き方をするなら

心と魂が重なるように

生きていけばいいんだって

そう思えるようになってきました

よく

バケットリストと言って

死ぬ前に
やりたかったことを叶えていくということを
60過ぎてくるとやる人がいます

後悔のない人生

やりたかったことはやってみる
英語ではありますが
92歳のおばあちゃんと一緒にアメリカ中を回る
お孫さんの話がこちら

やりたいことをやっていいんだ

そう思えるだけでも

今までの人生も
無駄ではないと思います

それがあることで

旅立つことが怖くなくなる

人が死ぬのが怖いのは

まだやりたいことがあったのにとか

本当はこんなはずじゃなかったと言って

後悔することがあること

やり切れば

後悔にならないはずだけど

旅立つときに
それができてないって思う人は
たくさんいるはず

きっと

私もその一人だったと思います
今までと同じ生き方をしていたなら

中には
子供の頃からの夢を追って

そのまま突き進む人たちもいます

スポーツ選手などはそうかもしれませんね
あの人たちにとってのゴールがあるとは思います
優勝するとか
メダルを取るとか

でも
日々の生活がその全てで

そこまで自分をその場に置くということ
それはすごく大変なんだけど

夢があるということで
夢を叶えるために
頑張れるって
凄いことですよね

私は子供の頃って
夢もなくて
というか

夢をみちゃいけないって思ってたな
生きるのに精一杯だった親を見てると

そんなのは甘えだって
そんな世界はないよって
その背中で教えられてて

夢なんて
なかった

でも

あの頃の
ピュアな気持ちを思い出すことで

あの時のように生きられたら

きっと後悔はないんだろうなって

今だと思えるんです

それがなんなのかとかは

それほど重要でもなく

ただ

こうありたいと思うこと

こうあるために何をするのか

それだけでもいいんじゃないかと

だから

歳をとることって

いいなって最近思えるんです

どんどん楽になれる

その感覚を感じられるから

そこにまだまだ向かっていけるんだって

今はその感覚があるので

好きなことをやっていい

そのことに気がついただけでも
旅立つことは怖くない

あの頃の
ピュアな気持ちを思いだして

後悔のない生き方ができたら

それで

充分なのかも

そう思えるようになれたこと

今の時代に生まれてきて
よかった

今はそういう時代に流れて行ってるのだから

そう生き方

あなたもできるはずです

前置きが長くなりましたが

フリーレンもそのことを伝えていると思うんです

魔法を好きになる

楽しむことが大事

ヒンメルが
初めてフリーレンに出会った時

花を咲かす魔法を見て
そのときに
きっとフリーレンに恋してたんでしょうね
魔法を好きにしてくれたフリーレン
自分のために花を咲かせてくれたこと
それだけでよかったはず

そして

その魔法は

フリーレンが師匠から学んだもので
フリーレンも好きな魔法

人から見ると
なんでもないものでも
ガラクタに見えたとしても
自分がワクワクするものだったら
いいじゃないかって

その中に
人を喜ばすものがあるかもしれない
花を咲かせる魔法もその一つ

話が進む中
所々で
フリーレンは
フェルンの喜ぶ顔を見て
うれしそうに微笑みを見せます

人に喜んでもらう

それは
フリーレンのなかになかった感情かもしれないけれど

ヒンメルたちと一緒にいることで

人を知ることで

その感情に気がついていくんだと思います

フリーレンは
感情がないというよりは
感情があるけれど
辛い過去の思い出があったりすると
それを隠して生きてきてしまった
そんな部分もありそうですね

それを
ヒンメルたちといたことで
思い出すことで

あの頃の記憶

思い出が
もっと色をつけることになるんだと思います


私はフリーレンの話を見るたびに
昔のことを思い返して
自分の過去と向き合って
そこに色をつけて行ってます

あなたは

これから

どんな自分で生きていきますか?

本当の自分を
知っていますか?

あなたの過去に色をつけることはできますか?


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